ITパスポート

ファブレスとは?ストラテジ系 ・ 経営戦略

読み方: ふぁぶれす

1行定義
製造設備(ファブ)を自社で持たず、設計・ブランド・マーケティングに特化し、製造工程を外部企業(ファウンドリ)に全面委託するビジネスモデル

詳細解説

ファブレス(Fabless)は「Fab(fabrication facility:製造設備)を持たない(less)」という意味で、自社では製造設備を保有せず、製品の設計・開発・ブランディング・販売に経営資源を集中するビジネスモデルです。製造を担う外部企業を「ファウンドリ(Foundry)」または「EMS(Electronics Manufacturing Service)」と呼びます。代表例として、AppleはiPhoneの設計・OSを自社で手がけますが、製造はTSMC(台湾積体電路製造)などのファウンドリに委託します。QualcommやNVIDIAも自社に製造工場を持たないファブレス半導体企業の代表格です。ファブレスのメリットは①巨額の工場投資が不要で資本効率が高い、②設計・ブランドへのリソース集中、③需要変動への柔軟対応です。デメリットは①製造技術のノウハウが蓄積されない、②ファウンドリへの依存リスク、③品質管理の難しさです。ITパスポートではOEMとの違いが論点で、「ファブレスは自社ブランドで設計し外部製造」「OEMは他社ブランドで製造を受託する」という役割の違いを明確に区別することが必要です。

ITパスポートでの出題ポイント

  1. ファブレス=設計・ブランドは自社、製造は外部委託(ファウンドリ/EMS)
  2. OEMとの違い:ファブレスは自社ブランドを持つ発注側、OEMは製造受託側
  3. NVIDIA・Apple・Qualcommなどが代表的ファブレス企業

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26