読み方: ふぇーるそふと
1行定義
障害発生時に機能を縮退させながらもシステムの処理を継続させる設計思想。完全停止より部分継続を優先する
詳細解説
フェールソフト(Fail Soft)とは、システムの一部に障害が発生した場合でも、性能や機能を縮退(グレースフルデグラデーション)させながら動作を継続する設計思想です。完全停止を避け、可能な限りサービスを維持することを優先します。例えば、複数CPUのうち1つが故障しても残りのCPUで低速ながら処理を継続する場合や、RAIDでディスク1台が故障しても冗長ディスクで読み書きを継続する場合がフェールソフトの実例です。ECサイトで決済機能が故障した際に商品閲覧のみ継続するといったソフトウェア的な実装もあります。フェールソフトは「処理継続」を優先するのに対し、フェールセーフは「安全な停止」を優先します。どちらを選択するかはシステムの特性と要求される信頼性・可用性のバランスによって決まります。
ITパスポートでの出題ポイント
- フェールソフトの定義(機能縮退して処理継続)
- グレースフルデグラデーション(縮退運転)の概念
- フェールセーフとの違い(停止 vs 縮退継続)
関連用語
- フェールセーフ コンピュータシステム
- フールプルーフ コンピュータシステム
- フォールトトレラント コンピュータシステム
- クラスタリング コンピュータシステム
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26
