ITパスポートの合格発表は月ごとに行われ、時刻は正午の予定です。試験直後の画面表示と合格発表の違い、受験番号一覧・官報・試験結果レポートでの確認方法、合格証書の届き方と注意点、合格証明書、不合格のときの再受験までをIPAの案内で整理します。
目次
結論:ITパスポートの合格発表は、受験月ごとに行われ、発表時刻は正午の予定です。合格者の受験番号がITパスポート試験のホームページに掲載され、官報にも掲載されます。試験直後の画面に表示される結果は、合格発表とは別のものです。合格証書は、合格者にだけ簡易書留で郵送され、不合格者には通知されません。
この記事は、試験を実施する独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の合格発表、試験結果レポート、FAQ、試験要綱をもとに、結果の確認方法と合格後の流れを整理したものです。選べる試験日と、申込から合格証書までの全体像はITパスポートの申込方法にまとめています。本サイトはIPAとは関係がなく、最新の日程と手続きは必ずIPAの案内で確認してください。
ITパスポートの合格発表日と時刻:月ごと・正午の予定
IPAのFAQは、合格者の発表を月ごとに行うとしています。経済産業大臣による合格者の決定後に、合格者の受験番号がITパスポート試験のホームページに掲載されます。合格発表日と合格証書発送日は、決まり次第ホームページに掲載されます。
IPAの結果レポートのページには、「合格発表は受験月の翌月中旬から下旬に行います」とあります。IPAの合格発表ページに掲載されている、令和8年(2026年)受験分の日程は次のとおりです。
| 受験年月 | 合格発表日 | 合格証書発送日 | 官報公示日 |
|---|---|---|---|
| 令和8年8月 | 9月28日 | 10月15日 | 10月8日 |
| 令和8年9月 | 10月21日 | 11月9日(予定) | 11月予定 |
| 令和8年10月 | 11月20日(予定) | 12月予定 | 12月予定 |
ITパスポートの合格発表日と時刻:令和8年8月受験分は合格発表日9月28日・合格証書発送日10月15日・官報公示日10月8日。9月受験分は合格発表日10月21日・合格証書発送日11月9日(予定)・官報公示日11月予定。10月受験分は合格発表日11月20日(予定)・合格証書発送日12月予定・官報公示日12月予定。合格発表時刻は正午の予定。最終確認日:2026-10-29。出典:IPA 合格発表。
11月以降の受験分の日程は、決まり次第、IPAの合格発表ページに掲載されます。IPAは、2026年12月28日以降の試験実施を一時休止する予定です(ITパスポートの申込方法で説明しています)。2027年1月以降の分は、IPAの案内を待ちます。
過去の合格発表は、同じページの「過去の合格発表」から、年ごとに見られます。
試験終了後の画面表示と、合格発表の違い
試験が終わると、採点が行われ、受験者端末に試験結果が表示されます。ただし、IPAのFAQは、この結果が合格基準を満たしていても、その時点では合格にならないと答えています。合格者を決定するのは経済産業大臣で、決定後に受験番号が公表されます。
| 試験終了後の画面表示 | 合格発表 | |
|---|---|---|
| いつ | 試験終了後、採点が終わったとき | 月ごと(発表時刻は正午の予定) |
| 何が分かる | 試験結果(印刷して持ち帰ることはできない) | 合格者の受験番号 |
| 位置づけ | 合格の決定ではない | 経済産業大臣の決定後に公表される |
総合評価点と分野別評価点は、試験結果レポートでも確認できます。レポートは、試験終了後、利用者メニューからダウンロードします。ダウンロードできるまでに2〜3時間かかる場合があり、受験日から1年間ダウンロードできます。欠席などで受験しなかった場合や、不正行為などで試験結果が無効となった場合は、試験結果レポートはありません。
ITパスポートの合否の確認方法:受験番号一覧・官報・試験結果レポート
合否を知る方法は、次の3つです。
1. 合格者受験番号一覧:IPAの合格発表ページで、該当する受験年月をクリックすると、合格者の受験番号の一覧が開きます。確認票に書かれた受験番号と照らし合わせます
2. 官報:合格者の受験番号は、官報にも掲載されます。官報公示日は、上の表のとおり月ごとに予定が示されます
3. 郵送される合格証書:合格者には、合格証書が簡易書留で郵送されます
受験番号は、結果が分かるまで手元に残しておきます。確認票を印刷していない場合は、利用者メニューの「確認票ダウンロード」から受験番号を確認できます。
IPAは、試験問題と採点結果に関する問合せには応じられないとしています。
ITパスポートの合格証書:届き方と注意点
合格者には、経済産業大臣から「情報処理技術者試験合格証書」が交付されます。合格証書について、IPAが案内している点を整理します。
- 再発行できません。合格証書は再発行できないので、受け取ったら大切に保管します
- 簡易書留で郵送されます。不合格者には一切通知されません
- 氏名・生年月日・送付先は、受験時点の利用者情報で作られます。受験後に利用者情報を修正しても、合格証書には反映されません
- 受験後に住所が変わったときは、必ず郵便局に転居届けを出します
- 配達時に不在だった場合は、郵便局で一時保管され、保管期間を過ぎるとIPAに返送されます
IPAに返送された合格証書は、発送後3か月間(発送日の属する月の3か月後の月の末日まで)保管され、保管期間の経過後は廃棄されます。IPAは、2024年5月13日発送の合格証書の保管期限を2024年8月31日と例示しています。廃棄後に再送の手続きをしても受け付けられません。再送には費用がかかり、合格者の負担です。
ITパスポートの合格証書の保管期間:IPAに返送された合格証書は、発送後3か月間(発送日の属する月の3か月後の月の末日まで)保管され、期間経過後は廃棄される。再送の費用は合格者の負担。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA 合格発表。
氏名の漢字・生年月日の訂正
利用者情報の登録時に使えなかった漢字が氏名に含まれる人、受験後に氏名の漢字や生年月日の誤りが分かった人は、合格証書の記載を直せます。外国人で、合格証書の氏名の英字表記への変更を希望する人(2026年5月実施分以降の試験を受けた人)も対象です。IPAのサイトから「漢字表記等変更申請書」をダウンロードし、変更内容を記入して、画像ファイルとして電子メールで送ります。
ITパスポートの漢字表記等変更の受付期間:試験日翌日12時から、翌月の4日23時59分までに着信するように送付する。受付期間より後は一切変更を受け付けない。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA 合格発表。
合格証書に印字される氏名の字体は、確認票の氏名の字体を基にします。
合格証明書:合格証書を再発行できないときの手段
合格証書は再発行できませんが、IPAは、合格を証明する「合格証明書」を交付しています。合格証明書は、合格者からの申請により、IPAが当該試験に合格していることを証明するものです。合格証明書には、合格年月日が記載されます。
ITパスポートの合格証明書の交付手数料:1通700円。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA 合格発表。
発行の受付は、IPAが業務を委託している窓口で行われます。申請の手続きは、IPAの合格発表ページの案内から確認します。成績を証明する書類は発行されません。成績は、試験結果レポートで確認します。
合格基準:総合評価点600点以上かつ各分野300点以上
合格発表で公表されるのは、合格基準を満たした人の受験番号です。基準は、IPAの試験要綱で次のとおり定められています。
ITパスポートの合格基準:総合評価点が600点以上(1,000点満点)で、かつストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野別評価点が300点以上(それぞれ1,000点満点)。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6。
評価点は、IRT(項目応答理論)に基づいて解答結果から算出されます。この仕組みは、ITパスポートで600点以上でも不合格になる理由で説明しています。
この論点の問題を解く
3つの分野を、分野別の問題で確かめられます。
合格基準に届かなかったとき:再受験と次の準備
合格基準に届かなかった場合も、IPAのFAQのとおり、何回でも受験できます。再受験について、決まりを整理します。
- 試験結果レポートの分野別評価点で、基準に届かなかった分野を特定します。レポートは受験日から1年間ダウンロードできます
- 複数回の試験を同時に申し込むことはできません。新たな受験申込は、申込済みの試験の受験日の翌日から行えます
- 受験手数料は、受験のたびに必要です
ITパスポートの受験手数料:7,500円(消費税込み)。受領した受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還できない。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA 受験要領。
再受験の進め方は、ITパスポート 落ちた後の再受験ガイドで説明しています。
まとめ
- 合格発表は月ごとに行われ、発表時刻は正午の予定。令和8年8月受験分は9月28日、9月受験分は10月21日、10月受験分は11月20日(予定)
- 試験直後の画面表示は、合格の決定ではない。合格者は経済産業大臣が決め、受験番号が官報とホームページに掲載される
- 合格証書は簡易書留で、合格者にだけ郵送される。再発行はできないので、受験後に住所が変わったときは郵便局に転居届けを出す
- 返送された合格証書は、発送後3か月間(発送日の属する月の3か月後の月の末日まで)IPAが保管する
- 合格証書を再発行できない代わりに、合格証明書(1通700円)を申請できる
- 合格基準は、総合評価点600点以上かつ各分野別評価点300点以上。届かなかったときは、何回でも再受験できる
本サイトは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)とは関係ありません。合格発表の日時・手続き・手数料は、必ずIPAの最新の案内で確認してください。
よくある質問
Q試験終了後の画面に出た結果が合格基準を満たしていれば、その時点で合格ですか?
IPAのFAQは、受験者端末に表示される試験結果が合格基準を満たしていても、その時点では合格にならないと答えています。経済産業大臣が合格者を決定し、その後に合格者の受験番号が官報とITパスポート試験のホームページに掲載されます(IPA「FAQ」)。
Q合格証書が届かないときは、何から確認しますか?
IPAのFAQは、次の順番での確認を案内しています。①合格発表ページで、合格証書が発送されているかどうかを確認する。②郵便局からの不在票が入っていなかったか確認する。③郵便局から返送された合格証書をIPAが保管しているかを知りたい場合や、配達状況を知りたい場合は、IPAのお問い合わせフォームで問い合わせる(IPA「FAQ」)。
Q合格した年月日が分からなくなりました。調べる方法はありますか?
合格年月日(合格発表日)は、IPAの合格発表ページに掲載されています。受験の時期も分からない場合は、合格証明書の交付を申請します。合格証明書には合格年月日が記載されます(IPA「FAQ」)。
Q合格証書の氏名の漢字や生年月日に誤りがありました。直せますか?
受験後に氏名の漢字や生年月日の誤りが分かった場合などは、所定の受付期間に「漢字表記等変更申請書」を電子メールで送る手続きで修正できます。受付期間は、試験日翌日12時から翌月4日23時59分までに着信するように送ることとされ、期間を過ぎると一切変更を受け付けません(IPA「合格発表」)。
Q不合格だったときは、IPAから連絡がありますか?
合格証書は合格者にだけ郵送され、不合格者には一切通知されません。成績は、試験結果レポートに総合評価点と分野別評価点が記載されます(IPA「合格発表」「試験結果レポート」)。
法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月29日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

