読み方: ひきのうようけん
1行定義
システムが備えるべき機能そのもの以外の、性能・可用性・拡張性・セキュリティなどの品質に関する要件
詳細解説
非機能要件は、システムの要件のうち、「何ができるか」という機能に関するもの(機能要件)以外の、システムの品質や運用の条件にかかわる要件です。たとえば、処理の速さや同時に利用できる人数などの性能、止まらずに使えることを示す可用性、利用者や業務の増加への対応のしやすさを示す拡張性、情報を守るためのセキュリティ、保守のしやすさ、運用の方法などが含まれます。機能要件が満たされていても、動作が極端に遅かったり、頻繁に停止したりすれば、システムは役に立ちません。そのため、要件定義の段階で、利用者や発注者と開発側が、具体的な目標値まで含めて合意しておくことが重要です。非機能要件は利用者に意識されにくく、漏れやすいため、後で大きな手戻りになりがちです。シラバスでは「システム開発技術」の「システム要件定義・ソフトウェア要件定義」に、機能要件とともに用語例として示されており、「システム企画」の業務要件定義でも、要件・非機能要件の定義として扱われます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 機能そのもの以外の、性能・可用性・セキュリティなどの要件と理解する
- 機能要件との違いを、具体例(処理速度、稼働率など)で区別できるようにする
- 要件定義の段階で、目標値まで合意しておくことの重要性を押さえる
関連用語
- 要件定義 プロジェクトマネジメント
- 可用性 サービスマネジメント
- SLA サービスマネジメント
- キャパシティ管理 サービスマネジメント
- 品質マネジメント プロジェクトマネジメント
- ウォーターフォール開発 システム開発
「非機能要件」の過去問を解いて理解を定着
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07
