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流れ図(フローチャート)の記号と読み方基本情報の過去問をトレース表で解く

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

流れ図(フローチャート)の記号を、IPAのシラバスが挙げる7つ(端子・処理・判断・ループ端など)で一覧に整理。ループ端の繰返し指定の読み方、基本情報技術者試験の過去問2問をトレース表と別の方法の検算で解く手順、擬似言語への書き換え方まで解説します。

目次
  1. 流れ図とは:処理の手順を記号と線で表した図
  2. 流れ図の基本の3つの構造:順次・分岐・反復
  3. ループ端の読み方:「変数名:初期値,増分,終値」
  4. 流れ図の解き方①:10進数を2進数に変える流れ図をトレースする
  5. 流れ図の解き方②:実行の順番から初期値を求める(令和5年度 科目A 問11)
  6. 流れ図を擬似言語に書き換える:科目Bへのつなぎ方
  7. 流れ図の問題で間違えやすい点
  8. まとめ
結論:流れ図(フローチャート)は、処理の手順を記号と線でつないで表した図です。IPAの試験では流れ図の記号は JIS X 0121 に従い、基本情報技術者試験のシラバスが用語例に挙げる記号は「端子・処理・定義済み処理・判断・ループ端・データ・線」の7つです。問題を解くときは、変数の値を記号ごとに表へ書き出す「トレース」で追うのが確実で、ループ端の「変数名:初期値,増分,終値」を読めるかどうかが分かれ目になります。

合格ナビに掲載している基本情報技術者試験の問題520問(IPAが公表した平成21年度〜令和7年度の問題とサンプル問題)のうち、問題文に「流れ図」とある問題は5問で、5問とも流れ図をたどって答える問題です(うち2問は同じ問題の再出題)。ITパスポート試験の600問(令和3〜8年度)では、流れ図をたどる問題が2問あります(2026-10-02 当サイト集計。試験全体での出題頻度ではありません)。

記号(シラバスの用語例)IPAの問題での形役割この記事の例
端子両端が丸い横長の枠流れ図の始まりと終わり「開始」「終了」
処理長方形代入や計算など、ひとまとまりの処理「m ← a」「n ← b」
判断ひし形条件で行き先を分ける。出口ごとに条件(=・≠・>・< など)を書く「m : n」
ループ端上側は上の角を、下側は下の角を斜めに切った枠の2つ1組2つの枠ではさんだ処理を繰り返す。上の枠に名前と繰返し指定(問題によっては終了条件)を書く「変換」「k:1,1,8」
データ(この記事では省略)(この記事では省略)-
定義済み処理(この記事では省略)(この記事では省略)-
線記号どうしをつなぐ線処理の流れを表す。上へ戻る線には矢印が付いている②へ戻る線

記号の名前はIPA 基本情報技術者試験シラバス Ver.9.2の「(1)流れ図」の用語例、形と使われ方はこの記事で取り上げるIPAの問題(2022年のサンプル問題 問2・問6、令和5年度 科目A 問11、ITパスポート試験 令和4年度 問79)の図で確認できる範囲で書いています。試験の流れ図は JIS X 0121 に従うとされています(次の章を参照)。データと定義済み処理は、引用する問題の図から形と役割を読み取れないため、この記事では省略しています。

流れ図とは:処理の手順を記号と線で表した図

流れ図は、アルゴリズム(問題を解く手順)を図にしたものです。「流れ図」と「フローチャート」は同じものを指し、IPAのシラバスにも「流れ図(フローチャート)」と併記されています。

IPAの「試験で使用する情報技術に関する用語・プログラム言語など」は、試験で使う記号・図について「情報処理用流れ図など:JIS X 0121」と定めています。それ以外の決まりは「問題文中で定義する」とされているので、問題文の注記が最優先です。

試験での位置づけは次のとおりです(IPA 試験要綱 Ver.5.6)。

試験出題範囲での書かれ方当サイトの問題数(流れ図をたどる問題)
ITパスポート試験中分類「アルゴリズムとプログラミング」で「流れ図や擬似言語の読み方,書き方を問う。」600問中2問
基本情報技術者試験 科目A小分類「アルゴリズム」の知識項目例に「流れ図の理解」520問中5問
基本情報技術者試験 科目B「プログラム言語について,基本情報技術者試験では擬似言語を扱う。」(科目Bの問題は未掲載)

科目Bは流れ図ではなく擬似言語で出題されます。とはいえ、流れ図の判断・繰返しは擬似言語の if・while・for にそのまま置き換えられるので、流れ図でトレースに慣れることは科目Bの準備にもなります(後半の「擬似言語に書き換える」で扱います)。

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流れ図の基本の3つの構造:順次・分岐・反復

どんな流れ図も、3つの構造の組み合わせでできています。文部科学省の「情報Ⅰ」教員研修用教材は、これを制御構造と呼び、次のように説明しています(文部科学省 高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材 第3章)。

構造教材の説明流れ図で使う記号
順次「上から下へ記述された順に処理を実行する。」処理(長方形)を線で縦につなぐ
分岐「条件により処理を選択する。」判断(ひし形)の出口を分ける
反復「条件が真の間,処理を繰り返し実行し,偽になるとループ終端の下にある処理を実行する。」ループ端ではさむ、または判断から上へ戻る線

この記事で引用するIPAの問題の図から読み取れる決まりは、次の4つです。

  • ① 上から下へ読む。上へ戻る線には矢印が付いています(令和5年度 科目A 問11 の②へ戻る線)
  • ② 判断の記号は、出口ごとに条件を書きます(問11の②は「=」と「≠」、③は「>」と「<」)
  • ③ ループ端は同じ名前を付けた上下2つの枠で処理をはさみます(2022年のサンプル問題 問2 は上下とも「変換」、問6 は「ループ 1」「ループ 2」)
  • ④ 空欄(a、b など)は、枠の中の小さな四角で示されます(サンプル問題 問2)

この記事で取り上げるIPAの問題では、反復は2通りの書き方で出てきます。ループ端ではさむ書き方と、判断から上へ戻る線で輪を作る書き方です。前者の例が2022年のサンプル問題 問2、後者の例が令和5年度 科目A 問11で、このあと両方を解きます。

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ループ端の読み方:「変数名:初期値,増分,終値」

IPAの流れ図の問題では、ループ端に書いた指定の意味が問題文の注記で示されます。2022年のサンプル問題 問2・問6 と令和元年度 秋期 問1 には、次の注記が付いています。

(注)ループ端の繰返し指定は,変数名:初期値,増分,終値を示す。

出典:基本情報技術者試験 科目A サンプル問題 問2(独立行政法人情報処理推進機構)。

一方、ITパスポート試験の令和4年度 問79 は、上のループ端に「繰返し x = y(注)」と書き、次の注記を付けています。

(注)ループ端の条件は,終了条件を示す。

出典:令和4年度 ITパスポート試験 問79(独立行政法人情報処理推進機構)。

同じループ端でも、中に書くものが「繰返し指定」か「終了条件」かは問題ごとに違います。注記を先に読んでからトレースを始めてください。

繰返し指定の「k:1,1,8」は、k を1から始め、1ずつ増やし、8まで繰り返すという意味です。k は 1, 2, 3, …, 8 と変わるので、ループ端ではさんだ処理は8回実行されます。

繰返し指定変数の動き実行回数
k:1,1,81, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 88回
i:0,1,70, 1, 2, …, 78回
k:2,2,62, 4, 63回

回数は「(終値 - 初期値)÷ 増分 + 1」で数えられます(割り切れないときは、割り算の結果の小数点以下を切り捨ててから1を足します)。たとえば「k:2,2,6」なら (6 - 2) ÷ 2 + 1 = 3回で、2, 4, 6 と書き出した数(3個)と一致します。「i:0,1,7」は2022年のサンプル問題 問6 で使われている指定で、0から始まる点に注意します。

擬似言語(科目B)で同じ繰返しを書くと、IPAの公開問題の書き方では「for (k を 1 から 8 まで 1 ずつ増やす)」のようになります(令和8年度 科目B 公開問題の問3に「for (iを3からnまで1ずつ増やす)」の形があります)。

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流れ図の解き方①:10進数を2進数に変える流れ図をトレースする

ループ端の流れ図を、IPAのサンプル問題で解きます。同じ問題は令和元年度 秋期 午前 問1でも出題されています。

問題(逐語引用)

問2 次の流れ図は,10 進整数j(0 < j < 100)を8 桁の2 進数に変換する処理を表している。2 進数は下位桁から順に,配列の要素NISHIN (1) からNISHIN (8) に格納される。流れ図のa 及びb に入れる処理はどれか。ここで,j div 2 は j を2 で割った商の整数部分を,j mod 2 は j を2 で割った余りを表す。

流れ図の中身(上から順に):「開始」→「j を入力」→ループ端「変換 k:1,1,8」→空欄 a →空欄 b →ループ端「変換」→「終了」。図は問題ページで確認してください。

ab
アj ← j div 2NISHIN (k) ← j mod 2
イj ← j mod 2NISHIN (k) ← j div 2
ウNISHIN (k) ← j div 2j ← j mod 2
エNISHIN (k) ← j mod 2j ← j div 2

出典:基本情報技術者試験 科目A サンプル問題 問2(独立行政法人情報処理推進機構)。同じ問題:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問1。流れ図の中身は当サイトが図の文字を上から順に書き出したものです。

手順① 選択肢を絞る

2進数の1桁は0か1です。j div 2 は商なので2以上になることがあり、NISHIN (k) に入れる値としては不適切です。この時点で、NISHIN (k) に j div 2 を入れるイとウは外れます。残るのは、余りを先に格納してから j を2で割る(エ)か、先に割ってから余りを格納する(ア)かです。

手順② エでトレースする

j=13(当サイトが選んだ値)で、エを入れて1行ずつ追います。

ka:NISHIN (k) ← j mod 2b:j ← j div 2
113 mod 2 = 1 → NISHIN (1) = 113 div 2 = 6
26 mod 2 = 0 → NISHIN (2) = 06 div 2 = 3
33 mod 2 = 1 → NISHIN (3) = 13 div 2 = 1
41 mod 2 = 1 → NISHIN (4) = 11 div 2 = 0
5〜80 mod 2 = 0 → NISHIN (5)〜(8) = 00

NISHIN (8) から NISHIN (1) へ並べると 0000 1101 です。

手順③ 別の方法で検算する

位の重みで戻します。0000 1101 は 8 + 4 + 1 = 13 で、元の j と一致します。アで同じように追うと、k=1 で先に j が6になってから余り0を入れるので、結果は 0000 0110(=6)になり、13の一番下の桁(1)が失われます。当サイトでは4つの選択肢を j=13・37・99 で実行し、元の値に戻るのはエだけであることも確かめました。

手順④ 公式の解答と照合する

IPAの解答例でも正解はエです(サンプル問題 解答例)。

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流れ図の解き方②:実行の順番から初期値を求める(令和5年度 科目A 問11)

判断の記号と上へ戻る線で繰り返す流れ図です。実行した記号の順番が問題文に書かれているので、判断のたびにどちらの出口へ進んだかを表に書くのがポイントです。

問題(逐語引用)

問11 次の流れ図において,① → ② → ③ → ⑤ → ② → ③ → ④ → ② → ⑥ の順に実行させるために,①においてm とn に与えるべき初期値a とb の関係はどれか。ここで,a,b はともに正の整数とする。
ア a = 2b イ 2a = b ウ 2a = 3b エ 3a = 2b

出典:令和5年度 基本情報技術者試験 科目A 公開問題 問11(独立行政法人情報処理推進機構)。

図の中の文字は次のとおりです(図はIPAの令和5年度 科目A 公開問題の問11で確認できます)。

番号記号中に書かれていること次へ進む先
①処理m ← a、n ← b②
②判断m : n= なら⑥、≠ なら③
③判断m : n> なら④、< なら⑤
④処理m ← (m - n)②へ戻る
⑤処理n ← (n - m)②へ戻る
⑥平行四辺形の記号m の値を印字終了

手順① 実行の順番を「判断の結果」に読み替える

③→⑤ は「m < n だった」、③→④ は「m > n だった」、最後の②→⑥ は「m = n になった」という意味です。つまり、1回目は n から m を引き、2回目は m から n を引いたら、m と n が等しくなった流れです。

手順② 小さい数でトレースする

選択肢エ(3a = 2b)を満たす a=2、b=3 で追います。

通った記号mn判断・処理
①23m ← 2、n ← 3
②232 ≠ 3 なので③へ
③232 < 3 なので⑤へ
⑤21n ← 3 - 2
②212 ≠ 1 なので③へ
③212 > 1 なので④へ
④11m ← 2 - 1
②111 = 1 なので⑥へ
⑥111 を印字

通った順番は ①②③⑤②③④②⑥ で、問題文の順番と一致します。

手順③ 文字のまま解いて検算する

同じことを a、b のまま追います。⑤で n は b - a になり(このとき a < b)、④で m は a -(b - a)= 2a - b になります(このとき a > b - a)。最後の②で等しくなるので、2a - b = b - a、整理すると 3a = 2b です。手順②の a=2、b=3 も 3×2 = 2×3 = 6 で満たしています。

さらに当サイトでは、各選択肢を満たす正の整数の組(a、b を1〜39で全部)を流れ図どおりに実行しました。問題文の順番になったのはエの組だけで、たとえばアの a=2、b=1 は ①②③④②⑥、ウの a=3、b=2 は ①②③④②③⑤②⑥ と、順番が変わります。

手順④ 公式の解答と照合する

IPAの解答例でも正解はエです(令和5年度 科目A 公開問題 解答例)。

なお、この流れ図は大きいほうから小さいほうを引くことを繰り返し、m と n が等しくなった値を印字します。結果は a と b の最大公約数になります(a=2、b=3 なら1、a=4、b=6 なら2)。ITパスポート試験の令和4年度 問79 も、x=98、y=42 で同じ考え方の引き算を繰り返す流れ図です。

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流れ図を擬似言語に書き換える:科目Bへのつなぎ方

流れ図の記号は、IPAの擬似言語(用語・プログラム言語など Ver.5.1 別紙2)の書き方に次のように対応します。

流れ図擬似言語擬似言語の説明(別紙2の要点)
処理(長方形)変数名 ← 式変数に式の値を代入する
判断で分かれて合流するif (条件式) … else … endif条件式を上から評価し、最初に真になった条件式に対応する処理を実行する
判断と上へ戻る線の輪while (条件式) … endwhile前判定の繰返し。条件式が真の間、処理を繰り返す
ループ端(繰返し指定あり)for (制御記述) … endfor制御記述の内容に基づいて処理を繰り返す

令和5年度 科目A 問11 の流れ図を、当サイトがこの書き方で書き換えると次のようになります。

行擬似言語(当サイトによる書き換え)流れ図の番号
1整数型: m ← a①
2整数型: n ← b①
3while (m ≠ n)②
4if (m > n)③
5m ← m - n④
6else③
7n ← n - m⑤
8endif
9endwhile②へ戻る線
10/ m の値を印字する /⑥

②の「=なら⑥へ」は、while の条件「m ≠ n が真の間は繰り返す」と同じ意味です。③の「<」の出口は else に当たります(②を通った時点で m と n は等しくないので、>でなければ<です)。科目Bでは、このように判断がどの if・while に当たるかを意識すると、プログラムの行を追うトレースが流れ図のときと同じ手順でできます。

流れ図と擬似言語の対応は、ITパスポート試験の問題でも確かめられます。令和3年度 問74(流れ図)と令和4年度 問96(擬似言語)は、変数の値が 1→3→7→13 と 1→5→13→25 に変わる同じ形の問題で、問74 のループ端「k:1,1,3」が、問96 では「for (i を 1 から 3 まで 1 ずつ増やす)」と書かれています。

擬似言語の記述形式の全体と、科目Bのトレースの手順は基本情報技術者試験 科目Bの対策に、探索・整列・再帰などの型ごとの解き方は科目B(アルゴリズム・プログラミング)攻略法にまとめています。擬似言語の用語の意味は用語集「疑似言語とは」で確認できます。

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流れ図の問題で間違えやすい点

当サイトで流れ図の問題を解いて確かめた、取り違えやすい点です。

  • ① 処理の順番の入れ替え:サンプル問題 問2のアとエは、中身が同じで順番だけが違います。「割ってから余りを取る」と最初の桁が失われます
  • ② ループ端の初期値:「i:0,1,7」のように0から始まる指定があります。回数は(終値 - 初期値)÷ 増分 + 1 で数えます
  • ③ 判断の出口の取り違え:ひし形の出口の条件(=・≠・>・<)を表に書かずに追うと、問11のような実行順の問題で迷います
  • ④ 小さい値で試す:トレースは j=13 や a=2、b=3 のような小さい値で十分です。値が小さいほど書き出す行が減り、検算もしやすくなります

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まとめ

  • 流れ図(フローチャート)は処理の手順を記号と線で表した図。IPAの試験の記号は JIS X 0121 に従い、シラバスの用語例は端子・処理・定義済み処理・判断・ループ端・データ・線の7つ
  • 構造は順次・分岐・反復の3つ。この記事の問題では、反復は「ループ端ではさむ」か「判断から上へ戻る線」で書かれている
  • ループ端の「変数名:初期値,増分,終値」は、回数を(終値 - 初期値)÷ 増分 + 1 で数える。ループ端に終了条件を書く問題もあるので、注記を先に読む
  • 解き方は「選択肢を絞る→小さい値でトレース表→別の方法で検算→公式の解答と照合」
  • 判断は if・while に、ループ端は for に置き換えられるので、流れ図のトレースは科目Bの擬似言語の準備にもなる

よくある質問

Q流れ図とフローチャートは違うものですか?

同じものを指します。IPAの基本情報技術者試験シラバスにも「流れ図(フローチャート)」と併記されています。試験の問題文では「流れ図」という呼び方が使われます。

Q基本情報技術者試験の科目Bに流れ図は出ますか?

IPAの試験要綱では、科目Bのプログラム言語は擬似言語を扱うとされています。流れ図そのものを読む問題は、当サイトが掲載している範囲では科目Aの形式(サンプル問題・公開問題)と旧形式の午前問題にあります。ただし、判断・繰返しの読み方は擬似言語の if や while とそのまま対応するので、流れ図のトレースに慣れておくと科目Bの準備にもなります。

Q流れ図の記号は試験で何を基準にしていますか?

IPAの「試験で使用する情報技術に関する用語・プログラム言語など」に、情報処理用流れ図などは JIS X 0121 に従うと書かれています。それ以外の決まりは問題文の中で定義されるので、ループ端の繰返し指定のような注記は毎回問題文で確認してください。

Qトレースの表はどう書けばよいですか?

列に変数の名前(例:k、j、NISHIN(k) や m、n)を並べ、流れ図の記号を1つ通るたびに1行ずつ値を書き足します。判断の記号では、どちらの出口に進んだかも書いておくと、実行の順番を問う問題にそのまま使えます。この記事の2つの例を同じ形の表にしているので、まねして書いてみてください。

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