危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問150|危険物と「自然発火性物質・禁水性物質」

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

消防法上の危険物の分類(第1類〜第6類)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正しいのはアです。第3類の危険物は「自然発火性物質および禁水性物質」で、空気・水と反応して自然発火・爆発する性質があります(ナトリウム・黄りん等)。

  • ア(正): 第3類=自然発火性物質および禁水性物質。定義が正確。
  • イ(誤): 引火性固体は第2類(可燃性固体の一部に引火性固体が含まれる)。第3類は引火性固体ではない。
  • ウ(誤): 酸化性固体は第1類。第2類は可燃性固体。
  • エ(誤): 乙4(乙種第4類)は第4類のみ取扱い可。第3類の取扱いは乙種第3類または甲種の免状が必要。
  • オ(誤): 第5類は自己反応性物質(第4類の引火性液体とは別分類)。

「第3類=自然発火性物質・禁水性物質(空気・水と反応して危険)」を押さえます。

危険物の第1〜6類の性質名(消防法別表第一):

類別性質名代表物質特徴
第1類酸化性固体塩素酸塩類・過マンガン酸塩類等不燃・他の燃焼を助ける(助燃性)
第2類可燃性固体硫黄・赤りん・金属粉・引火性固体等着火しやすい固体
第3類自然発火性物質および禁水性物質ナトリウム・黄りん・アルキルアルミニウム空気・水と接触で発火・爆発
第4類引火性液体ガソリン・灯油・アルコール類等引火性の液体(乙4の対象)
第5類自己反応性物質有機過酸化物・ニトロ化合物等分子内に酸素を含み自ら燃焼・爆発
第6類酸化性液体過酸化水素・硝酸等不燃・他の燃焼を助ける(助燃性)

各選択肢の判定:

  • ア(正): 第3類は「自然発火性物質および禁水性物質」で、空気(自然発火性)または水(禁水性)と反応して発火・爆発するリスクがある。ナトリウム(禁水性)・黄りん(自然発火性)が代表例。
  • イ(誤): 「引火性固体」は第2類(可燃性固体)の中の一品名であり、第3類の名称ではない。
  • ウ(誤): 「酸化性固体」は第1類。第2類は「可燃性固体」(自ら燃えやすい固体・助燃ではない)。
  • エ(誤): 乙種第4類免状は第4類のみ取扱い可。第3類(自然発火性・禁水性物質)の取扱いには乙種第3類または甲種が必要。
  • オ(誤): 第5類(自己反応性物質)は液体・固体の両方がある。第4類(引火性液体)とは別分類で、性質も異なる。

引っかけパターント: 「第2類が酸化性固体」(第1類と混同)、「乙4が第3類も扱える」(乙4は第4類のみ)が定番誤り。

【理論的背景】

消防法別表第一に基づく危険物の6類区分は、物質の危険特性(引火・爆発・酸化促進・自然発火等)によって分類されています。乙4受験者は第4類(引火性液体)を中心に学びますが、法令科目では他の5類の「性質名」(酸化性固体・可燃性固体・自然発火性・禁水性・引火性液体・自己反応性・酸化性液体)の一語説明と代表物質の対応を問われます。

特に混同しやすいのは、第1類と第2類の逆(酸化性固体が第1類・可燃性固体が第2類)と、第1類と第6類の共通点(両方が「酸化性・助燃性・不燃性」であること)です。

【実務・条文構造】

危険物の6類区分の確立事実(消防法別表第一):

類別性質名(正確な法令用語)主な危険特性
第1類酸化性固体不燃・酸化(助燃)性
第2類可燃性固体可燃・着火しやすい
第3類自然発火性物質および禁水性物質空気/水と反応して発火・爆発
第4類引火性液体引火性の液体・蒸気が可燃
第5類自己反応性物質分子内反応で自ら燃焼・爆発
第6類酸化性液体不燃・酸化(助燃)性

第3類の主な物質(自然発火性・禁水性の区別):

  • 自然発火性のみ: 黄りん(空気中で自然発火)
  • 禁水性のみ: 一部の金属(加工状況による)
  • 自然発火性かつ禁水性: ナトリウム・カリウム・アルキルアルミニウム等(空気・水両方と反応)

第4類と他の類の関係:

  • 乙4(乙種第4類)の免状は第4類のみ取扱い可(第1〜3・5〜6類は不可)。
  • 複数の類を扱うには複数の乙種免状または甲種が必要。
  • 甲種は第1〜6類すべてを取り扱える唯一の免状。

【試験での位置づけ】

危険物の6類区分の性質名は法令B頻出です。(1)第1類=酸化性固体(助燃・不燃)、(2)第2類=可燃性固体、(3)第3類=自然発火性物質・禁水性物質(空気/水と反応)、(4)第4類=引火性液体(乙4の対象)、(5)第5類=自己反応性物質、(6)第6類=酸化性液体(助燃・不燃)、が核心です。引っかけは「第2類が酸化性固体」(ウ・実は第1類)、「乙4が第3類も扱える」(エ・第4類のみ)、「第5類が引火性液体」(オ・実は自己反応性物質)です。6類の「性質名1語」を各類番号と対応させて暗記します。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(正): 第3類は自然発火性物質および禁水性物質(消防法別表第一)。空気・水と反応して発火・爆発するリスクがある。ナトリウム・黄りん等が代表物質。
  • イ(誤): 「引火性固体」は第2類(可燃性固体)の中の品名。第3類の性質名は自然発火性物質・禁水性物質。
  • ウ(誤): 「酸化性固体」は第1類。第2類は「可燃性固体」(自ら燃える固体・不燃の酸化性固体とは逆)。
  • エ(誤): 乙4免状は第4類のみ取扱い可。第3類の取扱いには乙種第3類または甲種が必要。
  • オ(誤): 第5類は「自己反応性物質」(第4類の引火性液体とは別分類)。第5類には液体・固体両方がある。

【根拠法令】消防法 別表第一(危険物の分類・第1〜6類の性質名と品名)。

【補足】第1類=酸化性固体・第2類=可燃性固体・第3類=自然発火性物質・禁水性物質・第4類=引火性液体・第5類=自己反応性物質・第6類=酸化性液体。乙4は第4類のみ(第3類は別免状)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 消防法別表第一(危険物の分類)。第3類=自然発火性物質および禁水性物質(ナトリウム・黄りん等)。第2類は可燃性固体(酸化性固体は第1類)。乙4は第4類のみ取扱い可(第3類は不可)。第5類は自己反応性物質(引火性液体の第4類とは別分類)。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

この問題の関連トピック

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