基礎理論ネットワークシラバス9.2
ハミング符号とは?
読み方: はみんぐふごう
1行定義(シラバス9.2 / IPA公式 · 確認日 2026-10-07)
データに検査用のビットを加え、1ビットの誤りを検出して訂正できる誤り訂正符号です。
詳細解説
ハミング符号は、元のデータに複数の検査ビット(冗長なビット)を加えて、通信や記憶の途中で生じた1ビットの誤りを、受信側で検出し、その位置を特定して訂正できるようにした誤り訂正符号です。検査ビットは、データの各ビットの異なる組合せに対するパリティを計算したもので、受信側が検査をやり直したときの結果の組合せ(シンドローム)から誤りの位置がわかります。パリティチェックは誤りの有無を検出できるだけで訂正できませんが、ハミング符号は1ビットの誤りを訂正できる点が違います。基本のハミング符号は2ビットの誤りを正しく扱えませんが、全体のパリティビットを1つ追加した拡張ハミング符号では、1ビットの誤りの訂正に加えて2ビットの誤りの検出ができます。主記憶のECC(誤り訂正符号)方式の考え方の基になっています。シラバスでは、CRC、ハミング符号、パリティチェック、ECC、チェックサムなどが、誤り検出・訂正の用語例として並んで挙げられています。
FE試験での出題ポイント
- 1パリティチェック(検出のみ)とハミング符号(1ビット訂正、拡張ハミング符号では2ビット検出も可能)の違いを区別できるようにする
- 2検査ビットを加えて誤りの位置を特定する考え方を説明できるようにする
- 3CRC・チェックサム・ECCなど、誤り検出・訂正の用語を整理する
関連用語
IPA シラバス 9.2 準拠 / 最終更新: 2026-10-07