危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問103|指定数量・倍数計算

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

同一の場所で、第二石油類(非水溶性)の軽油を4,000 L と、第二石油類(水溶性)の酢酸を6,000 L を貯蔵している。指定数量の倍数として正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正しいのはエです。各品目の指定数量を確認します。

  • 軽油(第二石油類・非水溶性): 1,000 L
  • 酢酸(第二石油類・水溶性): 2,000 L

倍数計算:

  • 軽油: 4,000÷1,000=4.0
  • 酢酸: 6,000÷2,000=3.0
  • 合計: 4.0+3.0=7.0

「第二石油類の非水溶性は1,000 L・水溶性は2,000 L」という水溶性2倍の規則性を押さえます。

指定数量の倍数計算(第二石油類・水溶性と非水溶性):

品目分類指定数量貯蔵量倍数
軽油第二石油類・非水溶性1,000 L4,000 L4.0
酢酸第二石油類・水溶性2,000 L6,000 L3.0

合計倍数:4.0+3.0=7.0(エ=正)

引っかけパターント:

  • 軽油と酢酸が同じ「第二石油類」でも指定数量が2倍異なる(非水溶性1,000 L・水溶性2,000 L)点を見落とす
  • 酢酸の指定数量を第二石油類非水溶性(1,000 L)と同一視して計算する(→6,000÷1,000=6.0、合計10.0という誤答オが出る)
  • 水溶性を「倍数が大きいから危険性が高い」と誤解する(水溶性の指定数量が2倍なのは相対的に危険性が低いため)

本問は同じ「第二石油類」の中に水溶性・非水溶性が混在し、指定数量が2倍異なるケースです。「水溶性は指定数量2倍(危険性が相対的に低い)」という規則性の確認問題です。

【理論的背景】

同じ第二石油類でも、水溶性と非水溶性では指定数量が2倍異なります。これは、水溶性液体(酢酸・プロピオン酸・アクリル酸等)は水による消火・希釈が有効であることから、非水溶性(灯油・軽油・キシレン等)より相対的に危険性が低いと評価されているためです。指定数量が大きい=少量から規制されない=危険性が相対的に低い、という対応関係を理解すると数値を覚えやすくなります。

酢酸(CH₃COOH:氷酢酸)は引火点39℃で第二石油類・水溶性に分類されます。液比重1.05(水より重い)という特徴があり、水に溶ける性質と組み合わせて火災対応上の注意点があります。軽油は引火点45℃以上で第二石油類・非水溶性の代表例です。

【実務・条文構造】

本問の計算:

  • 軽油(第二石油類・非水溶性)指定数量1,000 L → 4,000÷1,000=4.0
  • 酢酸(第二石油類・水溶性)指定数量2,000 L → 6,000÷2,000=3.0
  • 合計倍数=7.0(エ)

第二石油類の指定数量対比:

  • 非水溶性(灯油・軽油・キシレン・クロロベンゼン等): 1,000 L
  • 水溶性(酢酸・プロピオン酸・アクリル酸等): 2,000 L(非水溶性の2倍)

【試験での位置づけ】

第二石油類の1,000 L(非水溶性)と2,000 L(水溶性)の区別はA頻出です。本問は倍数計算に「水溶性・非水溶性の区別」を織り交ぜた良問で、酢酸(水溶性)と軽油(非水溶性)の組合せで出題されています。代表的な誤答パターンは「酢酸も非水溶性1,000 Lとして計算して合計10.0」(選択肢オ)です。「第二石油類の水溶性は2,000 L」を確実に押さえ、各品目の水溶性・非水溶性分類を確認してから計算する習慣が正答のコツです。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(誤): 2.5は例えば軽油のみの倍数(4.0)にもならず、別の誤計算から出る値。
  • イ(誤): 4.0は軽油のみの倍数(4,000÷1,000)。酢酸を加算していない誤答。
  • ウ(誤): 5.0は両者の倍数を合算したが数値に誤りがある場合(軽油3+酢酸2=5.0等)に出る誤答。
  • エ(正): 4.0+3.0=7.0。確定表準拠の正答。
  • オ(誤): 10.0は酢酸を非水溶性1,000 Lと誤認した場合(6,000÷1,000=6.0、4.0+6.0=10.0)の典型的な誤答。水溶性・非水溶性の混同。

【根拠法令】危険物の規制に関する政令 別表第三、消防法第10条第2項。

【補足】軽油(第二石油類・非水溶性)1,000 L、酢酸(第二石油類・水溶性)2,000 L。倍数合計=4.0+3.0=7.0。第二石油類の水溶性は2倍(2,000 L)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 危険物の規制に関する政令 別表第三(指定数量)、消防法第10条第2項(複数品目の倍数合算)。軽油(第二石油類・非水溶性)指定数量1,000 L、酢酸(第二石油類・水溶性)指定数量2,000 L。倍数合計=4,000÷1,000+6,000÷2,000=4.0+3.0=7.0。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

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