危険物乙4の試験は全国で1日ではなく、都道府県ごと・試験日ごとに行われます。消防試験研究センターの試験日程の表と電子申請の画面で自分の日を探す方法、乙種の試験時間2時間、受験票の届き方、持ち物と使えない物、当日の注意を、センターの案内で整理します。
目次
結論:危険物乙4(乙種第4類)の試験日は、全国で1日ではなく、受ける都道府県と試験日ごとに決まっています。自分の日は、センターの試験日程の表(前期・後期のPDF)か、電子申請の画面で探します。乙種の試験時間は2時間です。受験票は、電子申請なら試験日のおおむね10日前までに自分でダウンロードして印刷し、写真を貼ります。当日は、写真を貼った受験票、HBまたはBの鉛筆かシャープペンシル、消しゴムを持っていきます。
この記事は、試験を実施する一般財団法人 消防試験研究センター(以下「センター」)の試験の方法・注意事項・受験案内・よくある質問・電子申請の案内と、センターの試験日程一覧・都道府県支部のページだけをもとに、試験日と当日の決まりを整理したものです。申し込みの手順と手数料は危険物乙4の申し込み方法、試験後の合格発表は危険物の合格発表はいつ?で扱っています。本サイトはセンターとは関係がなく、日程や手続は必ずセンターと受験する都道府県の支部で確認してください。
危険物乙4の試験日:全国共通の日はなく、日程表から自分の日を探す
センターの受験案内には、試験日程について「試験日程は、当センターホームページから調べることができます。」と書かれています。よくある質問には、危険物取扱者試験は都道府県ごとに行われており、年度途中で試験日程等の変更もあるため、詳細は受験を予定する都道府県の支部(東京の場合は中央試験センター)に問い合わせるよう案内があります。
日程表(令和8年度後期、令和8年10月7日時点)の行から、試験日・受付期間・合格発表予定日が分かる例を3行だけ挙げます。
| 都道府県 | 試験日 | 電子申請・書面申請の受付期間 | 合格発表予定日 |
|---|---|---|---|
| 青森県 | 令和8年11月14日(土) | 10/13〜10/20 | 令和8年12月3日(木) |
| 北海道 | 令和8年12月20日(日) | 11/04〜11/11 | 令和9年1月13日(水) |
| 北海道 | 令和9年3月7日(日) | 1/25〜2/01 | 令和9年3月25日(木) |
令和8年度後期 乙種第4類の試験日程の例:青森県は令和8年11月14日(土)の試験で、電子申請・書面申請とも受付期間は10/13〜10/20、合格発表予定日は令和8年12月3日(木)。北海道は令和8年12月20日(日)の試験で受付期間11/04〜11/11、合格発表予定日は令和9年1月13日(水)。北海道は令和9年3月7日(日)の試験で受付期間1/25〜2/01、合格発表予定日は令和9年3月25日(木)。いずれも乙4の試験種類に印があり、令和8年10月7日時点の日程表による。最終確認日:2026-10-07。出典:消防試験研究センター 令和8年度後期 試験日程(危険物取扱者試験)。
同じ日程表の中で、北海道の行だけで7行あります(当サイトで数えた件数)。つまり、同じ都道府県でも試験日は何日にも分かれていて、「危険物乙4の試験は何月何日」とは言えません。上の3行は日程表の書き方を示す例で、あなたの都道府県の日程ではありません。
実施の回数は、支部によって大きく違います。
福岡県支部の実施予定:危険物取扱者試験は1年間に3回(6月下旬、10月下旬、2月下旬)の実施を予定。受験地は県下4会場(北九州地区、福岡地区、筑後地区、筑豊地区)で実施予定。令和8年10月7日時点のページによる。最終確認日:2026-10-07。出典:消防試験研究センター 福岡県支部。
福岡県支部のページは、試験会場が確保できず実施できない地区がある場合もあると案内しています。受ける都道府県によって、試験日の数も会場の数も違います。
試験日の調べ方:日程表の読み方と電子申請の画面
試験日は、次の順に探します。
| 手順 | やること | センターの案内 |
|---|---|---|
| ① | センターの試験日程一覧を開き、受けたい時期の前期または後期の危険物取扱者試験日程(PDF)を開く | 試験日程一覧に前期・後期のリンクがある |
| ② | 受ける都道府県の行から、希望する試験日の行を探す | 同じ都道府県でも行が試験日ごとに分かれる |
| ③ | 同じ行の「電子申請の受付期間」「書面申請の受付期間」を見る | 日程表の列は、試験日・電子申請の受付期間・書面申請の受付期間・試験種類・合格発表予定日・注意事項 |
| ④ | 「試験種類」の欄で、乙種の「乙4」に印があるか確かめる | 甲・乙1〜乙6・丙の印が行ごとに並ぶ |
| ⑤ | 電子申請の画面で、受験する試験日を選んで申し込む | 電子申請の案内に「試験日及び電子申請の受付期間」の項目がある |
試験日程一覧のページ(試験情報検索)には、試験実施年月・免状区分・試験種類・都道府県を指定して検索する画面があり、「全件表示」「申請受付中のみ表示」を切り替えられます。表を目で追うより、乙種4類と受験する都道府県を指定したほうが探しやすいです。
日程表の行には、受付期間が終わったものも並んでいます。令和8年10月7日の時点でも、同じ表の中に、すでに受付が終わった行(北海道の令和8年10月18日の行など)と、これから受付が始まる行が混ざっています。受付が終わった行は、申し込めません。
毎年度の日程がいつ分かるかについて、センターは、早ければ2月末にお知らせできる都道府県もあると案内しています(よくある質問 Q20)。ただし、これは都道府県による話で、全国一斉の公表日はありません。
乙4の試験時間は2時間:開始時刻は受験票で
乙種の試験時間:乙種は2時間(試験科目の一部が免除される人は、免除される問題の数に応じて短縮)。五肢択一式のマーク・カードを使う筆記試験。実技試験はなし。最終確認日:2026-10-07。出典:消防試験研究センター 試験の方法。
乙種の試験時間は2時間です。乙種は、法令15問・物理化学10問・性質消火10問の計35問です(試験科目及び問題数)。すでに乙種の免状を持っていて別の類を受ける人は、法令と物理化学が免除されて性質消火10問だけになり、試験時間は35分です(よくある質問 Q11)。詳しくは乙4を持っている人が別の類を受けるときで扱っています。
何時から始まるかは、センターの案内では都道府県支部に確認するよう書かれています(よくある質問 Q26)。実際の集合時刻と試験会場は、受験票でお知らせされます(北海道支部のページ)。支部によっては、乙4の試験が午前と午後に分かれていて、午前か午後かは選べず受験票で指定される例もあります(大阪府支部のページ)。「午前なら休みが取れる」と考えて申し込むと、午後に指定されることがあるので、休みの調整は受験票が届いてからにするか、午前も午後も受けられる前提で申し込みます。
試験の最中に退室する場合は、試験開始から35分間は退室できません。それ以降は、試験官の指示により途中退室が可能です(センターのよくある質問 Q26)。
受験票:届く時期と、電子申請・書面申請の違い
受験票の届く時期:電子申請は試験日のおおむね10日前までに、受験票をダウンロードできる旨のメールを登録アドレスに送信。書面申請は試験実施日のおおむね1週間前までに郵送。最終確認日:2026-10-07。出典:消防試験研究センター 注意事項。
| 申し込み方法 | 受験票の受け取り | 届かないとき |
|---|---|---|
| 電子申請 | 試験日のおおむね10日前までに、ダウンロードできる旨のメールが届く。自分で印刷する(郵送はしない) | 電子申請トップの「受験票/受検票の印刷」から自分で印刷する |
| 書面申請 | 願書を提出した支部から、試験実施日のおおむね1週間前までに郵送 | 願書を提出した支部に照会する |
電子申請の受験票は、センターの案内で、白いA4用紙に拡大・縮小しないで印刷し、写真を貼って完成させると案内されています(電子申請の詳細)。受験票がない場合は受験できません。ダウンロードのメールは「お知らせメール」で、受験票そのものは電子申請のトップ画面の「受験票ダウンロード」から、試験日の10日前頃から印刷できます。
写真は、受験票に貼ります。センターは「受験票に顔写真を貼付していないと受験できません」としています。この写真は、合格したときの免状の写真にも使われます。決まりは次のとおりです(電子申請の詳細)。
- 縦4.5cm×横3.5cm
- 正面、無帽(宗教上又は医療上の理由がある場合を除く)、無背景、上三分身像
- 6か月以内に撮影されたもの
- 鮮明な写真
受験票に書かれた氏名や住所が間違っていたときの扱いは、支部で違う可能性があります。大阪府支部のページには、試験当日に試験室で配られる修正用紙に正しい内容を書いて提出するとあります。受験する支部の案内を見てください。
持ち物と、使えない物
試験当日の持ち物:写真を貼付した受験票、鉛筆又はシャープペンシル(いずれもHB又はBのもの)、消しゴムを必ず持参。テンプレート等の定規類、電卓、スマートフォン、携帯電話、スマートウォッチその他の機器は使用できない。最終確認日:2026-10-07。出典:消防試験研究センター 注意事項。
センターの注意事項には、「試験当日は、写真を貼付した受験票、鉛筆又はシャープペンシル(いずれもHB又はBのもの)、消しゴムを必ず持参してください。」と書かれています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 必ず持っていく物 | 写真を貼付した受験票/HBまたはBの鉛筆またはシャープペンシル/消しゴム |
| 使えない物 | 「テンプレート等の定規類、電卓、スマートフォン、携帯電話、スマートウォッチその他の機器」 |
マーク・カードを使う筆記試験なので、HBかBの鉛筆かシャープペンシルが必要です。物理化学の計算も、電卓なしで解きます。本番までに、電卓を使わない計算に慣れておくと安心です。計算問題の考え方は物理化学の計算の5つの型にまとめています。
試験当日の流れと注意
センターの注意事項で、当日に関わる点は次のとおりです。
- 受験者は、受験票に記載された集合時刻までに集合し、係員の説明を聞いた上で受験する
- 試験会場への往復は、公共交通機関を利用する。会場付近での路上駐車は絶対にしない
- 試験会場では、指定された場所以外での喫煙はしない
- 試験問題及び解答について、お問い合わせには一切応じられない
- 台風その他の事故等で会場や日程の変更等、緊急のお知らせがある場合は、センターのホームページに掲示する
集合時刻は、受験票に書かれた時刻が基準です。余裕をもって会場に向かってください。
天候の影響が心配なときは、センターのホームページと、受ける都道府県の支部のページを確認します。愛知県支部のページには、気象状況によって試験を中止・変更する可能性があり、その場合は原則、試験開始時刻の2時間前までに緊急情報としてホームページに掲載するとあります。ほかの支部のページの扱いは、各支部で確認してください。
試験が終わったら:合格発表と免状の手続き
試験が終わったあとの流れは、次の記事で扱っています。
- 合格発表の日の調べ方、結果通知書、合格基準:危険物の合格発表はいつ?
- 合格したあとの免状の交付・書換え・再交付:危険物乙4 合格後の手続き
当サイトは、本試験の問題や解答の速報は載せません。合否や点数の予想も書きません。
試験日までにできること
試験日が決まったら、残りの日数で何をするかを決めます。
- 勉強の進め方と、1か月(4週間)で仕上げる計画の例:危険物乙4で覚えること、危険物乙4 完全合格ガイド
- 論点別の問題で確認する:法令・物理化学・性質消火
まとめ
- 乙4の試験日は、受ける都道府県と試験日ごとに違う。自分の日は、センターの試験日程の表(前期・後期のPDF)と電子申請の画面で探す。年度の途中で変更されることがある
- 乙種の試験時間は2時間。開始時刻と集合時刻、試験会場は、受験票で知らされる
- 受験票は、電子申請ならおおむね10日前までにメールが届いて自分で印刷、書面申請ならおおむね1週間前までに郵送。写真の貼付がないと受験できない
- 持ち物は、写真を貼った受験票、HBまたはBの鉛筆かシャープペンシル、消しゴム。電卓・スマートフォン・スマートウォッチなどは使えない
- 試験開始から35分間は退室できない。会場へは公共交通機関で行く
本サイトは一般財団法人 消防試験研究センターとは関係ありません。掲載している問題は、過去の出題論点をもとに合格ナビが作成した論点別問題で、試験団体が出題した問題ではありません。日程・受験票・持ち物・手続は、必ずセンターと受験する都道府県の支部の発表で確認してください。
よくある質問
Q危険物乙4の試験は、年に何回ありますか?
全国共通の回数はありません。消防試験研究センターは、危険物取扱者試験は都道府県ごとに行われていて、年度の途中で試験日程等が変更されることもあると案内しています。令和8年度後期の日程表では、同じ都道府県の中に試験日が複数並んでいます。自分が受ける都道府県の行を数えるのが確実です。
Q住んでいる県と違う県で乙4を受けられますか?
ご希望の都道府県で受験できます。センターのよくある質問では、受験申請は受験を希望する都道府県の支部(東京の場合は中央試験センター)に行うと案内されています。日程表で受けたい都道府県の試験日を選び、その県の受付期間内に申し込みます。
Q試験の日が近いのに、受験票が届きません。どうすればよいですか?
申し込み方法で対応が違います。電子申請の人は、試験日のおおむね10日前までにダウンロードできる旨のメールが届き、未着のときは電子申請トップの「受験票/受検票の印刷」から自分で印刷できます。書面申請の人は、試験実施日のおおむね1週間前までに郵送され、届かないときは願書を提出した支部に照会します。
Q乙4の試験は、途中で退室できますか?
できます。ただし、センターのよくある質問によると、試験開始から35分間は退室できません。それ以降は、試験官の指示により途中退室が可能です。乙種の試験時間は2時間(一部の科目の免除を受ける人は短縮)です。
Q乙4の試験で、電卓は使えますか?
電卓は使えません。センターは、試験会場ではテンプレート等の定規類、電卓、スマートフォン、携帯電話、スマートウォッチその他の機器の使用はできないと案内しています。乙4の計算問題は、鉛筆と消しゴムで解く前提です。時計の扱いなど、ここに挙がっていない物は、受験票や受験する支部の案内で確認してください。
法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月7日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。
