宅建士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

宅建士 税その他 問39印紙税

問題

宅建士 | 税その他 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

印紙税の課税文書に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

土地・建物の売買契約書は課税文書です(ア正答。記載金額が1万円未満のものだけは非課税)。建物の賃貸借契約書(建物のみ)は課税文書ではありませんが、土地の賃貸借契約書は課税文書です(イ誤り)。仲介手数料の領収書は「金銭の受取証書」として5万円以上は課税文書です(ウ誤り:金額によっては課税)。電子契約は「書面」でないため印紙税不課税です(エ誤り)。

印紙税法別表第一に掲げる主要な課税文書:①第1号文書(不動産の譲渡に関する契約書、地上権・土地の賃借権の設定・譲渡に関する契約書等):土地・建物売買契約書(ア正答。契約金額1万円未満のものは非課税:別表第一第1号非課税物件欄)。②第2号文書(請負に関する契約書):建設工事請負契約書等。③第17号文書(金銭の受取書:領収書):受取金額5万円未満は非課税で、5万円以上の営業に関する受取書は課税(ウ誤り)。建物の賃貸借契約書(イ):第1号文書に掲げられているのは「土地の賃借権」の設定・譲渡に関する契約書であり、建物の賃貸借契約書は別表第一のどの号にも当たらないため課税文書ではありません(イ誤り)。電子契約(電磁的記録)は用紙等に課税事項を記載した「文書」の作成に当たらないため印紙税は課されないと取り扱われています(エ誤り)。

印紙税の「課税文書」は、印紙税法別表第一に掲げる第1号〜第20号の文書(第20号は判取帳)に該当するか否かで判断されます。不動産取引で特に重要なのは以下のとおりです。第1号文書の1(不動産の譲渡に関する契約書):土地・建物の売買・交換の契約書。第1号文書の2(地上権又は土地の賃借権の設定又は譲渡に関する契約書):借地契約書等。第2号文書(請負):建設工事の請負契約。第17号文書(金銭の受取書):受取金額5万円以上の営業に関する領収書。なお抵当権・地役権の設定契約書は課税文書に当たりません。建物の賃貸借(マンション賃貸等)が課税文書でない理由は、第1号文書に掲げられているのが「土地の賃借権」だけで、建物の賃貸借に関する契約書は別表第一のどの号にも掲げられていないからです。電子契約による印紙税非課税の論点は近年実務で重要性が増しており、電子署名法に基づく電子契約サービス(DocuSign・クラウドサイン等)の利用が広まっています。宅建試験では「土地売買は課税・建物賃貸は非課税・電子契約は非課税」の三点が重要です。

この問題の根拠出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。根拠・出典:出典:不動産適正取引推進機構(RETIO)公表の出題範囲(宅地建物取引士試験)を参照した合格ナビ独自作成各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映しています(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはRETIOと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。宅地建物取引業法・改正民法・借地借家法・建築基準法・都市計画法・盛土規制法(R5)・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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