ITパスポート

ITパスポートの試験時間120分・100問・配点の仕組みと遅刻・退室のルール

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

ITパスポートの試験時間は120分、出題は100問(四肢択一)です。評価の対象は92問、配点は1,000点満点でIRT方式、午前・午後・夕方の3つの時間帯、遅刻したとき・途中で退室したとき・機器障害のときの時間の扱いを、IPAの案内で整理します。

目次
  1. ITパスポートの試験時間・問題数・出題形式
  2. 100問の配点:評価されるのは92問・1,000点満点・IRT方式
  3. 試験開始時刻と時間帯:午前・午後・夕方
  4. 遅刻・操作説明・途中退室で、試験時間はどうなるか
  5. 機器の障害で試験が中断されたとき
  6. 試験が終わったあと
  7. まとめ
結論:ITパスポートの試験時間は120分で、出題は100問(すべて多肢選択式の四肢択一)です。100問のうち評価の対象は92問で、評価点はIRT(項目応答理論)に基づいて解答結果から算出されます。時間帯は午前・午後・夕方の3つで、開始時間は会場によって異なります。遅刻しても、その分だけ試験時間が短くなるだけで、終了時刻は繰り下がりません。

この記事は、試験を実施する独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のITパスポート試験の紹介、試験要綱 Ver.5.6、受験要領、試験当日(CBT試験)、FAQをもとに、試験時間・問題数・配点と、当日の時間の扱いを整理したものです。120分の使い方(時間配分・見直しの進め方)はITパスポートのCBT試験とは、600点の考え方はITパスポートで600点以上でも不合格になる理由にまとめています。本サイトはIPAとは関係がなく、最新の案内は必ずIPAのページで確認してください。

ITパスポートの試験時間・問題数・出題形式

IPAの試験案内と試験要綱に示されている、ITパスポート試験の基本は次のとおりです。

項目内容
試験時間120分
出題数100問(すべて小問形式)
解答数100問
出題形式多肢選択式(四肢択一)
各科目で問う内容知識を問う
実施方式CBT方式により随時実施(2026年12月28日以降は休止予定)

IPAのFAQは、100問は、ストラテジ系(経営全般)・マネジメント系(IT管理)・テクノロジ系(IT技術)の3つの分野から幅広く出題されるとしています。出題はすべて小問で、1問の中に1つの設問がある形式です。

ITパスポート試験の試験時間と出題数:試験時間120分、出題数100問(小問形式)、多肢選択式(四肢択一)。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA ITパスポート試験、IPA 試験要綱 Ver.5.6。

120分で100問ですから、1問あたりの平均は120×60÷100=72秒です(当サイトの計算)。時間配分の考え方は、CBT試験の時間配分で説明しています。

100問の配点:評価されるのは92問・1,000点満点・IRT方式

ITパスポートの評価点は、IRT(項目応答理論)に基づいて、解答結果から算出されます(IPA「試験要綱」)。

試験要綱が示す、評価の対象と配点は次のとおりです。

項目内容
出題数100問
評価の対象92問(残りの8問は、今後出題する問題を評価するために使われる)
分野別の評価の対象ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問
配点(満点)1,000点満点
基準点総合評価点600点、分野別評価点(3分野)はそれぞれ300点
ITパスポート試験の評価の対象と基準点:出題数100問のうち、総合評価は92問で行い、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われる。分野別評価の問題数は、ストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問。配点は1,000点満点で、基準点は総合評価点600点、分野別評価点は各300点(それぞれ1,000点満点)。最終確認日:2026-10-07。出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6。

どの問題が評価の対象かは、受験中には分かりません。合格の判定は、総合評価点と、3つの分野別評価点のすべてが基準点以上のときです。この仕組みと、「600点以上でも不合格」になる条件は、600点以上でも不合格になる理由で説明しています。

この論点の問題を解く

120分で100問を解く感覚は、公開問題を時間を測って解くと確かめられます。

試験開始時刻と時間帯:午前・午後・夕方

IPAは、試験を3つの時間帯(午前・午後・夕方)で実施しているとしています。どの時間帯があるかは会場によって異なり、開催回数や試験開始時間も会場ごとに違います。希望の会場の開始時間は、受験申込の中で選びます(日程の探し方はITパスポートの申込方法にあります)。

当日の時刻は、次のように進みます。

時刻内容
試験開始時刻の30分前開場・受付が始まる
受付確認票と、顔写真付きの本人確認書類(原本)を提示する
試験開始時刻の1分前画面上に試験開始案内が表示される(試験開始時刻に遅れた人には表示されない)
試験開始時刻試験開始。この時刻になるまで、試験は始められない
試験終了時刻試験終了。解答の入力ができなくなり、自動的に採点が始まる

試験の開始と終了は、受験者端末の時刻を基準にします。時計(腕時計を含む)は試験室に持ち込めませんが、試験の残り時間は受験画面上に表示されます。持ち物の詳細は受験当日の持ち物・流れ・注意点にあります。

遅刻・操作説明・途中退室で、試験時間はどうなるか

120分は、試験開始時刻から数えられます。次の場面では、時間の扱いに決まりがあります。

遅刻したとき

申込をした試験の開催時間内であれば、遅刻による入室制限はありません。ただし、遅刻した時間に応じた試験終了時刻の繰下げは行われません。試験開始時刻に遅れた人は、その分、試験時間が短くなります。交通機関の事故などのいかなる理由でも、試験終了時刻の繰下げや、他の日時での受験はできません。

操作説明を確認するとき

ログイン後の操作説明は、スキップできます。確認に制限時間はなく、試験開始時刻を超えても確認できますが、その場合は、試験時間がその分短くなります。

早く解き終わったとき

試験終了時刻前に解答を終える人は、「解答終了」ボタンを押します。採点が始まり、試験結果が表示されます。メモ用紙などを試験監督員が回収したあと、試験室から退出します。試験終了時刻前でも退出できます。

試験中に退室するとき

試験中に一度退室すると、再び入室できません。トイレや気分が悪い場合など用事があるときは、手を挙げて合図すると、退室を許可されます。薬の服用を希望する人は、受験申込み後にITパスポート試験コールセンターへ連絡します。薬は試験室内に持ち込めず、試験開始前に受付などで預かり、試験中に一時退室して服用できます。その間、試験時間は停止できません。

試験時間の延長

IPAは、CBT試験会場で対応できないこととして、試験時間の延長を挙げています。座席配慮(出入り口の近くなど)を希望するときは、受験申込みを行う前に、ITパスポート試験コールセンターに対応環境を問い合わせます。申込完了後に希望しても、対応できない場合があるとされています。

機器の障害で試験が中断されたとき

機器の障害で試験が中断された場合の対応を、IPAは次のように示しています。

障害確認時点からの時間対応
15分以内に受験が可能になった継続受験。障害発生直前に解答した問題から再開し、障害で停止していた分、試験時間が延長される
15分を超えても受験が可能にならない障害の復旧を待つか、別の試験日に振り替えて受験できる
40分を超えても受験が可能にならない試験は中止となり、別の試験日に振り替えて受験する

振替受験のときの交通費は、受験者の負担です。障害確認時点は、試験監督員が障害を確認した時点です。

試験が終わったあと

試験終了後は、採点が行われ、受験者端末に試験結果が表示されます。結果は印刷して持ち帰ることはできません。総合評価点と分野別評価点は、試験終了後に利用者メニューからダウンロードできる試験結果レポートに記載されます。合格発表の日時と確認方法は、ITパスポートの合格発表にまとめています。

まとめ

  • 試験時間は120分、出題は100問(四肢択一)。開始時間は午前・午後・夕方の3つの時間帯から、会場ごとに選ぶ
  • 評価の対象は100問のうち92問で、8問は今後出題する問題の評価用。評価点はIRT(項目応答理論)に基づいて算出され、1,000点満点
  • 試験開始時刻の30分前から開場・受付。遅刻しても入室はできるが、終了時刻は繰り下がらず、遅れた分だけ試験時間が短くなる
  • 試験中に一度退室すると、再入室はできない。試験時間の延長には対応していない
  • 機器の障害では、15分以内なら継続受験で時間が延長され、40分を超えると試験は中止になり別の日に振り替える
本サイトは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)とは関係ありません。試験時間・出題数・基準点は、必ずIPAの最新の案内で確認してください。
最終確認 2026-10-29出典: IPA 情報処理推進機構 — iパス試験情報。受験料・合格率・試験日程・申込締切などの変動する値は、IPAの公式発表で最新情報を必ずご確認ください。

よくある質問

Q試験開始の時刻に遅れたら、受験できますか?

申込をした試験の開催時間内であれば、遅刻による入室制限はありません。ただし、遅刻した時間に応じて試験終了時刻が繰り下がることはなく、試験開始時刻に遅れた分だけ試験時間が短くなります。IPAは、途中入室は他の受験者の迷惑になるため、余裕をもって来場するよう案内しています。遅れるときは、可能であれば試験会場へ連絡します(IPA「受験要領」「FAQ」)。

Q120分より早く解き終わったら、先に終えて帰れますか?

試験終了時刻前に解答を終えるときは、「解答終了」ボタンを押します。採点が始まり、結果が表示されたあと、メモ用紙などを試験監督員が回収してから退出します。試験終了時刻前でも退出できます(IPA「試験当日(CBT試験)」)。

Q試験中にトイレへ行きたくなったら、時間は止まりますか?

IPAの案内では、試験中に一度退室すると、再び入室することはできません。トイレや気分が悪い場合など用事があるときは、手を挙げて合図すると、退室を許可されます。薬の服用を希望する場合は、受験申込み後にITパスポート試験コールセンターへ連絡します。薬は試験開始前に受付で預かり、試験中に一時退室して服用できますが、その間も試験時間は停止できません(IPA「試験当日(CBT試験)」「FAQ」)。

Q100問すべてが採点の対象になりますか?

評価の対象は92問です。残りの8問は、今後出題する問題を評価するために使われます。受験中は、どの問題が評価の対象かは分かりません。評価対象92問の分野別の問題数は、ストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問です(IPA「試験要綱 Ver.5.6」)。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月29日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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