コンピュータシステムコンピュータシステムシラバス9.2
バスタブ曲線とは?
読み方: ばすたぶきょくせん
1行定義(シラバス9.2 / IPA公式 · 確認日 2026-10-07)
機器の故障率が、時間の経過に対して初期・偶発・摩耗の3期間で浴槽の断面のように変化することを表した曲線です。
詳細解説
バスタブ曲線は、機器やシステムの故障率を時間の流れに沿って描くと、浴槽の断面のような形になることを示した図です。使い始めの初期故障期は、設計・製造上の欠陥が表面化して故障率が高く、時間とともに低下します。次の偶発故障期は、故障率が低くほぼ一定で、故障はランダムに起こります。使用年数が進むと劣化によって故障率が再び上昇する摩耗故障期に入ります。この考え方は、出荷前の試運転(エージング)で初期故障を取り除く、摩耗故障期の前に部品を交換するといった保守計画の根拠になります。信頼性の評価指標であるMTBFやMTTRとは異なり、故障率の時間変化の形を表す概念です。シラバスでは、バスタブ曲線が信頼性に関する用語例として挙げられています。
FE試験での出題ポイント
- 1初期故障期・偶発故障期・摩耗故障期の特徴を区別できるようにする
- 2各期間で行う対策(エージングや予防交換)を対応づけて理解する
- 3バスタブ曲線が表すのは故障率の時間変化であることを説明できるようにする
IPA シラバス 9.2 準拠 / 最終更新: 2026-10-07