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自動点滅器とは?リモコンスイッチ・タイムスイッチとの違い第二種電気工事士

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

自動点滅器は、周囲の明るさに応じて屋外灯などを入り切りする器具です。熱線式自動スイッチ・タイムスイッチ・リモコンスイッチ・リモコンリレーとの違いを、電気設備の技術基準の解釈・電気用品安全法施行令・センターの公表問題(令和4〜8年度)で整理し、配線図の「●A(3A)」の傍記も説明します。

目次
  1. 4つの器具のちがい(早見表)
  2. 自動点滅器:周囲の明るさで屋外灯を入り切りする
  3. 熱線式自動スイッチ:人の接近で入り切りする
  4. タイムスイッチ:法令では「点滅器」の一つとして出る
  5. リモコンスイッチ・リモコンリレー:低圧の操作回路でリレーを動かす
  6. 法令・解釈にこれらの語はあるか
  7. 公表問題での出方(令和4〜令和8年度)
  8. 間違えやすいポイント
  9. まとめ
結論:自動点滅器とは、周囲の明るさに応じて屋外灯などを自動で入り切りする器具です(当サイトの説明)。センターの公表問題には、「周囲の明るさに応じて屋外灯などを自動点滅させるのに用いる」という選択肢が、写真の器具の用途を問う問題で出ています。人の接近で入り切りする器具(図記号の名称は熱線式自動スイッチ)、設定した時刻で入り切りするタイムスイッチ、離れた場所から操作するリモコンスイッチ・リモコンリレーとは、入り切りの条件が違います。試験では、配線図の図記号の名称、写真の器具の用途、電気用品の区分、組合せの問題として出ています。

この記事は、「自動点滅器とは何か」を調べている方にも、試験の準備をしている方にも読めるように、はじめに4種類の器具の違いを整理し、後半で法令の書き方と、公表問題での出方を扱います。ご自宅の器具の取付け・交換・不具合について、当サイトが個別に判断することはできません。工事は電気工事業者に相談してください。工事の資格については、電気工事士2種でできることで条文を整理しています。

試験センター非提携:本サイトは一般財団法人 電気技術者試験センターと一切関係ありません。試験の出題・資料は、出典を示して内容を紹介しています。製品名やメーカーは扱いません。
解釈の版:電気設備の技術基準の解釈(経済産業省のPDF)の最終改正は、令和7年11月20日付けです。条文の番号や数値は改正で変わることがあります。最終確認日:2026-10-09。出典:電気設備の技術基準の解釈(PDF)。

4つの器具のちがい(早見表)

次の表は、入り切りの条件で整理したものです。「しくみ」の欄は当サイトの説明で、「法令・試験での出方」の欄は、後の節で出典を示します。

器具入り切りの条件(当サイトの説明)法令・試験での出方
自動点滅器周囲の明るさ(暗くなると点灯、明るくなると消灯)写真の用途(令和5年度上期(午前)問17)、組合せ(「光電式自動点滅器と庭園灯」)、図記号の名称(令和6年度下期 問35)、配線図の●に「A」と容量を傍記
熱線式自動スイッチ人の接近(人体から出る熱を感知)図記号の名称(令和5年度上期(午前)問37)、写真の用途(令和4年度下期(午後)・令和7年度下期の問17)
タイムスイッチ設定した時刻電気用品安全法施行令の別表第一第三号(一)、令和8年度上期 問29
リモコンスイッチ・リモコンリレー離れた場所のスイッチの操作で、リレーが電灯などの回路を入り切りする解釈第167条、施行令の別表第二第四号(一)(リモートコントロールリレー)、令和6年度上期 問31、令和6年度下期 問29

自動点滅器:周囲の明るさで屋外灯を入り切りする

センターの学科試験で、明るさで働く器具は、次の文言で出ています。

  • 令和5年度上期(午前)問17:写真の器具の用途を問う問題。選択肢ニが「周囲の明るさに応じて屋外灯などを自動点滅させるのに用いる。」で、センターの解答はニです。写真には、上部が丸い筒形の器具と、配線の出た小さな器具、箱形の器具が写っています。
  • 令和4年度下期(午後)問17、令和7年度下期 問17:どちらも選択肢ニが「周囲の明るさに応じて街路灯などを自動点滅させるのに用いる。」ですが、解答はロ(人の接近による自動点滅器)でした。

名称に「光電式」が付く形では、組み合わせて使用する機器の問題に出ています。令和5年度上期(午前)問15、令和6年度上期 問15、令和7年度上期 問15の選択肢に「光電式自動点滅器と庭園灯」があり、いずれもこの組合せは「明らかに誤っているもの」ではありません(解答は、令和5年度上期(午前)と令和6年度上期がイ(ネオン変圧器と高圧水銀灯)、令和7年度上期がハ(ネオン変圧器とメタルハライドランプ))。令和7年度下期 問15の「系統連系型の小出力太陽光発電設備において,使用される機器は。」では、選択肢ハの自動点滅器は誤りで、解答はニ(パワーコンディショナ)でした。

配線図では、センターの例題(配線図)が、「屋外灯の自動点滅器には,図記号●にA及び容量を傍記します。」と説明しています。例題の図は「A」に「3A」を添えています。令和6年度上期の配線図には「A(3A)」の傍記が付いた黒丸があり、令和8年度の技能試験候補問題No.13にも、黒丸に「A (3A)」を添えた記号があります。令和6年度下期 問35は、黒丸に「A(6A)」が添えられた⑤の図記号の器具の名称を問う問題で、センターの解答はニ(自動点滅器)でした(ほかの選択肢は、タイマ付スイッチ、熱線式自動スイッチ、熱線式自動スイッチ用センサ)。黒丸に「A」と容量が添えられていれば、センターの例題の説明のとおり、屋外灯の自動点滅器の記号です。

熱線式自動スイッチ:人の接近で入り切りする

人の接近で働く器具は、写真の用途の問題と、図記号の名称の問題で、書き方が違います。

  • 写真の用途(問17):令和4年度下期(午後)と令和7年度下期は、選択肢ロ「人の接近による自動点滅器に用いる。」が解答です。写真は、金属の取付枠についた、下側に白い部分のある器具です。令和5年度上期(午前)の選択肢ロは「人の接近による自動点滅に用いる。」です。
  • 図記号の名称:令和5年度上期(午前)問37は、⑦で示す図記号の名称を問い、解答は「熱線式自動スイッチ」(ニ)でした。選択肢の「自動点滅器」(ハ)は誤りです。図の⑦が指す黒丸には、「RAS」の文字が添えられています。令和5年度下期(午前)問33は、③で示す図記号の器具の種類を問い、選択肢イが「熱線式自動スイッチ」で、解答はハ(遅延スイッチ)でした。

つまり、「自動点滅器」という言葉は、写真の用途の選択肢では人の接近式にも使われています。一方、図記号の名称では、明るさで働く自動点滅器(黒丸に「A」と容量)と、熱線式自動スイッチ(黒丸に「RAS」)が、別の名前として出ています。傍記の「A」と「RAS」で見分ける、という覚え方が使えます(当サイトの整理)。

タイムスイッチ:法令では「点滅器」の一つとして出る

電気用品安全法施行令の別表第一第三号(一)は、「タンブラースイッチ、中間スイッチ、タイムスイッチその他の点滅器」を挙げています。定格電流が三〇アンペア以下のものに限り、別表第二第四号(一)に掲げるものと、機械器具に組み込まれる特殊な構造のものを除く、という条件が付いています。つまり、法令上、タイムスイッチは点滅器の仲間として書かれています。

同じ施行令には、接続器の括弧書きに「タイムスイッチ機構以外の点滅機構を有するものを含む」という言い回しもあります(別表第一第三号(四)、別表第二第四号(三))。電気工事士法施行規則第2条の2第1項は、自家用電気工作物に係る電気工事のうち経済産業省令で定める特殊なものとして、第一号に「ネオン用として設置される分電盤、主開閉器(電源側の電線との接続部分を除く。)、タイムスイッチ、点滅器、ネオン変圧器、ネオン管及びこれらの附属設備に係る電気工事」(ネオン工事)を挙げています。

試験では、令和8年度上期 問29が、配線器具のうち特定電気用品の組合せを問い、「タイムスイッチ,配線用遮断器」(ハ)が解答でした。この問題は電気用品安全法の記事の表にも載せているので、ここでは繰り返しません。

配線図では、令和6年度上期の電灯分電盤結線図に、「TS」と書かれた四角が、1つの回路(ⓖ)の途中に描かれています。令和8年度の技能試験候補問題No.3の配線図にも、「TS」と書かれた四角があります。問題の資料には、この記号の名称は書かれていません。

リモコンスイッチ・リモコンリレー:低圧の操作回路でリレーを動かす

リモコン方式は、離れた場所にある小さなスイッチ(操作側)の信号で、別の場所にあるリレーが、電灯などの回路を入り切りする方式です(当サイトの説明)。法令・試験での出方は、次のとおりです。

  • 解釈:「リモコンスイッチ」の語は、第167条第3項ただし書第二号イの1か所だけです。リモコンスイッチ、保護リレーなどの制御用の弱電流電線は、一定の条件を満たすと、低圧配線と同じ管などに入れる例外が認められます(条件は、前のFAQのとおり)。「弱電流電線」は、解釈第1条第十五号が「弱電流電気の伝送に使用する電気導体、絶縁物で被覆した電気導体又は絶縁物で被覆した上を保護被覆で保護した電気導体」と定義しています(括弧書きで、第181条第1項に規定する小勢力回路の電線と第182条に規定する出退表示灯回路の電線を含むとしています)。
  • 制御回路の配線の太さ:解釈第146条第一号は、「電光サイン装置、出退表示灯その他これらに類する装置又は制御回路等(自動制御回路、遠方操作回路、遠方監視装置の信号回路その他これらに類する電気回路をいう。以下この条において同じ。)」の配線に、直径1.2mm以上の軟銅線を使い、合成樹脂管工事・金属管工事・金属線ぴ工事・金属ダクト工事・フロアダクト工事・セルラダクト工事で施設する場合を、「直径1.6mmの軟銅線」などとする低圧配線の原則の例外としています(例外は、配線の使用電圧が300V以下の場合に限ります)。リモコンスイッチの回路がこの「制御回路等」に当たると、条文が名指ししているわけではありません。
  • 電気用品:電気用品安全法施行令の別表第二第四号(一)に「リモートコントロールリレー」(定格電流30アンペア以下のものに限り、機械器具に組み込まれる特殊な構造のものを除く)、別表第二第五号(一)の3に「リモートコントロールリレー用変圧器」(小形単相変圧器のうち、定格容量が500ボルトアンペア以下のものに限り、機械器具に組み込まれる特殊な構造のものを除く)があります。令和6年度下期 問29の選択肢Bは、定格電圧300V・定格電流20Aのリモートコントロールリレーで、解答はロ(A,D)なので、Bは特定電気用品の組合せに入りません。
  • 配線図:令和6年度上期 問31は、①で示す図記号の名称を問い、解答はイ(リモコンセレクタスイッチ)でした。図の①は、丸に×を重ねた記号で、「6」と「ⓐ~ⓕ用」の注記が添えられています。同じ図の電灯分電盤結線図には、黒い三角を3つ並べ、「6」を添えた記号があり、「200V 20A」と書かれた6つの回路が、その記号を通ってⓐ~ⓕへつながっています。⑮で示す図記号の部分に使用される機器を写真から選ぶ問45(解答はニ)では、名称は問題に書かれていません。令和8年度の技能試験候補問題No.8の配線図にも、黒い三角を3つ並べて「3」を添えた記号と、黒丸に「R」を添えた記号があります(候補問題の資料に、これらの記号の名称は書かれていません)。センターの例題(配線図)の例題6-②には、図記号の名称の選択肢として「リモコンスイッチ」が出ています。

法令・解釈にこれらの語はあるか

電気設備の技術基準の解釈(令和7年11月20日改正の版)、電気設備に関する技術基準を定める省令(e-Gov)、電気用品安全法施行令(e-Gov)、電気工事士法施行規則(e-Gov)での、これらの語の記載は次のとおりです(2026-10-09 時点)。

語解釈省令電気用品安全法施行令電気工事士法施行規則
自動点滅器記載がありません記載がありません記載がありません記載がありません
タイムスイッチ記載がありません記載がありません別表第一第三号(一)ほか施行規則第2条の2第1項第一号ほか
リモコンスイッチ第167条第3項ただし書第二号イ記載がありません記載がありません記載がありません
リモートコントロールリレー記載がありません記載がありません別表第二第四号(一)記載がありません
点滅器第150条第1項第四号、第155条第1項第一号ホ(ネオン点滅器)、第171条の表の備考(移動点滅器)記載がありません別表第一第三号(一)施行規則第2条第1項第一号ホ、第2条の2第1項第一号ほか

出典:電気設備の技術基準の解釈、電気設備に関する技術基準を定める省令、電気用品安全法施行令、電気工事士法施行規則。

表の「記載がありません」は、上の4つの資料に、その語がないという意味です。「自動点滅器」という名前で取付け方や性能を定めた規定は、これらの資料にはありません(2026-10-09 時点)。点滅器の語が出る解釈第150条第1項第四号は、屋外において電気機械器具に施設する開閉器、接続器、点滅器その他の器具は、損傷を受けるおそれがある場合には、堅ろうな防護装置を施す、という内容です。電気工事士法施行規則第2条第1項第一号ホは、「配線器具を造営材その他の物件に取り付け、若しくはこれを取り外し、又はこれに電線を接続する作業(露出型点滅器又は露出型コンセントを取り換える作業を除く。)」を挙げています。この括弧書きの「点滅器」に自動点滅器が当たるかどうかは、条文からは読み取れません。当サイトでは判断できないので、電気工事業者に確認してください。第2条の仕組みは、電気工事士2種でできることにまとめています。

公表問題での出方(令和4〜令和8年度)

次の表は、本記事で扱った器具が出る問を、センター公表の問題と解答から選んだものです(当サイトの整理。全問の一覧ではありません)。

回・問問われ方センターの解答
令和4年度下期(午後)問17写真の器具の用途ロ(人の接近による自動点滅器に用いる)
令和5年度上期(午前)問17写真の器具の用途ニ(周囲の明るさに応じて屋外灯などを自動点滅させるのに用いる)
令和7年度下期 問17写真の器具の用途ロ(人の接近による自動点滅器に用いる)
令和5年度上期(午前)問15、令和6年度上期 問15組み合わせて使用する機器で、明らかに誤っているもの(選択肢に光電式自動点滅器と庭園灯)イ(ネオン変圧器と高圧水銀灯)
令和7年度上期 問15同上ハ(ネオン変圧器とメタルハライドランプ)
令和7年度下期 問15系統連系型の小出力太陽光発電設備で使用される機器ニ(パワーコンディショナ)
令和5年度上期(午前)問37⑦で示す図記号の名称ニ(熱線式自動スイッチ)
令和6年度下期 問35⑤で示す図記号(黒丸に「A(6A)」)の器具の名称ニ(自動点滅器)
令和5年度下期(午前)問33③で示す図記号の器具の種類ハ(遅延スイッチ)
令和6年度上期 問31①で示す図記号の名称イ(リモコンセレクタスイッチ)
令和6年度下期 問29特定電気用品の組合せ(選択肢Bがリモートコントロールリレー)ロ(A,D)
令和8年度上期 問29配線器具のうち、特定電気用品の組合せハ(タイムスイッチ,配線用遮断器)

出典:センター公表の学科試験問題と解答。令和4年度下期、令和5年度上期、令和5年度下期、令和6年度上期、令和6年度下期、令和7年度上期、令和7年度下期、令和8年度上期。

図記号の読み方の全体像は配線図問題の記事に、スイッチの回路(3路・4路・パイロットランプ)は3路・4路スイッチとパイロットランプの記事にまとめています。

間違えやすいポイント

  • 「自動点滅器」は、明るさ式と人の接近式の両方の意味で使われることがあります。 写真の用途の問題は選択肢の文を読み、図記号の名称の問題は、傍記の「A」と「RAS」で見分けます。令和5年度上期(午前)問37で、人の接近式の記号に「自動点滅器」を選ぶと誤りです。
  • 「光電式自動点滅器と庭園灯」は、組合せとして誤りではありません。 令和5年度上期(午前)・令和6年度上期・令和7年度上期の問15では、誤っているのは別の組合せです。
  • 黒丸に「A」と容量を添えるのは、屋外灯の自動点滅器の傍記です(センターの例題)。 例題の図と令和6年度上期は「3A」、令和6年度下期は「6A」で、数字は図によって違います。
  • タイムスイッチは点滅器の仲間として、特定電気用品の側に入ります。 定格電流30アンペア以下などの条件があります(施行令の別表第一第三号(一))。リモートコントロールリレー(定格電流30アンペア以下など)は、別表第二側(特定電気用品以外)です。
  • リモコンスイッチ用の弱電流電線を、低圧配線と同じ管に入れてよい場合には、条件があります。 「絶縁電線と同等以上の絶縁効力」と「低圧配線との識別が容易にできる」の両方を満たすものです(解釈第167条第3項ただし書第二号イ)。

まとめ

  • 自動点滅器は、周囲の明るさで屋外灯などを入り切りする器具。配線図では、黒丸に「A」と容量を傍記する
  • 人の接近で働く器具の図記号の名称は熱線式自動スイッチ(令和5年度上期(午前)問37)。写真の用途の選択肢では、人の接近式にも「自動点滅器」の言葉が使われる
  • タイムスイッチは、電気用品安全法施行令の別表第一第三号(一)で点滅器の仲間として書かれている。リモートコントロールリレーは別表第二第四号(一)
  • 解釈に「リモコンスイッチ」が出るのは第167条第3項ただし書第二号イだけ。「自動点滅器」「タイムスイッチ」「リモートコントロールリレー」は、解釈・省令に記載がありません(2026-10-09 時点)
  • 図記号は、センターの資料の注のとおり原則としてJIS C 0303:2000に準拠しています。規格の本文は、当サイトでは引用していません

よくある質問

Q自動点滅器と、人の接近で点灯する器具(熱線式自動スイッチ)は、同じものですか?

試験の図記号の問題では別のものとして出ています。令和5年度上期(午前)問37は、⑦で示す図記号の名称を問う問題で、センターの解答は「熱線式自動スイッチ」(ニ)、「自動点滅器」(ハ)は誤りの選択肢でした。逆に令和6年度下期 問35は、黒丸に「A(6A)」が添えられた⑤の図記号の器具の名称を問い、解答は「自動点滅器」(ニ)で、「熱線式自動スイッチ」(ロ)と「熱線式自動スイッチ用センサ」(ハ)は誤りの選択肢でした。一方、写真の器具の用途を問う問17では、人の接近で入り切りする器具が「人の接近による自動点滅器に用いる」と書かれています(令和4年度下期(午後)と令和7年度下期の選択肢ロ。令和5年度上期(午前)は「人の接近による自動点滅に用いる」)。明るさで働く器具は「周囲の明るさに応じて街路灯(屋外灯)などを自動点滅させるのに用いる」と書かれています。熱線式は人体から出る熱(赤外線)を感知する方式です(当サイトの説明)。出典:センター公表の学科試験問題と解答(令和4年度下期(午後)、令和5年度上期(午前)、令和6年度下期、令和7年度下期)。

Q配線図の黒丸に添えられた「A(3A)」は、何を表しますか?

センターの学科試験の例題(配線図)は、「屋外灯の自動点滅器には,図記号●にA及び容量を傍記します。」と説明しています。例題の図では、「A」と容量として「3A」が添えられています。令和6年度上期の配線図には「A(3A)」が添えられた黒丸があり、令和8年度の技能試験候補問題No.13の配線図にも、黒丸に「A (3A)」が添えられた記号があります。令和6年度下期の配線図では、黒丸に「A(6A)」が添えられていました。候補問題の注は、図記号が原則としてJIS C 0303:2000に準拠していると説明しています。当サイトは規格の本文を引用しません。出典:センター 学科試験の例題(配線図)、令和6年度上期の問題、令和6年度下期の問題、令和8年度技能試験候補問題の公表について。

Qリモコンスイッチの配線は、電灯などの低圧配線と同じ管に入れてもよいですか?

原則は、同じ管・ダクトなどに入れません。電気設備の技術基準の解釈第167条第3項は、合成樹脂管工事・金属管工事・金属可とう電線管工事・金属線ぴ工事・金属ダクト工事・バスダクト工事・フロアダクト工事・セルラダクト工事で施設する低圧配線の電線と弱電流電線を、同一の管、線ぴ若しくはダクト若しくはこれらのボックスその他の附属品又はプルボックスの中に施設しないと定めています。ただし書は、バスダクト工事以外の工事の場合で、各号のいずれかに当たるときは例外としています。第二号イは、「リモコンスイッチ、保護リレーその他これに類するものの制御用の弱電流電線であって、絶縁電線と同等以上の絶縁効力があり、かつ、低圧配線との識別が容易にできるもの」です。第二号ロは「C種接地工事を施した金属製の電気的遮へい層を有する通信用ケーブル」です。第一号は、低圧配線と弱電流電線との間に堅ろうな隔壁を設け、かつ、金属製部分にC種接地工事を施したダクト、ボックス又はプルボックスの中に施設する場合で、低圧配線を合成樹脂管工事・金属管工事・金属可とう電線管工事・金属線ぴ工事により施設するときは、電線と弱電流電線とを別個の管又は線ぴに収めることが条件です。個別の工事が当たるかどうかは、当サイトでは判断できません。工事を依頼する電気工事業者に確認してください。出典:電気設備の技術基準の解釈第167条。

Qタイムスイッチは、電気用品安全法の特定電気用品ですか?

電気用品安全法施行令の別表第一第三号(一)に、「タンブラースイッチ、中間スイッチ、タイムスイッチその他の点滅器」が挙がっています。ただし、定格電流が30アンペア以下のものに限られ、別表第二第四号(一)(リモートコントロールリレー)に掲げるものと、機械器具に組み込まれる特殊な構造のものは除かれます。同号の柱書きに、定格電圧が100ボルト以上300ボルト以下で交流の電路に使用するものに限り、防爆型のもの及び油入型のものを除く、という条件もあります。令和8年度上期の問29は、「タイムスイッチ,配線用遮断器」が特定電気用品の正しい組合せで、センターの解答はハでした。別表の読み方は電気用品安全法の記事にまとめています。出典:電気用品安全法施行令(2026-10-09 時点)、令和8年度上期の問題。

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