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ITパスポート アプリの選び方収録年度・画面・解答例で確かめる5つの点【2026年版】

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

ITパスポートのアプリを、問題の出どころ・収録年度・画面での読みやすさ・解説の正しさ・使い続けやすさの5点で選ぶ方法。IPAの公開問題600問の集計と、公開問題3問の試し解きで確かめます。

目次
  1. ITパスポートのアプリは何で選ぶ?ストアで確かめる5つの点
  2. 収録年度で選ぶ:生成AIの問題は令和7年度から
  3. スマホの画面で試す3問:図・表・流れ図
  4. 解説が合っているかを、IPAの解答例で3問確かめる
  5. 1問72秒で回せるか:スキマ時間・通信・広告
  6. アプリは、公開問題3問を試してから決めよう
結論:ITパスポートのアプリは、問題の出どころ・収録年度・画面での読みやすさ・解説の正しさ・使い続けやすさの5点を、ストアの説明と3問の試し解きで確かめて選びます。この記事は特定のアプリの順位をつけず、IPAの公開問題を物差しにした確かめ方を書きます。

ITパスポートのアプリは何で選ぶ?ストアで確かめる5つの点

アプリは、問題の出どころ・収録年度・画面・解説・使い続けやすさの5点で選べます。5点とも、ストアの説明と、公開問題3問の試し解きで確かめられます。

確認する点ストアと画面での見方判定の基準詳しい確かめ方
①問題の出どころ説明文の「IPA公開問題」の表示、年度と問題番号の表示IPAの公開問題か、独自の問題か。独自の問題は、公開問題と区別して書いてあるかIPA 過去問題
②収録年度収録している最新の年度令和7年度・令和8年度を含むか次の節
③画面での読みやすさ図・表・流れ図の問題を開く拡大しなくても読めるか3つ目の節
④解説の正しさIPAの解答例と3問を照合する3問とも正解が一致し、解説が理由を説明しているか4つ目の節
⑤使い続けやすさ機内モードで開く、中断して再開する、広告の位置を見る1問72秒の感覚で回せるか5つ目の節

アプリの比べ方は、サービスごとの料金や機能を並べる方法もあります。そちらはITパスポートの学習サービスの選び方に書いています。この記事は、どのアプリにも当てられる確かめ方を扱います。

収録年度で選ぶ:生成AIの問題は令和7年度から

IPAの公開問題を収録するアプリで、最新の年度が令和6年度までなら、「生成AI」の語を含む公開問題は1問も入っていません(アプリ独自の問題は別です)。収録年度は、地図の発行年のようなものです。古い地図には、新しくできた道がありません。

合格ナビの問題データ(IPA公開問題の令和3〜8年度600問・2026-10-30集計)で、問題文か選択肢に「生成AI」の語を含む問題を数えました。

年度公開問題「生成AI」を含む問題
令和3〜6年度400問0問
令和7年度100問3問
令和8年度100問1問

令和7年度と令和8年度の4問は、次のとおりです。

数えた方法は、問題文と選択肢の文字列に「生成AI」が入っているかどうかです。「ChatGPT」「大規模言語モデル」「LLM」を含む問題は、令和3〜8年度の600問にありませんでした。

シラバスは版ごとに用語例が変わります。現行はVer.6.5で、IPAのページの掲載日は2026年1月8日です。生成AIの項目は、Ver.6.2(令和5年8月)で追加されています。

版の見分け方はITパスポートの参考書おすすめの選び方に、Ver.6.5の変更点はシラバスVer.6.5の変更点に書いています。

ITパスポート試験の現行シラバス:Ver.6.5(IPAのページの掲載日は2026年1月8日)。生成AIに関する項目・用語例はVer.6.2(令和5年8月)で追加。最終確認日:2026-10-30。出典:IPA 試験要綱・シラバスについて。

収録年度が合っているかは、IPAの公開問題の一覧と見比べられます(ITパスポート試験 過去問題)。

スマホの画面で試す3問:図・表・流れ図

図や表が出る問題は、スマホの小さな画面で読めるかを先に試します。公開問題600問のうち、問題文に図や表への言及がある問題は57問(9.5%)、「a、bに入れる字句の組合せ」の型が53問(8.8%)です。どちらかに当たる問題は95問(15.8%)で、毎年12〜21問あります。

図・表の問題と組合せ型の問題の数(IPA公開問題・年度別)
図・表への言及がある問題か「a、bに入れる字句の組合せ」型の問題は、令和3年度が14問、令和4年度が21問、令和5年度が19問、令和6年度が12問、令和7年度が14問、令和8年度が15問

出典:合格ナビの問題データ(令和3〜8年度の公開問題600問・2026-10-30集計)

数えた方法は、問題文の言葉で決めた目安です。図や表の言及は「図の」「表のとおり」「流れ図」「アローダイアグラム」などの語、組合せ型は「a、bに入れる」「a〜cに入れる」の語で数えています。

試すのは、図・表・流れ図が1問ずつ出る次の3問です。アプリに同じ問題があれば、同じ問題で比べます。

見るのは、次の3つです。

  • 図が画面の幅に収まり、拡大しなくても数字が読めるか
  • 図と選択肢を、画面を行き来せずに見比べられるか
  • 選択肢が長いとき、折り返しても読みやすいか

解説が合っているかを、IPAの解答例で3問確かめる

解説が正しいかは、IPAの解答例と3問を照合すると確かめられます。IPAの解答例は、ドリルの巻末の答えのようなものです。アプリの正解がこれと食い違うなら、そのアプリは解説を含めて確かめ直しが要ります。

照合に使うのは、令和4年度の次の3問です。論点が1つで、図や表を使わない問題を選びました。

問題論点IPAの解答例
令和4年度 問22SCMシステムを構築する目的イ
令和4年度 問55PCI DSSの説明ア
令和4年度 問76サイバー保険に入ることのリスク対応の分類イ

出典:令和4年度 ITパスポート試験 問22・問55・問76の解答例(独立行政法人情報処理推進機構)。IPA 令和4年度 解答例(PDF)で確かめられます。

確かめる手順は、次のとおりです。

  • ①アプリで3問を開き、アプリが示す正解を控える
  • ②上の表のIPAの解答例と比べる
  • ③解説が、正解の理由と、ほかの選択肢が違う理由を説明しているか読む
  • ④3問とも一致しなければ、そのアプリの解説は使う前に別の資料で確かめる

1問72秒で回せるか:スキマ時間・通信・広告

試験は120分で100問なので、1問あたり平均72秒です。アプリは、この感覚で回せるかを確かめます。

ITパスポート試験の試験時間と出題数:試験時間120分・100問・多肢選択式(四肢択一)。最終確認日:2026-10-30。出典:IPA 試験要綱Ver.5.6(PDF)。

試す点は、次の4つです。基準の数字はIPAに示されていないので、自分の基準を決めて試します。

  • 問題を開いてから次の問題に進むまでの操作が、少なくて済むか
  • 途中でやめても、続きから再開できるか
  • 機内モードで開いて、通信がなくても解けるか。通信が必要かどうかは、ストアや公式の説明にも書いてあります
  • 広告が出るアプリは、問題文や選択肢のすぐそばに出ないか。押し間違えやすい位置でないか

1日にどれだけ時間を取れるかは、ITパスポートの勉強時間の記事で整理しています。本番の前に100問を通しで解く使い方は、模擬試験・予想問題の使い方に書いています。

アプリは、公開問題3問を試してから決めよう

アプリは、IPAの公開問題を3問試してから決めましょう。収録年度、図や表の読みやすさ、解答例との一致の3つは、ストアの説明だけでは分かりません。靴を買う前に、試し履きをするようなものです。

サービスごとの比べ方はITパスポートの学習サービスの選び方に、本の選び方はITパスポートの参考書おすすめの選び方に書いています。

最終確認 2026-10-30出典: IPA 情報処理推進機構 — iパス試験情報。受験料・合格率・試験日程・申込締切などの変動する値は、IPAの公式発表で最新情報を必ずご確認ください。

よくある質問

QITパスポートは、スマホアプリだけで合格できますか?

IPAの合格者アンケート(2026年10月26日公開・回答3,297件)では、スマートフォンアプリを使ったという回答は1,291件(39.2%)で、最も使った教材にした回答は543件(16.5%)でした(割合は回答件数から計算)。対象はアンケートの送付に同意した合格者だけで、集計は回答者の実人数ではなく回答件数です。IPAは合格に必要な学習方法を保証するものではないとしています。アプリだけで合格できるかは、この数字からは言えません。教材ごとの使われ方はITパスポートの参考書おすすめの選び方に書いています。

QIPAの公式の疑似体験ソフトは、スマホで使えますか?

IPAの「CBT疑似体験ソフトウェア」のページには、動作環境としてWindows 11が書かれています。配布の形はZIPファイルの中の実行ファイル(.exe)で、スマートフォンやタブレットで動くとは書かれていません。スマホで解く画面は、本番のCBTの画面とは別物と考えて、パソコンでの確認が必要なら公式ソフトを使います。

Q無料のアプリと有料のアプリで、選び方は変わりますか?

5つの確認点は変わりません。IPAは公開問題の使用に許諾や使用料は必要ないとしているので、無料のアプリでも公開問題は収録できます。有料のアプリは、無料で手に入る公開問題のほかに何が付くのか(解説・集計など)を、ストアの説明と試し解きで確かめます。料金そのものは変わるため、この記事には載せていません。

この資格の問題を解くITパスポート 過去問(回ごと・分野別)
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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月30日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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ITパスポートの出題範囲・法令・公式の統計を参照して書いています。プロフィール・編集方針