読み方: てぃーしーおー
1行定義
情報システムの導入から運用・保守・廃棄までに必要な費用の総額
詳細解説
TCO(Total Cost of Ownership:総所有費用)は、情報システムやIT機器を導入するときの購入費だけでなく、運用・保守、教育、電力、故障対応、廃棄に至るまでの全期間にかかる費用を合計した考え方です。費用は大きく、導入時にかかる初期コストと、使い続ける間にかかる運用コストに分けて考えます。初期費用が安くても、運用や保守に手間と費用がかかれば、総額では高くつくことがあります。そのため、製品やサービスを比較するときは、目先の価格ではなく全期間の総額で判断するのが目的です。たとえば、自社でサーバーを保有する場合と、クラウドサービスを利用する場合の比較などに使われます。ROIが投資に対する効果を見る指標であるのに対し、TCOは費用側に注目した指標です。シラバスでは「コンピュータシステム」の「システム構成要素」にある「システムの経済性」で、初期コスト、運用コストと並ぶ用語として示されています。
ITパスポートでの出題ポイント
- 購入費だけでなく運用・保守・廃棄を含む全期間の総額であることを理解する
- 初期コストと運用コストの区別を押さえる
- 費用に注目するTCOと、投資効果を見るROIの違いを区別できるようにする
関連用語
- ROI(投資利益率) 財務会計
- クラウド(SaaS/PaaS/IaaS) ネットワーク
- キャパシティ管理 サービスマネジメント
- 減価償却 財務会計
「TCO(総所有費用)」の過去問を解いて理解を定着
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07
