基本情報
基礎理論コンピュータシステムシラバス9.2

桁落ちとは?

読み方: けたおち
1行定義(シラバス9.2 / IPA公式 · 確認日 2026-10-07)

値のほぼ等しい2つの数の引き算で、有効桁数が大きく減ってしまい、結果の精度が下がる現象です。

詳細解説

桁落ちは、浮動小数点数で、値がほぼ等しい2つの数を引き算したときに、上位の桁が打ち消し合って0になり、残った下位の桁だけが結果に残るため、有効な桁数が大きく減って、相対的な誤差が大きくなる現象です。たとえば、1.234567と1.234566の差は0.000001となり、7桁あった有効数字が1桁しか残りません。もとの数に含まれていた丸め誤差が、結果の中で相対的に大きくなって目立つのです。一方、情報落ちは、絶対値の大きく異なる2つの数を加減算したとき、小さいほうの数が結果に反映されない現象で、原因となる場面が違います。オーバーフロー(あふれ)やアンダーフローとも別の現象です。式を変形して引き算を避けると、桁落ちを減らせることがあります。シラバスでは、論理シフト、算術シフト、桁落ち、情報落ち、オーバーフローなどが用語例として挙げられています。

FE試験での出題ポイント

  • 1桁落ち(近い値の引き算)と情報落ち(大きさの違う値の加減算)を区別できるようにする
  • 2有効桁数が減る理由を、具体的な数値で説明できるようにする
  • 3オーバーフローやアンダーフローとの違いを整理する

関連用語

丸め誤差
コンピュータシステム

「桁落ち」を問う科目B問題を解いて理解を定着

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IPA シラバス 9.2 準拠 / 最終更新: 2026-10-07