ITパスポート

トランスポート層とは?テクノロジ系 ・ ネットワーク

読み方: とらんすぽーとそう

1行定義
通信する端末上のアプリケーションどうしの間で、データを確実に(または軽快に)届けるための役割を担う階層

詳細解説

トランスポート層(transport layer)は、ネットワークの通信機能を階層に分けて整理した考え方の中で、通信する2つの端末上のアプリケーション(プロセス)の間で、データの受け渡しを担う階層です。OSI参照モデルでは第4層、TCP/IPの4階層モデルではインターネット層とアプリケーション層の間に位置します。代表的なプロトコルは、TCPとUDPです。TCPは、通信の開始時に接続を確立し、データの順序の整理や、届かなかったデータの再送を行って、信頼性の高い通信を実現します。UDPは、そうした確認を行わない代わりに、処理が軽く速いため、動画や音声のリアルタイム通信などに向いています。アプリケーションを区別するために、ポート番号を使うのもこの層の働きです。ネットワーク層(IPアドレスで端末を特定して届ける層)とは、役割が異なります。シラバスでは「ネットワーク」の「代表的なネットワークアーキテクチャ」で、OSI基本参照モデルとTCP/IPの階層として示されています。

ITパスポートでの出題ポイント

  1. OSI参照モデルの第4層で、アプリケーション間のデータ受け渡しを担うと説明できるようにする
  2. TCP(信頼性重視)とUDP(軽量・高速)の違いを区別できるようにする
  3. IPアドレスで端末を特定するネットワーク層と、ポート番号を使うこの層の役割の違いを理解する

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07