読み方: せきゅあぶーと
1行定義
コンピュータの起動時に、OSやブートローダが正規のものかを電子署名で検証し、改ざんされたものの起動を防ぐ仕組み
詳細解説
セキュアブートは、コンピュータの電源を入れてからOSが起動するまでの過程で、ファームウェアやブートローダ、OSのカーネルなどが、信頼できる発行元の電子署名を持つかを順に検証し、署名が合わないものは起動させない仕組みです。起動の最も早い段階に入り込んで検知を逃れる不正プログラムを防ぐ目的があります。OSが起動してからでは対策ソフトが働けないため、その前の段階で守る点が特徴です。検証には電子署名やデジタル証明書の考え方が使われ、あらかじめ登録された鍵と照合します。多くのパソコンではUEFIファームウェアの設定で有効・無効を切り替えられます。シラバスでは「セキュリティ」の「情報セキュリティ対策の種類」の技術的セキュリティ対策に、耐タンパ性やTPMなどと並んで示されています。TPMは鍵などを安全に保管する専用チップで、セキュアブートとは役割が異なります。
ITパスポートでの出題ポイント
- OS起動前の段階で、電子署名により正規のソフトウェアだけを起動させる仕組みと理解する
- 起動後に働くウイルス対策ソフトとは、守る段階が異なることを区別できるようにする
- 鍵の保管を担うTPMとは役割が異なる点を押さえる
関連用語
- デジタル署名 セキュリティ
- 電子証明書(デジタル証明書) セキュリティ
- マルウェア セキュリティ
- OS(オペレーティングシステム) コンピュータシステム
- カーネル ソフトウェア
「セキュアブート」の過去問を解いて理解を定着
合格ナビでは IPA 公式 600問 + 3段階の解説(初級・標準・上級) で「○○とは?」をその場で深掘りできます。
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07
