読み方: でんしすかし
1行定義
画像や音声、文書などのデータに、著作者などの情報を人に気づかれにくい形で埋め込む技術
詳細解説
電子透かし(digital watermark)は、画像・音声・動画・文書などのデジタルデータに、著作者や利用者などを識別するための情報を、見た目や聞こえ方をほとんど変えずに埋め込む技術です。紙幣などに入っている透かしになぞらえた名称です。データの無断複製や不正な利用が発覚した際に、誰の著作物か、どこから流出したかを特定する手がかりになります。購入者ごとに異なる情報を埋め込めば、流出元の追跡にも使えます。複製そのものを防ぐのではなく、不正の抑止や発見が主な目的です。電子署名は、データが改ざんされていないことや作成者を確認するための仕組みであり、データに埋め込む電子透かしとは目的も仕組みも異なります。加工や圧縮をされても情報が残るよう、耐性を持たせる工夫がされます。シラバスでは「セキュリティ」の「技術的セキュリティ対策」の用語例として、MDMやデジタルフォレンジックスなどと並んで示されています。
ITパスポートでの出題ポイント
- 著作者などの情報を目立たない形で埋め込む技術だと説明できるようにする
- 複製の防止ではなく、不正の抑止や発覚、流出元の特定が目的であることを理解する
- 電子署名(改ざん検知・作成者の確認)との違いを区別できるようにする
関連用語
「電子透かし」の過去問を解いて理解を定着
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07
