基礎理論AI・新技術シラバス9.2
エキスパートシステムとは?
読み方: えきすぱーとしすてむ
1行定義(シラバス9.2 / IPA公式 · 確認日 2026-10-07)
専門家の知識をルールとして知識ベースに蓄え、推論エンジンで結論を導く人工知能のシステムです。
詳細解説
エキスパートシステムは、特定の分野の専門家が持つ知識や判断の基準を「もし〜ならば〜」といったルールの形で知識ベースに蓄え、推論エンジンがそれらを使って結論を導き出すシステムです。診断や相談業務などの支援に使われてきました。構成要素は、知識を保持する知識ベース、知識を用いて推論する推論エンジン、利用者との入出力を担当するユーザーインタフェースです。知識は人が整理して与える必要があるため、知識の獲得(知識の取り出しと整理)に手間がかかる点や、想定外の事柄に弱い点が課題とされます。データから自動的に規則性を学ぶ機械学習とは、知識の与え方が異なります。シラバスでは、エキスパートシステム、知識ベース、推論エンジン、汎化などが用語例として挙げられています。
FE試験での出題ポイント
- 1知識ベースと推論エンジンの役割を区別できるようにする
- 2知識の獲得に手間がかかるという課題を説明できるようにする
- 3機械学習との知識の与え方の違いを理解する
関連用語
IPA シラバス 9.2 準拠 / 最終更新: 2026-10-07