保育士試験に合格したあと、保育士として働くために必要な保育士登録の手続きを、登録事務処理センターの案内と児童福祉法の現行条文で整理します。誰が・どこへ・何を出すか、「保育士登録の手引き」の取り寄せ方、登録手数料、必要書類、保育士登録証(保育士証)が届くまでの期間、令和8年後期の合格者の合格通知書の公開日(令和9年1月12日)を、出典と確認日つきで解説します。
目次
結論:保育士登録は、保育士試験に合格した方、または指定保育士養成施設を卒業した方が、保育士として働くために、都道府県の保育士登録簿へ登録を受ける手続きです。申請書類は、都道府県の委託を受けた登録事務処理センターに、簡易書留で郵送します(窓口への持参は受け付けていません)。まず「保育士登録の手引き」を取り寄せ、専用の払込用紙で手数料を郵便局の窓口から払い込み、資格を証明する書類の原本などを添えて申請します。書類に不備がなければ、受け付けから保育士登録証(保育士証)が届くまでは、おおよそ2か月程度です。令和8年後期の試験に合格した方の合格通知書は、令和9年1月12日(火)にマイページで公開される予定です。
保育士の登録は、資格を得たあとの別の手続きです。資格と登録の違い、登録を受けていない人が「保育士」と名乗れない理由(名称独占)は、保育士資格とはの記事で説明しているので、この記事では繰り返しません。ここでは、実際に申請するときの手順・書類・費用・時期に絞ります。受験資格と登録の全体像は保育士資格の取り方と受験資格・登録の記事にあります。
この記事の根拠は、登録事務処理センター(都道府県知事委託の保育士登録機関)、全国保育士養成協議会、こども家庭庁、e-Gov 法令検索の公表内容だけです。条文の確認日は 2026年10月12日で、確認した児童福祉法・児童福祉法施行令・児童福祉法施行規則は、令和8年10月1日施行の版です。合格ナビは、これらの機関とは関係のないサイトです。
保育士登録とは:誰が・どこで・いつまでに
児童福祉法第18条の18第1項は、保育士となる資格を有する者が保育士となるには、保育士登録簿に、氏名、生年月日その他内閣府令で定める事項の登録を受けなければならないと定めています。保育士登録簿は都道府県に備えられ(同条第2項)、登録をしたときは、都道府県知事が保育士登録証を交付します(同条第3項)。条文はe-Gov 法令検索:児童福祉法で確認できます。
登録できるのは、保育士となる資格を有する方です(第18条の6)。登録事務処理センターの案内にある、資格を証明する書類の組み合わせは、次のとおりです。
| 資格の得かた | 登録先の都道府県 | 主な証明書類 |
|---|---|---|
| 指定保育士養成施設を卒業または修了した | 申請書提出時点で、住民票の住所地がある都道府県 | 指定保育士養成施設卒業証明書、または保育士養成課程修了証明書 |
| 保育士試験に全科目合格した | 保育士試験の合格地の都道府県 | 保育士試験合格通知書 |
登録先の都道府県の決まりは、児童福祉法施行令第16条に対応しています。養成施設の卒業者は住所地の都道府県知事、試験の合格者は、その試験を行った都道府県知事(試験事務を指定試験機関に行わせている場合は、その事務を指定試験機関に行わせることにした都道府県知事)に申請書を出す、という定めです(e-Gov 法令検索:児童福祉法施行令・2026年10月12日確認の現行条文)。
登録事務処理センターは、「幼稚園教諭免許状では、保育士登録の手続きはできません」と案内しています。幼稚園教諭免許状を持っている方は、保育士試験の科目免除を受けて合格する方法があります(科目免除の仕組みは筆記9科目・科目免除・合格科目の有効期間・地域限定の記事にあります)。
登録先の都道府県は決まっていますが、実際の受け付けは登録事務処理センターが行います。
保育士として働くには、業務に就く前に登録を受けている必要があります。第18条の23は、保育士でない者が保育士又はこれに紛らわしい名称を使用することを禁じています(名称独占)。合格通知書や卒業証明書を持っているだけでは、「保育士」として働くことはできません。
登録事務処理センターの所在地と連絡先:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-6-2 登録事務処理センター。電話 03-3262-1080(肉声案内は平日 9:00〜17:00)。窓口業務は行っていないため、申請書類は簡易書留で郵送する。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター 問い合わせ先。
期限については、センターのQ&Aに「保育士登録の手続きに期限はありません。」とあります。保育士として働く予定のない方は、必ずしも登録する必要はなく、登録しなくても保育士となる資格を失うことはないと、同じ案内に書かれています。
申請の流れと「保育士登録の手引き」の取り寄せ方
センターが案内している新規登録の流れ(郵送申請)は、次の5段階です。
1. 「保育士登録の手引き」を、センターから取り寄せる。
2. 手引きに同封の専用払込用紙で、登録手数料を郵便局の窓口から払い込む。
3. 申請書、振替払込受付証明書、資格を証明する書類の原本などを用意する。
4. 簡易書留で、センターへ郵送する。
5. 審査・登録のあと、保育士登録証が簡易書留で届く。
手引きは、申請書や記入例などがセットになった冊子です。取り寄せの方法として、センターのページには次の手順が書かれています。
- 返信用封筒(角形2号・A4用紙を折らずに入れられるサイズ)に、請求部数に応じた郵便料金の切手を貼り、自分の住所・郵便番号・氏名を書く。
- 送信用封筒に、宛先(登録事務処理センター)を書いて切手を貼り、返信用封筒を入れる。
- 送信用と返信用の両方の封筒に、赤字で「保育士登録の手引き○部」と請求内容を書く。
- 日本郵便による郵送のみの取り扱いで、宅配便会社のメール便は使えない。
手引きの取り寄せに必要な切手:返信用封筒(角形2号)に貼る切手は、1部で180円、2部で320円、3〜6部で510円。速達での返送を希望する場合に基本料金へ加える額(300円または400円)は、部数ごとにページの表に示されている。送信用封筒は、定形サイズで50グラム以内なら110円、角形2号サイズで50グラム以内なら140円、100グラム以内なら180円。請求は登録者1名につき1部。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター 保育士登録申請手続き(新規登録)。
センターは、手引きの種類を間違えて取り寄せる例が増えていると、お知らせで注意しています。誤った手引き(申請書)での申請は不備になり、取り寄せの間違いによる登録の遅れにセンターは責任を負わないと書かれています。新規登録のための手引きは、指定保育士養成施設の卒業者・保育士試験の合格者は「保育士登録の手引き」、地域限定保育士試験の合格者は別の手引きです(センター「取り寄せ手引きの種類の誤りについて」・2026年8月20日付・2026年10月12日確認)。地域限定保育士の仕組みは地域限定保育士の記事にあります。
手引きをインターネットからダウンロードして入手できるかどうかについて、センターの新規登録のページには、手引きの本体をダウンロードできるという記載がありません(2026年10月12日時点)。ダウンロードが案内されているのは、旧版の手引きを持つ方のための「マイナンバー等記入欄」の用紙と、下の表の(E)の書類で申請する方が添付する保育士登録申請書別紙です。全国保育士養成協議会の「保育士の登録について」のページも、登録の手引きの取り寄せ方法として、センターのページを案内しています(全国保育士養成協議会 保育士の登録について・2026年10月12日確認)。
登録手数料と払い込みの方法
保育士登録の手数料:登録1人当たり4,200円。手引きに同封されている専用の払込用紙を使い、郵便局の窓口で払い込む。ATMでの払込手続きはできない。専用の払込用紙は登録人数分が必要で、1枚で複数人分を払い込むことはできない。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター 保育士登録申請手続き(新規登録)。
4,200円という額は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令(平成12年政令第16号)の表で、保育士の登録の申請に対する審査の手数料として定められている金額と同じです(e-Gov 法令検索:地方公共団体の手数料の標準に関する政令・2026年10月12日確認の現行条文)。
払い込みのときに気をつける点を、センターのページから拾います。
- 専用の払込用紙には、氏名を書く箇所が3か所あります。すべてに、申請者本人の住所と氏名を書きます。
- 窓口で、「振替払込請求書兼受領証」(払込用紙の真ん中の部分)と「振替払込受付証明書」(右側の部分)を受け取り、両方に郵便局の日付入りの受付印が押されているかを確かめます。
- 振替払込受付証明書は、申請書の裏面に全面のりづけして申請に使います。
- 振替払込請求書兼受領証は、保育士登録証が届くまで保管します。申請書類が届かないなどの郵便事故のとき、払い込みの確認のために、センターに見せることがあります。
郵便局備え付けの払込用紙は、絶対に使わないでください、と書かれています。専用の払込用紙をなくしたときは、センターの問い合わせ先に連絡します。
必要な書類:資格の証明・戸籍・マイナンバー関係
申請に必要な書類は、次の4種類です(センターの新規登録のページより)。
| 書類 | 内容 |
|---|---|
| 保育士登録申請書 | 手引きに同封されています。現在の氏名と本籍地を書きます(資格を取得した時の氏名・本籍地ではありません) |
| 振替払込受付証明書 | 払込用紙の右端の部分を、申請書の裏面に全面のりづけします |
| 保育士となる資格を証明する書類の原本 | 下の表の(A)〜(E)のうち、いずれか1つ |
| 現在の戸籍抄本(戸籍の個人事項証明書) | 資格を証明する書類の氏名と現在の氏名が、婚姻等で異なる場合のみ必要です |
資格を証明する書類は、次のいずれかです。
| 区分 | 書類 | 交付される人 |
|---|---|---|
| (A) | 保育士(保母)資格証明書 | 平成15年11月28日までの資格取得者 |
| (B) | 指定保育士養成施設卒業証明書 | 平成15年11月29日以降の資格取得者(卒業証書や通常の卒業証明書とは別の書類) |
| (C) | 保育士養成課程修了証明書 | 平成15年11月29日以降の資格取得者(指定保育士養成施設を卒業後、科目等履修により保育士養成課程を修了した場合) |
| (D) | 保育士試験合格通知書 | 保育士試験の合格者 |
| (E) | 保育士試験一部科目合格証明書・一部科目合格通知書(平成17年度までに交付されたもの) | 連続した3年間で全科目に合格していることが確認できる場合。複数枚での提出で、別紙の記入も必要 |
保育士試験の合格通知書について、センターの案内で確かめた点は、次のとおりです。
- 都道府県知事印または全国保育士養成協議会会長印のあるものが必要です。印のないものや、真ん中に「仮」と書かれているものは受け付けできません。
- 「平成(令和)××年(都道府県名)保育士試験結果」(科目ごとの得点と合否が書かれた部分)は不要なので切り離します。
- 令和5年3月以前に発行された場合、および令和5年4月以降で郵送により受験手続きをした場合は、ハガキの原本を添付します。令和5年4月以降にオンラインで受験手続きをした場合は、保育士試験事務センターのマイページからダウンロードして、A4無地の用紙に印刷したものを添付します(カラー印刷が望ましく、白黒でも問題ないと書かれています)。
- 紛失したときは、保育士試験事務センターで再発行の手続きをします。「保育士試験事務センター」は、「登録事務処理センター」とは別の団体です。
幼稚園教諭免許状、住民票、卒業証書、単位履修証明書などは、不要な書類なので添付しないよう書かれています。添付されてもお返しできません。
戸籍抄本が必要な場合の条件は、次のとおりです。
- 資格を証明する書類の氏名から現在の氏名への、変更の経緯が確認できること。
- 発行日が、申請書を送る日から6か月以内であること。
- 現在の戸籍抄本だけでは経緯が分からないときは、改製原戸籍や除籍抄本なども必要です。
- コピーや、住民票での代用は受け付けません(外国籍の方は、必要に応じて住民票・外国人登録原票を出します)。
資格を取得した時の氏名・本籍地ではなく、現在の氏名・本籍地を申請書に書くことは、センターのQ&Aにも書かれています。
マイナンバー関係の書類も、必要になりました。
申請時のマイナンバー記入等の開始時期:2025年(令和7年)4月7日(月)の登録事務処理センター受付分から、マイナンバーの記入、番号確認書類(例:マイナンバーカード裏面のコピー)、身元確認書類(例:マイナンバーカード表面のコピー)の添付が必要。表紙の右上に「07.04改訂版」とある手引きなら、同封の用紙を使う。それ以外の手引きは、センターのページから「マイナンバー等記入欄」の用紙をダウンロードして添付する。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター マイナンバー法および関係法令の改正に伴う、申請時のマイナンバー記入等について。
センターのお知らせ(2026年8月21日付)には、身元確認書類の説明の誤りが訂正されています。身元確認書類として貼るのは、マイナンバーカードの表面(写真のある面)のコピーです。番号確認書類(裏面のコピー、通知カードのコピー、住民票の原本のいずれか)と、身元確認書類は、別の書類として用意します。細かい代替書類の条件は、登録事務処理センターのページに一覧があります。
保育士登録証への旧姓の併記を希望する場合は、申請書に希望する旨を書き、戸籍の証明書を添えます。併記の仕組みは、保育士証の書換え・再交付の記事に書いています。
令和8年後期の合格者:令和9年1月12日に何が変わるか
令和8年後期の保育士試験に合格した方は、登録の申請に使う合格通知書を、まだ受け取っていません。全国保育士養成協議会のページでは、後期の合格通知書は、令和9年1月12日(火)にマイページで公開されます。
令和8年後期の合格通知書の公開日:合格通知書・一部科目合格通知書・実技試験結果通知書は、令和9年1月12日(火)10時予定でマイページに公開(郵送はしない)。郵送で受験申請した方には、令和9年1月12日(火)から1月19日(火)の期間に送付。筆記試験・実技試験が全て免除となる幼稚園教諭免許状所有者等は、10月7日(水)にマイページで公開(郵送申請の方への送付は10月7日(水)から10月15日(木))。筆記試験の結果は令和8年11月30日(月)にマイページで公開予定。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 【後期】受験票・試験結果通知について・全国保育士養成協議会 試験結果(後期)。
登録の申請には、都道府県知事印または協議会会長印のある合格通知書が必要です(仮の通知は不可)。そのため、令和8年後期の筆記試験・実技試験を受けて合格する方が、合格通知書を使って申請できるのは、令和9年1月12日以降になります(全科目免除の方を除く)。11月30日に見られるのは「筆記試験結果」で、登録の申請に使う合格通知書ではありません。協議会のページには、実技試験の結果が出る前に、後期の合格通知書を公開するという記載がありません(2026年10月12日時点)。
登録事務処理センターのトップページには、申請書類の受付締切日と、保育士登録証の発送予定が載っています。
登録事務処理センターの受付締切日と発送予定:11月の申請書類受付締切日は令和8年11月6日(金)17時必着で、保育士登録証の発送予定は令和8年12月中旬。12月の受付締切日は令和8年12月4日(金)17時必着で、発送予定は令和9年1月中旬。簡易書留により受付締切日までに到着し、不備不足なく受付されたものが対象で、センターへの持込みによる受付は行っていない。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター トップページ。
この11月6日と12月4日の締切日は、令和9年1月12日に合格通知書が公開される後期の合格者には使えません。令和9年1月以降の締切日は、センターのトップページには記載がありません(2026年10月12日時点)。1月以降の予定は、センターのお知らせで確認してください。
後期の試験について、10月7日に合格通知書が公開されるのは、筆記試験・実技試験が全て免除となる幼稚園教諭免許状所有者等に限られます。
申請から保育士登録証(保育士証)が届くまで
登録申請から交付までの期間:書類の不備や確認を要する事項がない場合で、申請の受け付けから保育士登録証の交付まで、おおよそ2か月程度。申請書類を郵送してから3か月以上たっても、保育士登録証が届かず、書類不備等の連絡もない場合は、センターの問い合わせ先へ連絡する(その際は書留郵便物受領書と振替払込請求書兼受領証を用意する)。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター 保育士登録申請手続き(新規登録)。
登録は、申請先の都道府県の審査と決定を経て、定められた事項が保育士登録簿に登録されたあとに交付されます。登録事務処理センターから、簡易書留郵便で届きます。この流れは、児童福祉法施行規則第6条の32にも対応しています。都道府県知事は、申請書の記載事項を審査し、申請者が保育士となる資格を有すると認めたときは、保育士登録簿に登録して保育士登録証を交付します。資格がないと認めたときは、理由を付して申請書を返却します(e-Gov 法令検索:児童福祉法施行規則・2026年10月12日確認の現行条文)。
書類の不備があると、交付が遅れることがあります。点検で不備が分かったときは、センターから連絡があります。センターは、郵送前に、記入漏れや添付書類の不足がないかを必ず確認するよう案内しています。
実際の発送の例として、センターのお知らせに、次の記載があります。
保育士登録証の発送実績の例:令和8年7月6日(月)から8月5日(水)までに、不備なくセンターに申請書が到着した方の保育士登録証は、令和8年9月14日(月)に簡易書留で発送された。最終確認日:2026-10-12。出典:登録事務処理センター 令和8年9月の保育士登録証発送について。
保育士登録証は、保育士として働くときに必要な書類です。働き始めたい時期が決まっているときは、合格通知書が手元に届いたらすぐに手引きを請求できるよう、準備しておきます。センターのQ&Aも、申請書類の受付時期や受付状況によっては、さらに時間を要することもあるので、保育士証が必要になるときは、できるだけ早めに手続きをするよう案内しています。
令和8年9月の発送のお知らせには、ご不在で受け取れなかった場合は、郵便局の不在連絡票を見て再送の手続きをする、と書かれています。保管期間が切れるとセンターに返送され、再送にかかる郵送料は申請者の負担になります。
保育士登録証と「登録済通知書」:書類の呼び方
検索では「登録済通知書」という言葉も使われています。登録事務処理センターのトップページ・新規登録のページ・Q&A・保育士の定義のページ、全国保育士養成協議会の「保育士の登録について」のページ、こども家庭庁の保育士のページには、「登録済通知書」という書類名の記載がありません(2026年10月12日時点)。
登録を受けたときに交付される書類は、法律では「保育士登録証」です(児童福祉法第18条の18第3項)。登録事務処理センターのサイトは、この書類を「保育士登録証(保育士証)」と呼んでいます。
登録事項は、児童福祉法第18条の18第1項の氏名・生年月日のほか、児童福祉法施行規則第6条の30が定めています。登録事務処理センターは、保育士登録簿に登録される事項として、氏名、生年月日、本籍地都道府県名(外国籍の場合は国籍名)、登録番号、登録年月日、資格要件(「指定保育士養成施設卒業・卒業(修了)年月」または「保育士試験全科目合格・合格年月」のいずれか)を挙げています。住所は、登録事項に含まれていません。
保育士登録証の見本は、登録事務処理センターの保育士の定義のページから見られます。登録状況が分からない方は、センターに電話で問い合わせるよう案内されています(トップページ「ご自身の登録状況が不明な方」)。
登録のあとにある手続き
一度登録を受けると、更新は不要です。ただし、保育士証に記載されている氏名や本籍地を変更したときは書換え交付、保育士証を紛失したり汚損したりしたときは再交付の手続きがあります。保育士登録の手続きは、保母から保育士への名称変更の手続きではない、とセンターは注意書きをしています。手続きの手順・費用・必要書類は、保育士証の書換え・再交付の記事で説明しています。
まとめ:登録までの手順
- 登録は、保育士として働く前に必要な手続きです。働く予定がなければ、必ずしも申請する必要はなく、申請しなくても資格は失われません。
- 申請の窓口は、都道府県の委託を受けた登録事務処理センターです。郵送のみで、簡易書留を使います。
- 手順は、「保育士登録の手引き」の取り寄せ、手数料(4,200円)の郵便局窓口での払い込み、書類の用意、簡易書留での郵送です。
- 書類は、申請書、振替払込受付証明書、資格を証明する書類の原本(合格通知書など)、必要な場合の戸籍抄本、マイナンバー関係の書類です。
- 受け付けから保育士登録証が届くまでは、不備がなければおおよそ2か月程度です。
- 令和8年後期の合格者の合格通知書は、令和9年1月12日(火)10時予定でマイページに公開されます。11月6日・12月4日の締切日は使えません。1月以降の締切日は、センターのお知らせで確認します。
試験に挑戦する方は、合格ナビの「オリジナル問題」で、筆記9科目を科目別に解けます。各問に初級・標準・上級の3段階の解説がつき、登録は不要です。
試験の日程と合格発表は試験の日程・申込み・合格発表の記事にまとめています。
よくある質問
Q保育士登録の手続きには、期限がありますか?
登録事務処理センターのQ&Aは、「保育士登録の手続きに期限はありません。」と答えています。「保育士となる資格を有する方」であれば、いつでも申請できるとされています。ただし、欠格事由に当たるようになった場合は登録できず、保育士になることもできません(登録事務処理センター「登録に関するQ&A」・2026年10月12日確認)。保育士として働き始める日が決まっているときは、申請から交付までに時間がかかるので、早めに申請します。
Q合格通知書のコピーや、「仮」と書かれた通知書でも、登録を申請できますか?
登録事務処理センターは、保育士となる資格を証明する書類は原本が必要で、コピーでは受け付けできないと案内しています。保育士試験合格通知書は、都道府県知事印または全国保育士養成協議会会長印のあるものが必要で、印のないものや、真ん中に「仮」と記載されているものは、仮の合格通知のため受け付けできません(登録事務処理センター「保育士登録申請手続き(新規登録)」・2026年10月12日確認)。オンラインで受験申請した方の合格通知書は、マイページからダウンロードして印刷したものを添付します。
Q登録の申請書は、住んでいる都道府県の窓口に出せばよいのですか?
登録先は各都道府県ですが、申請書類の受け付けは、都道府県の委託を受けた登録事務処理センターが行っています。センターのQ&Aは、「都道府県に直接送付しても、受け付けできません。」と案内しています。センターでは窓口業務を行っていないため、持参も受け付けていません(登録事務処理センター・2026年10月12日確認)。
Q登録手数料は、ATMや銀行振込でも払えますか?
登録事務処理センターの案内では、手数料は「保育士登録の手引き」に同封されている専用の払込用紙を使い、郵便局の窓口で払い込みます。ATMでの払込手続きはできないと明記されています。郵便局に備え付けの払込用紙は、絶対に使用しないでくださいとされています(2026年10月12日確認)。銀行振込などの方法は、同センターの新規登録のページには記載がありません(2026年10月12日時点)。
Q一度登録をすると、数年ごとの更新は必要ですか?
登録事務処理センターのQ&Aによると、一度保育士登録を受けて保育士証が交付されれば、その後に更新を行う必要はなく、全国どこででも保育士として働くことができます。ただし、保育士証に記載されている氏名や本籍地を変更した場合、保育士証を紛失したり汚損した場合などは、別の手続きが必要です(2026年10月12日確認)。手続きの中身は、保育士証の書換え・再交付の記事にまとめています。
法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月12日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

