登録販売者
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

登録販売者 第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問37|「その他の注意」と「使用上の注意」の標識的マーク

問題

登録販売者 | 第5章 医薬品の適正使用・安全対策 | (手引き令和8年4月版・令和8年5月施行改正反映)

一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の構成・表示・標識的マークに関する次のア〜オの記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正答(誤っている選択肢)はアです。

手引きは、「使用上の注意」「してはいけないこと」及び「相談すること」の各項目の見出しには、それぞれ例示された標識的マークが付されていることが多いとしています。「してはいけないこと」の見出しに限られるとするアは誤りです。

ウ(使用上の注意の構成)・イ(目立つように記載)・エ(その他の注意の記載)・オ(してはいけないことの内容)は、いずれも手引きの記述どおりです。

添付文書「使用上の注意」の構成と表示の原則:

項目内容(手引き)見出しの標識的マーク
使用上の注意(全体)「してはいけないこと」「相談すること」「その他の注意」から構成。適正使用のために重要と考えられる項目が前段。枠囲い、文字の色やポイントを変えるなど目立つように記載例示された標識的マークが付されていることが多い
してはいけないこと(別表5-1)守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項例示された標識的マークが付されていることが多い
相談すること(別表5-2)その医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべきである場合例示された標識的マークが付されていることが多い
その他の注意容認される軽微なものについて「次の症状が現れることがある」として記載(手引きに標識的マークの記載なし)

各選択肢の解説:

  • ウ(正): 「使用上の注意」は「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成され、適正使用のために重要と考えられる項目が前段に記載されています。
  • イ(正): 枠囲い、文字の色やポイントを変えるなど、他の記載事項と比べて目立つように記載されています。
  • ア(誤): 「使用上の注意」「してはいけないこと」及び「相談すること」の各項目の見出しには、それぞれ例示された標識的マークが付されていることが多いとされています。「してはいけないこと」に限られるわけではありません。
  • エ(正): 「その他の注意」には、容認される軽微なものについて「次の症状が現れることがある」として記載されています。
  • オ(正): 「してはいけないこと」には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されています。一般用検査薬では、その検査結果のみで確定診断はできないので、判定が陽性であれば速やかに医師の診断を受ける旨が記載されています。

【「使用上の注意」の構成・表示と、外箱等への記載のつながり】

1. 添付文書の記載義務(薬機法第52条第2項)

薬機法第52条第2項の規定により、要指導医薬品、一般用医薬品及び薬局製造販売医薬品には、添付文書又はその容器若しくは被包に、「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載が義務づけられています。一般用医薬品の添付文書では、「使用上の注意」は⑤番目の項目として記載されます。

2. 「使用上の注意」の構成と表示

  • 「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成され、適正使用のために重要と考えられる項目が前段に記載されている
  • 枠囲い、文字の色やポイントを変えるなど、他の記載事項と比べて目立つように記載されている
  • 「使用上の注意」、「してはいけないこと」及び「相談すること」の各項目の見出しには、それぞれ例示された標識的マークが付されていることが多い

3. 各項目の内容

項目内容
してはいけないこと(別表5-1)守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項。(a)「次の人は使用(服用)しないこと」、(b)「次の部位には使用しないこと」、(c)「本剤を使用(服用)している間は、次の医薬品を使用(服用)しないこと」等
相談すること(別表5-2)その医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべきである場合。「医師(又は歯科医師)の治療を受けている人」等
その他の注意容認される軽微なものについて、「次の症状が現れることがある」として記載

4. 外箱等への記載とリスク区分の表示

添付文書は通常、外箱等に封入されているため、購入後に開封して初めて自分(又は家族)にとって適当な製品でなかったことが分かるといった事態等を防ぐため、使用上の注意のうち、「してはいけないこと」の項の「次の人は使用(服用)しないこと」「次の部位には使用しないこと」「授乳中は本剤を服用しないか本剤を服用する場合は授乳を避けること」「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」等、副作用や事故等が起きる危険性を回避するため記載されている内容は、外箱等にも記載されています。

また、一般用医薬品の直接の容器又は直接の被包には、薬機法第50条第8号により、第36条の7第1項に規定する区分(リスク区分)ごとに、厚生労働省令で定める事項の記載が求められています。手引きでも、その一般用医薬品が分類されたリスク区分を示す識別表示は法定表示事項として扱われています。

5. 登録販売者の実務

専門家は、添付文書や製品表示の内容を的確に理解した上で、購入者等の状況に応じて、積極的な情報提供が必要と思われる事項に焦点を絞って説明することが重要です。購入者には、見出しの標識的マークや目立つ表示を手がかりに「してはいけないこと」「相談すること」をまず確認するよう案内します。

この問題の根拠
  • 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第52条・第50条e-Govで原文を読む
条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(各都道府県が公表する試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(令和8年4月版)第5章Ⅰ-1)「添付文書の読み方」(⑤使用上の注意)(使用上の注意の表示・標識的マーク) 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(2026版相当)に準拠し、章節を明記しています。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。出題範囲・法令・手引きは改正されることがあるため、最新の内容は各都道府県・厚生労働省の公式情報をご確認ください。