コンピュータシステムソフトウェアシラバス9.2
ディスパッチとは?
読み方: でぃすぱっち
1行定義(シラバス9.2 / IPA公式 · 確認日 2026-10-07)
実行可能状態のタスクの中から、CPUを割り当てるものを選んで実行状態にするOSの処理です。
詳細解説
ディスパッチは、OSのタスク管理において、実行可能状態(実行待ち)にあるタスクにCPUの使用権を割り当て、実行状態へ移す処理です。この処理を担う部分をディスパッチャと呼びます。どのタスクを選ぶかはスケジューリング方式(到着順、優先度順、ラウンドロビンなど)で決まり、ディスパッチはその決定を実際に実行へ移す役割だと整理できます。タスクは一般に、実行状態、実行可能状態、待ち状態の間を遷移し、CPUを割り当てられると実行可能状態から実行状態へ、時間切れでは実行可能状態へ戻ります。一般用語としての「配送」「手配」とは別に、ここではOSの動作を指します。シラバスでは、タスクの状態遷移やディスパッチャの基本的な役割を理解する項目で示されています。
FE試験での出題ポイント
- 1実行状態・実行可能状態・待ち状態の遷移を図で説明できるようにする
- 2スケジューリング(選ぶ方式)とディスパッチ(割り当てる処理)を区別できるようにする
- 3ディスパッチャがOSのどのような役割を担うかを理解する
関連用語
IPA シラバス 9.2 準拠 / 最終更新: 2026-10-07