基礎理論コンピュータシステムシラバス9.2
半加算器とは?
読み方: はんかさんき
1行定義(シラバス9.2 / IPA公式 · 確認日 2026-10-07)
2進数1桁どうしの加算を行い、和と上の桁への桁上げを出力する論理回路です。
詳細解説
半加算器(Half Adder)は、1桁の2進数2つ(A、B)を足し、その桁の和(S)と上位の桁への桁上げ(C)を出力する論理回路です。和は排他的論理和(XOR)、桁上げは論理積(AND)で表せます。たとえば1と1を足すと、和は0、桁上げは1になります。ただし、下位の桁からの桁上げを入力として受け取れないため、複数桁の加算にはそのままでは使えません。下位からの桁上げも含めて3つのビットを足せる回路が全加算器で、全加算器は半加算器2つと論理和(OR)回路を組み合わせて作れます。全加算器を桁数分つなげれば、複数桁の加算回路になります。シラバスでは、基本となる論理回路の組合せによって半加算器や全加算器を構成する内容が示されています。
FE試験での出題ポイント
- 1半加算器の和がXOR・桁上げがANDで表せることを真理値表で確かめられるようにする
- 2半加算器と全加算器の違い(下位からの桁上げの有無)を区別できるようにする
- 3全加算器が半加算器2つとORで構成できることを理解する
関連用語
IPA シラバス 9.2 準拠 / 最終更新: 2026-10-07