読み方: しんくらいあんと
1行定義
端末側には最小限の機能だけを持たせ、アプリケーションやデータの処理・保管をサーバー側で行う方式
詳細解説
シンクライアント(thin client)は、利用者が使う端末(クライアント)には画面表示や入力などの最小限の機能だけを持たせ、アプリケーションの実行やデータの保管をサーバー側で行う方式、またはそのための端末です。「thin(薄い)」という名前は、端末の機能が薄いことに由来します。端末にデータが残らないため、紛失や盗難があっても情報漏えいのリスクを下げやすく、ソフトウェアの更新や管理をサーバー側にまとめられるのが利点です。テレワークなどで、自宅から社内の環境を安全に利用する目的でも使われます。一方、サーバーやネットワークに負荷が集中し、通信が止まると作業ができなくなる弱点があります。これに対して、端末側で処理や保管を行う通常のパソコンはファットクライアントと呼ばれます。シラバスでは「コンピュータシステム」の「システムの構成」の用語例として、クラスタやNASなどと並んで示されています。
ITパスポートでの出題ポイント
- 処理とデータの保管をサーバー側に集める方式だと説明できるようにする
- 端末にデータを残さないため、情報漏えい対策になることを理解する
- サーバーや通信への依存が大きいという弱点を理解する
関連用語
- 仮想化 コンピュータシステム
- クラウド(SaaS/PaaS/IaaS) ネットワーク
- VPN ネットワーク
- MDM(モバイルデバイス管理) セキュリティ
「シンクライアント」の過去問を解いて理解を定着
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07
