衛生管理者

衛生管理者に落ちた・受かる気がしないとき結果の確認・点数開示・再受験・合格に必要な正解数

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

衛生管理者試験に落ちたかもしれないとき、結果はどこで分かるか、点数は開示できるか、再受験はどう申し込むかを安全衛生技術試験協会の公式案内で整理。合格に必要な最小正解数(第二種18問・第一種26問)も配点から計算します。

目次
  1. 落ちたかもと思ったとき、先に確認できること
  2. 結果の確認方法:通知書が正式、電話の照会は不可
  3. 点数開示の請求はできるか:協会の案内で確認できる範囲
  4. 合格基準で「落ちたかも」を計算する:足切りと必要正解数
  5. 不合格だったとき:再受験の方法・期限・費用
  6. 次回に向けた勉強の組み直し:範囲ごとに弱点を絞る
  7. 受かる気がしないときの現実的な目標設定:合格率と必要正解数から考える
  8. まとめ
結論:衛生管理者試験に「落ちたかも」と感じても、結果は試験後に受験者本人宛てに届く通知書で確定します。電話での結果の照会には応じてもらえません。合格基準は「科目ごと(第一種は範囲ごと)の得点が40%以上で、かつ合計が60%以上」です。配点から計算すると、合格に必要な正解数は第二種で18問以上、第一種で26問以上です(当サイトの計算)。不合格でも同じ種類の試験を再び受験でき、申請は協会のオンライン申請で行います。

この記事の数字と手続きは、安全衛生技術試験協会の公式ページを出典としています(2026-10-04 時点)。合格ナビの衛生管理者の論点別問題374問の内訳は、関係法令(有害業務以外)80問、関係法令(有害業務)59問、労働衛生(有害業務以外)85問、労働衛生(有害業務)65問、労働生理85問です(2026-10-02 集計。当サイトの自作問題の数で、本試験の出題数ではありません)。

落ちたかもと思ったとき、先に確認できること

不安なときほど、分かっている事実と分からないことを分けると落ち着いて動けます。協会の公式ページで確認できる範囲を表にします。

知りたいこと協会の公式案内に書かれていること(2026-10-04 時点)
結果はいつ・何で分かるか合格発表日の当日に、受験したセンターから通知書が発送される。不合格は「免許試験結果通知書」。ホームページへの掲載は補助
電話で結果を聞けるか聞けない。電話等による結果の照会には一切応じられない
試験問題を持ち帰れるか持ち帰れない(試験問題の表紙の注意事項)。受験票は持ち帰る
得点の開示衛生管理者向けに得点の開示を明記した案内の記載はない。個人情報の開示等請求の窓口は案内されている
再受験同じ種類の試験を再び受験できる。前回の結果通知書または受験票を添えて申請する
受験回数の上限協会の試験紹介・よくあるご質問に、上限の記載はない
合格基準科目ごと(第一種は範囲ごと)40%以上、かつ合計60%以上

数字で見ると、不合格は珍しいことではありません。協会の統計では、令和7年度の合格率は第一種が46.8%、第二種が48.7%で、受験者のおよそ半分が合格しています(詳しくは合格率と難易度の記事)。

結果の確認方法:通知書が正式、電話の照会は不可

協会の試験紹介ページは、結果の通知について次のように案内しています。不合格のときは「免許試験結果通知書」で知らされます。「電話等による試験結果の照会には、一切応じられません」とあり、センターのホームページへの掲載は「受験者の便宜を考慮した補助的な方法」なので、受験者本人宛ての通知書で確認するよう求めています。

試験結果の通知:合格の場合は免許試験合格通知書、それ以外は免許試験結果通知書で通知される。電話での照会には応じない。ホームページへの掲載は補助的な方法。最終確認日:2026-10-04。出典:安全衛生技術試験協会 第一種・第二種衛生管理者の紹介。

通知書が届かない・なくしたとき

  • 発表日から10日以上経っても届かないとき:受験したセンターまたは試験場に連絡します(協会のよくあるご質問)。
  • 通知書をなくしたとき:「再発行できます」と案内されています。手続きは受験したセンター・試験場のページで確認します。
  • 受験票をなくして受験番号も分からないとき:電話での照会は本人確認ができないため受け付けられず、通知書が届くまで待つよう案内されています。

出典は協会 よくあるご質問です。試験当日の流れは試験当日の流れの記事で整理しています。

点数開示の請求はできるか:協会の案内で確認できる範囲

「点数開示」を調べる人が多いので、協会の公式ページに書かれている事実だけを書きます。協会の次のページには、衛生管理者試験の得点を開示すると明記した案内の記載がありません。

  • 第一種・第二種衛生管理者の紹介(試験科目・合格基準・結果の通知)
  • よくあるご質問
  • 合格後の手続き
  • 試験手数料
  • プライバシーポリシー

結果通知書に各範囲の得点が載るかどうかの記載もありません。一方、プライバシーポリシーには「試験に関する個人情報の開示等の請求については、当試験協会総務部へお問い合わせください。なお、手数料がかかる場合があります」という案内があります。

個人情報の開示等請求:協会が実施する試験に関する個人情報の開示等の請求は、協会の総務部が窓口。手数料がかかる場合がある(平成28年6月23日付の記載)。衛生管理者試験の得点が開示対象かどうか、開示される項目、手続き、費用はこのページからは分からない。最終確認日:2026-10-04。出典:安全衛生技術試験協会 プライバシーポリシー。

得点の開示を希望する場合は、このページから分かる範囲を超えるので、協会に直接問い合わせて確認してください。

合格基準で「落ちたかも」を計算する:足切りと必要正解数

試験問題は持ち帰れないため、当日の自己採点は覚えている解答との照合になります。協会が公表している試験問題の表紙には「試験問題は、持ち帰ることはできません。受験票は、お持ち帰りください。」とあります(第二種衛生管理者の公表試験問題。2026-10-04 時点)。

覚えている範囲で数えるときは、合計点だけでなく範囲ごとの足切りも見ます。協会のよくあるご質問にも「合計が60%であっても、ある科目の得点が40%未満となると不合格になります」とあります。

第二種の目安:18問、かつ各範囲4問以上

第二種は労働衛生・関係法令・労働生理の3科目が各10問・各10点です(いずれも有害業務に係るものを除く)。合計60%は180点、つまり18問です。各科目の40%は40点、つまり4問です。

第一種の目安:合計240点、かつ範囲ごとに最低ライン

第一種は5つの範囲に分かれ、1問の点数が違います。有害業務に係る範囲(労働衛生・関係法令)は各10問・80点で1問8点、有害業務以外の範囲(労働衛生・関係法令)は各7問・70点で1問10点、労働生理は10問・100点で1問10点です。合計は44問・400点で、60%は240点です。配点と合格基準は協会の試験紹介ページの記載です。

各範囲の40%を超える最低の正解数は、労働衛生(有害業務)4問、労働衛生(有害業務以外)3問、関係法令(有害業務)4問、関係法令(有害業務以外)3問、労働生理4問です(当サイトの計算。有害業務に係る範囲は3問だと24点で32点に届かず、有害業務以外は2問だと20点で28点に届きません)。範囲ごとの計算と検算の表は合格率と難易度の記事にあります。

組合せの例で「落ちたかも」を判定する(当サイトの計算例)

区分範囲ごとの正解数(第一種は表の順)合計判定
第一種5・5・5・5・6問(26問)240点合格ライン(足切りなし)
第一種5・4・5・4・6問(24問)220点不合格(合計が240点に届かない)
第一種6・2・6・5・9問(28問)256点(64%)不合格(合計は240点を超えているが、労働衛生の有害業務以外が20点で足切り)
第一種7・5・7・5・7問(31問)282点合格
第二種6・6・6問(18問)180点合格ライン
第二種3・9・8問(20問)200点不合格(労働衛生が30点で足切り)
第二種4・4・10問(18問)180点合格

第一種の最小の正解数も計算しました。各範囲の正解数の組合せを全部試すと、足切りと合計240点を満たす最小は26問です(例:4・3・4・5・10問で244点)。10点の問題が多い範囲だけで稼ぐ方法は、有害業務に係る範囲の足切りに阻まれます。第二種は全問10点なので最小は18問です。実際の合否は、どの問題に正解したかで決まります。この表は配点から逆算した例で、実際の採点結果ではありません。

各範囲の問題で足切りを確かめる

不合格だったとき:再受験の方法・期限・費用

不合格や欠席のあとも、同じ種類の免許試験を再び受験できます。協会のよくあるご質問では、再受験もオンライン申請で行い、マイページの新規申請で再受験にチェックを入れて、前回の免許試験結果通知書または受験票のどちらかの画像と証明写真のデータをアップロードする、と案内されています(画面の手順は合格率と難易度の記事にもあります)。

書面で申請する場合は、受験申請書・写真・試験手数料納付済みの振替払込受付証明書・前回の結果通知書または受験票の4点が必要書類です。

申請の受付は、オンラインでは試験日の2か月前の深夜0時から14日前の23時59分59秒までです。受付期間中でも定員に達すると受付が終了します。学科試験の手数料は8,800円で、受験票を発行したあとは試験日の変更も手数料の返還もできません。

再受験の申請と手数料:オンライン申請の受付は試験日の2か月前(深夜0時)から14日前(23時59分59秒)まで。定員に達すると受付終了。学科試験の共通手数料は各免許試験とも8,800円(令和5年6月1日現在)。受験票の発行後は手数料の返還不可。最終確認日:2026-10-04。出典:安全衛生技術試験協会 第一種・第二種衛生管理者の紹介、試験手数料。

試験日はセンターごとに決まっており、協会の日程ページに掲載されています。申込の締切は試験日の14日前なので、次に受けたい日から逆算して予定を立てます。受験回数の上限は、協会の試験紹介・よくあるご質問には記載がありません。第二種から第一種へ進む特例などは合格率と難易度の記事にまとめています。

次回に向けた勉強の組み直し:範囲ごとに弱点を絞る

不合格の原因が「合計点が足りなかった」のか「どれか1つの範囲が足切りだった」のかで、組み直し方が変わります。結果通知書に範囲ごとの得点が載っているかは協会の公式ページに記載がないので、覚えている範囲での自己採点と、問題を解いたときの正答率から弱点の範囲を探します。

  • ステップ1:5つの範囲(第二種は有害業務以外の3範囲)ごとに、解いた問題の正答率を出し、40%を切りそうな範囲を最優先にする
  • ステップ2:弱い範囲の問題を、論点ごとに解き直す。当サイトの問題数は、関係法令(有害業務以外)80問・関係法令(有害業務)59問・労働衛生(有害業務以外)85問・労働衛生(有害業務)65問・労働生理85問
  • ステップ3:協会が公表している試験問題と正答を本番と同じ形式で解き、範囲ごとに採点して上の最低正解数を超えているか確かめる
  • ステップ4:次の受験日を決め、申込期間(2か月前〜14日前)から逆算して学習期間を置く。学習時間の見積もり方は勉強時間の記事にあります

協会の公表試験問題について、協会は「令和8年10月掲載の試験問題は令和8年1月から6月までに実施したもの」で「令和8年1月1日以降に施行された法令に対応しておりません」と注意しています。法令の改正点は、試験を受ける年度の協会の案内で確認してください。

協会が公表する試験問題:試験問題と正答を年2回(4月掲載・10月掲載)公表。令和8年10月掲載分は令和8年1月〜6月に実施した試験のもので、令和8年1月1日以降に施行された法令には対応していない。最終確認日:2026-10-04。出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題。

弱点を潰すための問題

受かる気がしないときの現実的な目標設定:合格率と必要正解数から考える

受かる気がしないときは、「全部できるようになる」ではなく、配点から逆算した最低ラインを目標にすると進めやすくなります。

区分合格に必要な最低の目安(当サイトの計算)
第二種30問中18問以上(180点)。各科目4問以上
第一種44問中26問以上(240点)。範囲ごとに4・3・4・3・4問以上

合計の目安と足切りの両方を満たすことが条件なので、得意な範囲だけで稼ぐのではなく、全ての範囲で最低ラインを超えることを先に目標にします。

他人の体験談の前に、公表されたデータで位置を知る

「落ちた」という体験談を読むと不安が大きくなります。体験談は人ごとに条件が違うので、ここでは協会が公表している統計だけを見ます。令和7年度は、第一種が受験者66,401人のうち合格者31,046人(合格率46.8%)、第二種が受験者40,653人のうち合格者19,796人(48.7%)でした。受験者数から合格者数を引くと、合格しなかった人は第一種で35,355人、第二種で20,857人です(当サイトの計算)。令和6年度を含めた表は合格率と難易度の記事にあります。

受験者の約半数は合格していないので、不合格は少数の例外ではありません。落ちたことと次に受かる力は別の話です。この統計には、受験回数や初回受験かどうかの内訳はありません。

令和7年度の合格率:第一種 受験者66,401人・合格者31,046人・合格率46.8%、第二種 受験者40,653人・合格者19,796人・合格率48.7%。最終確認日:2026-10-04。出典:安全衛生技術試験協会 統計。

まとめ

  • 結果は受験者本人宛ての通知書で確定します。電話の照会には応じてもらえず、ホームページの掲載は補助です
  • 試験問題は持ち帰れないため、自己採点は記憶頼みです。範囲ごとの足切りも忘れずに見ます
  • 点数の開示は、協会の公式ページに衛生管理者向けの案内がありません。必要なら協会に直接確認します
  • 合格に必要な正解数は、第二種18問以上、第一種26問以上です(当サイトの計算)
  • 不合格でも再受験できます。オンライン申請で、前回の結果通知書または受験票の画像を添えます
  • 次回は範囲ごとの正答率を出して、足切りになりそうな範囲から組み直します

よくある質問

Q衛生管理者試験の点数は開示してもらえますか?

協会のページ(試験紹介・よくあるご質問・合格後の手続き・手数料・プライバシーポリシー)には、衛生管理者試験の得点を開示すると明記した案内も、結果通知書に得点が載るかどうかの記載もありません。協会が案内しているのは、試験に関する個人情報の開示等の請求を総務部で受け付けること(手数料がかかる場合あり)です。開示される項目や手続きは、協会に直接確認してください。

Q試験問題を持ち帰れないのに、自己採点はできますか?

協会が公表している試験問題の表紙には「試験問題は、持ち帰ることはできません。受験票は、お持ち帰りください。」とあります。そのため当日の自己採点は、覚えている解答と照らし合わせる形になります。試験問題と正答は協会が年に2回(4月・10月)掲載しているので、実施から日が経てば公式の正答で確かめられます。

Q受験票も結果通知書もなくした場合、再受験はできませんか?

協会のよくあるご質問では、前回の結果通知書と受験票を両方なくした場合は、前回受験したセンターまたは試験場に電話で問い合わせるよう案内されています。結果通知書は再発行できるとも案内されています。申込の前に、受験したセンターで手続きを確認してください。

Q第二種と第一種で、合格に必要な最低の正解数は何問ですか?

当サイトが配点から計算した結果では、第二種は30問中18問(各10点で合計180点)、第一種は44問中26問が最小です。第一種は10点の問題が多い範囲で稼いでも、有害業務に係る範囲で最低4問を取らないと足切りになるため、26問より少ない正解数では合格できません。実際の合否は、どの問題に正解したかで決まります。

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