保育士

保育士 保育実習理論 問15|生活体験を生かした描画活動

問題

保育士 | 保育実習理論 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

Y保育所の4歳児クラスでは、近くの畑で芋掘りをした翌日に、その経験を絵に描く活動を計画している。保育所保育指針の「表現」の考え方に照らして、保育士の関わりとして適切なものを3つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

※この問題は3つ選ぶ形式です。3つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。

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答え合わせ

正解は 1・3・4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は1、3、4です。描画活動では、心を動かされた経験を思い起こし、子どもが感じたことを自分なりに表せるようにすることが大切です。話し合いで経験を思い出す(1)、実物に触れて確かめる(3)、印象の強いものを大きく描いた表現を受け止める(4)は、どれも表現する意欲を支える関わりです。見本どおりに描かせることや、上手な作品だけを選んで飾ることは、子どもの自分なりの表現を狭めてしまいます。

1 適切 保育所保育指針は「表現」の内容に「生活の中で美しいものや心を動かす出来事に触れ、イメージを豊かにする」ことを挙げています。話し合いを通して体験を言葉にすると、描きたい内容のイメージがはっきりします。

2 不適切 見本どおりに描かせると、全員が似た絵になり、子どもが感じたことを自分なりに表す機会が失われます。指針は「感じたこと、考えたことなどを…自由にかいたり、つくったりなどする」ことを内容に挙げています。

3 適切 指針は「生活の中で様々な音、形、色、手触り、動きなどに気付いたり、感じたりするなどして楽しむ」ことを内容に挙げています。実物に触れることで、気付いたことを表現に生かせます。

4 適切 幼児は印象の強いものや大切なものを大きく描くことがあります。指針の内容の取扱いは、子どもの自己表現は素朴な形で行われることが多いので、そのような表現を受容し、表現しようとする意欲を受け止めるよう求めています。

5 不適切 出来ばえで選別することは、表現する過程を大切にする指針の考え方と合いません。飾るなら全員の作品を対象にし、他の子どもの表現に触れる機会とします。

以上から適切なものは1、3、4です。

指針の該当箇所 保育所保育指針第2章3(2)オ「表現」の内容の取扱いは、①豊かな感性は、身近な環境と十分に関わる中で美しいもの、優れたもの、心を動かす出来事などに出会い、そこから得た感動を他の子どもや保育士等と共有し、様々に表現することなどを通して養われるようにすること、②子どもの自己表現は素朴な形で行われることが多いので、保育士等はそのような表現を受容し、子ども自身の表現しようとする意欲を受け止めて、子どもが生活の中で子どもらしい様々な表現を楽しむことができるようにすること、③生活経験や発達に応じ、自ら様々な表現を楽しみ、表現する意欲を十分に発揮させることができるように、遊具や用具などを整えたり、様々な素材や表現の仕方に親しんだり、他の子どもの表現に触れられるよう配慮したりし、表現する過程を大切にして自己表現を楽しめるように工夫すること、を示しています。

生活体験と描画 描画は、描く前の体験の豊かさに支えられます。芋掘りのように五感を使った体験の後は、描きたい気持ちが高まりやすく、話し合いや実物との再会が、体験を表現につなげる橋渡しになります。描く材料(クレヨン、絵の具、大きめの紙など)を選べるようにすることも、指針③の「遊具や用具などを整え」ることに当たります。

強調表現の受け止め 肢4のように、大切なものを大きく描くのは幼児期の描画によく見られる表現です。保育士が大きさの比率を直すのではなく、「大きな芋だったんだね」と体験に共感し、話を聞くことで、子どもは自分の表現が認められたと感じます。

紛らわしい点 肢5の掲示は一見、意欲を高める工夫に見えますが、「上手」の基準を大人が決めて一部だけを選ぶ点が問題です。肢2も「描き方がわからない子どもへの配慮」に見えますが、全員に同じ手順を強いる点で、表現の過程を大切にする考え方から外れます。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第2章 3(2)オ 表現(イ)①②④(ウ)①②③条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

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