読み方: えむでぃーえむ
1行定義
Mobile Device Managementの略。企業が従業員のスマートフォン・タブレット・PCを一元管理・制御するソリューション
詳細解説
MDM(Mobile Device Management)は、企業や組織が従業員の業務用スマートフォン・タブレット・ノートPCなどのモバイルデバイスを一元的に管理・監視・制御するソリューションです。テレワークやBYOD(Bring Your Own Device: 私物デバイスの業務利用)の普及により、デバイスの紛失・盗難・不正利用によるデータ漏洩リスクが高まったことで重要性が増しています。MDMの主要機能はデバイスの一覧管理・リモートロック(紛失時に遠隔でロック)・リモートワイプ(紛失時にデータを遠隔消去)・ポリシー配布(パスワード複雑さ・画面ロック時間の強制設定)・アプリのリモートインストール/削除・暗号化の強制・越獄(ジェイルブレイク)/ルート化の検知です。BYOD環境ではMDMの代わりにMAM(Mobile Application Management: アプリ単位の管理)やコンテナ化(業務データと私的データを分離)技術が使われることもあります。代表的なMDMソリューションはMicrosoft Intune・VMware Workspace ONE・Jamf(Mac/iOS特化)・Google Endpoint Managementです。ゼロトラストセキュリティの文脈ではデバイスの健全性(コンプライアンス状態)を確認することがアクセス制御の条件となり、MDMがデバイス信頼性の確認基盤を担います。ITパスポート試験では「MDMの目的と機能」「BYODのセキュリティリスクと対策」「リモートワイプの役割」が要点です。
ITパスポートでの出題ポイント
- モバイルデバイスを一元管理・制御するソリューション
- リモートロック・リモートワイプで紛失時のデータ漏洩を防止
- BYODのリスク対策として企業で普及
- ゼロトラストでデバイスのコンプライアンス状態を確認する基盤
関連用語
- ゼロトラスト(Zero Trust) セキュリティ
- DLP セキュリティ
- 情報セキュリティポリシー セキュリティ
- 多要素認証(MFA) セキュリティ
- 検疫ネットワーク セキュリティ
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26
