マン管
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

マン管 民法・区分所有法 問45|法定相続分・相続人の範囲

問題

マン管 | 民法・区分所有法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-11

マンションの区分所有者が死亡した場合の相続に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

相続分の計算で、配偶者と子が相続人の場合は「配偶者1/2・子(全員合計)1/2」です。子が2人なら各1/4ずつです(ア:正しい)。配偶者と直系尊属(父母)の場合は「配偶者2/3・直系尊属1/3」です(イ:誤り)。配偶者と兄弟姉妹の場合は「配偶者3/4・兄弟姉妹1/4」です(ウ:誤り)。子が先に死亡した場合は孫が代襲相続できます(エ:誤り)。正答はアです。

民法900条の法定相続分:①配偶者と子:配偶者1/2・子(全員)1/2(1号)。②配偶者と直系尊属(子なし):配偶者2/3・直系尊属1/3(2号)。③配偶者と兄弟姉妹(子・直系尊属なし):配偶者3/4・兄弟姉妹1/4(3号)。子・直系尊属・兄弟姉妹が数人あるときは、各自の相続分は相等しいものとされます(4号本文)。アが正答。イについて、配偶者と父母が相続人の場合は配偶者2/3・父母合計1/3(各1/6)であり、「配偶者1/2・父母合計1/2」とするイは誤り。ウについて、配偶者と兄弟姉妹の相続分は「配偶者3/4・兄弟姉妹1/4」(民法900条3号)であり、「配偶者1/2・兄弟姉妹1/2」とするウは誤り。エについて、被相続人の子が相続の開始以前に死亡したときは、その者の子(孫)がこれを代襲して相続人となります(民法887条2項)。「代襲相続できない」というエは誤り。

相続(民法882条以下)はマン管試験で区分所有権の承継・管理費の請求等と絡めて頻出です。相続人の順位(民法887条〜890条):①第1順位:子(代襲相続・再代襲相続あり)、②第2順位:直系尊属(父母・祖父母等。親等の近い者が優先)、③第3順位:兄弟姉妹(代襲相続はその子=甥姪まで・民法889条2項)。配偶者は常に相続人となります(890条)。法定相続分(民法900条):①配偶者+子:1/2・1/2(子は均等分割)、②配偶者+直系尊属:2/3・1/3、③配偶者+兄弟姉妹:3/4・1/4。兄弟姉妹の代襲相続(889条2項)は甥姪(1代限り)であり、子の再代襲(887条3項)と異なります。父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹(半血兄弟姉妹)の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の1/2です(900条4号ただし書)。嫡出でない子の相続分を嫡出子の1/2とする規定は、最高裁大法廷の違憲決定を受けた2013年(平成25年)の民法改正で削除され、現在は同等です。遺族年金・生命保険金(受取人固有の権利)と相続財産の区別も重要です。マンション実務では、区分所有者死亡後の管理費の請求(相続開始前に発生していた滞納管理費などの金銭債務は、相続人が法定相続分に応じて承継すると解されています)・登記未了状態での組合員名簿の管理・遺産分割の完了までの区分所有権の管理が問題になります。なお相続等により取得した土地を一定の要件のもとで国庫に帰属させる制度が「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」(令和3年法律第25号・2023年4月施行)により設けられました(民法の規定ではなく別の法律による制度であり、対象は土地です)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理センター公表の出題範囲(マンション管理士試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-06-11)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は公益財団法人 マンション管理センター・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトはセンターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・建替え円滑化法・標準管理規約・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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