読み方: わすれられるけんり
1行定義
本人が、自分に関する個人データの消去を事業者などに求めることができる権利(消去権)
詳細解説
忘れられる権利(right to be forgotten)は、本人が、自分に関する個人データを事業者などに削除させるよう求めることができる権利で、「消去権」とも呼ばれます。インターネット上では、過去の情報が検索結果に残り続けるため、本人の私生活や名誉に影響を与えることがあり、その対策として議論されてきました。EUの一般データ保護規則(GDPR)には、データが不要になった場合や、本人が同意を撤回した場合などに、本人が削除を求められる規定があります。ただし、表現の自由や公共の利益などとの関係で、常に認められるとは限りません。日本の個人情報保護法にも、一定の場合に利用の停止や消去を求められる規定がありますが、制度の範囲は各国で異なります。「匿名化」や「仮名化」は、データから個人を特定しにくくする別の方法です。シラバスでは「企業と法務」の「パーソナルデータの保護に関する国際的な動向」の用語例として、GDPR・仮名化・匿名化と並んで示されています。
ITパスポートでの出題ポイント
- 本人が個人データの消去を求められる権利(消去権)だと説明できるようにする
- GDPRに関連する用語として理解する
- 匿名化や仮名化とは別の考え方であることを区別できるようにする
関連用語
- GDPR(EU一般データ保護規則) 法務
- 個人情報保護法 法務
- マイナンバー制度 法務
- PDS(パーソナルデータストア) ビジネスモデル
「忘れられる権利」の過去問を解いて理解を定着
合格ナビでは IPA 公式 600問 + 3段階の解説(初級・標準・上級) で「○○とは?」をその場で深掘りできます。
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-10-07
