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ITパスポートはどんな問題が出る?分野別の実物9問と出題数・配点【IPA公開問題】

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

ITパスポート試験はどんな問題が出るかを、IPAの公開問題(令和7年度)から分野別に9問を実物のまま紹介。120分100問・評価92問(32・18・42)・総合600点と分野別300点の基準を試験要綱で整理します。

目次
  1. ITパスポートの問題の形式(出題数・時間・配点)の早見表
  2. 何問出る?何問正解で合格?何割で合格?(出題数と点数配分)
  3. 分野別の問題の実物(令和7年度のIPA公開問題から9問)
  4. ITパスポートの問題の型(令和7年度の問題番号つき)
  5. 擬似言語と表計算:問題冊子の巻末とCBTの画面
  6. 問題のレベル:IPAが示す対象者像
  7. 評価に使われない8問と、問題の並び
  8. 実際に解いて形式を確かめる(IPAの無料資料と当サイト)
  9. まとめ
結論:ITパスポート試験は、120分で100問に答える四肢択一(アイウエの4択)の試験です。問題は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3分野から出ます。100問のうち評価に使われるのは92問(ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問)で、合格には総合評価点600点以上と、各分野別評価点300点以上(いずれも1,000点満点)が必要です。この記事では、IPAが公開している令和7年度の問題から、各分野3問ずつ(計9問)を実物のまま紹介します。

ITパスポートの問題の形式(出題数・時間・配点)の早見表

項目内容出所
試験時間120分試験要綱Ver.5.6(PDF) 3. 試験時間・出題形式・出題数・解答数
出題数100問(小問形式)。うち92問で総合評価を行い、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われる同上、IPA ITパスポート試験
出題形式多肢選択式(四肢択一)同上
分野別の評価対象ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問同上
採点方式IRT(項目応答理論)に基づいて、解答結果から評価点を算出する。問題別の配点割合は「IRTによる」試験要綱 4. 採点方式・配点・合格基準、(5) 問題別配点割合
合格基準総合評価点600点/1,000点満点、かつ3分野それぞれの分野別評価点300点/1,000点満点試験要綱 4. 採点方式・配点・合格基準
実施方式CBT方式により随時実施IPA ITパスポート試験
ITパスポート試験の出題数と合格基準:試験時間120分・100問(評価対象92問=ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問)。合格は総合評価点600点以上(1,000点満点)かつ各分野別評価点300点以上(各1,000点満点)。最終確認日:2026-10-02。出典:IPA 試験要綱Ver.5.6(PDF)。

当サイトに収録している令和3〜8年度のIPA公開問題600問(各年度100問)は、すべて選択肢が4つです(2026-10-02 集計)。

何問出る?何問正解で合格?何割で合格?(出題数と点数配分)

問題数は100問で、そのうち評価に使われるのは92問です。分野別には、ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問が評価の対象で、合計92問になります。

点数配分は、1問が何点と決まっているわけではありません。試験要綱の問題別配点割合の欄は、ITパスポート試験について「IRTによる」とだけ書かれています。このため、「何問正解すれば600点」という換算は試験要綱に示されていません。

  • 「何割で合格か」:600点/1,000点満点を「6割」と書く説明を見かけますが、これは評価点であって、正解した問題数の割合ではありません
  • 「何問正解で合格か」:試験要綱には、正解数と評価点の対応表がありません。問題の難しさを反映するIRTで計算されるためです
  • 「575点だと合格か」:総合評価点の基準点は600点なので、575点は届きません。また、600点以上でも分野別評価点が300点に満たなければ不合格になります。仕組みはITパスポートで600点以上でも不合格になる理由で説明しています

分野別の問題の実物(令和7年度のIPA公開問題から9問)

以下は、IPAのITパスポート試験ウェブサイトで公開されている令和7年度の問題冊子(PDF)から、問題文と選択肢を原文のまま引用したものです(和文と英数字のあいだの組版上の空白は除いています)。正解はIPAの解答例のとおりです。IPAは、公表している過去の試験問題の使用に許諾や使用料は必要ないとしています。出典:ITパスポート試験 過去問題(問題冊子・解答例)。

当サイトの分類では、令和5〜7年度とも、問1〜35がストラテジ系、問36〜55がマネジメント系、問56〜100がテクノロジ系の順に並んでいます(令和8年度は問1〜34・問35〜54・問55〜100)。

ストラテジ系の問題(企業と法務・経営戦略・システム戦略)

問10:用語を選ぶ型(生成AI)

問10 生成AIにおいて,もっともらしいが事実とは異なる内容が出力されることを表す用語として,最も適切なものはどれか。
ア エコーチェンバー イ シンギュラリティ ウ ディープフェイク エ ハルシネーション

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問10(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:エ。定義の文から用語を選ぶ、いちばん基本の形です。この問題を解く(令和7年度 問10)

問12:説明の文を選ぶ型(商標法)

問12 商標法におけるサービスマークを説明したものはどれか。
ア 企業が,企業そのものを他社と区別するために表示する商標である。
イ 製造業者,販売業者が提供する商品を,他社の商品と区別するために表示する商標である。
ウ 大規模小売業者が開発したプライベートブランドの商品を,他社の商品と区別するために表示する商標である。
エ 輸送業者,金融業者などが提供する役務を,他社の役務と区別するために表示する商標である。

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問12(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:エ。法務の用語を、説明の文から見分ける形です。この問題を解く(令和7年度 問12)

問34:計算の型(損益分岐点)

問34 ある商品を5,000個販売したところ,売上げが6,000万円,利益が400万円となった。商品1個当たりの変動費が7,000円であるとき,利益を1,000万円以上にするためには,少なくともあと何個販売すればよいか。
ア 500 イ 1,200 ウ 6,200 エ 7,500

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問34(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:イ(1,200)。計算の手順と検算は次のとおりです。

  • 販売単価=6,000万円÷5,000個=12,000円。1個あたりの利益(単価−変動費)=12,000−7,000=5,000円
  • 固定費=売上6,000万円−変動費(7,000円×5,000個=3,500万円)−利益400万円=2,100万円
  • 利益1,000万円に必要な販売数=(固定費2,100万円+利益1,000万円)÷5,000円=6,200個。いまの5,000個との差は6,200−5,000=1,200個
  • 検算:利益をあと600万円(1,000万円−400万円)増やすには、1個あたり5,000円の利益で600万円÷5,000円=1,200個。同じ結果になります

同じ型の問題と、同じ分野の問題です。

マネジメント系の問題(開発技術・プロジェクト・サービスマネジメント・システム監査)

問40:記述の正誤を判定する型(プロジェクトマネジメント)

問40 変更管理委員会が設置されているプロジェクトで変更要求が発生した場合の記述として,最も適切なものはどれか。
ア 変更管理委員会では,プロジェクトに関わるステークホルダ以外の第三者によって変更要求が審議される。
イ 変更管理委員会は,コストの増加や期日の延期を理由に変更要求を却下してよい。
ウ 変更管理委員会は,スコープに変更が発生しない範囲で変更要求を受け付けなければならない。
エ 変更要求は,全てプロジェクトマネージャが承認した後に変更管理委員会で審議される。

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問40(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:イ。4つの記述のうち適切なものを選ぶ形で、用語の暗記だけでなく、考え方の理解を問います。この問題を解く(令和7年度 問40)

問44:用語を選ぶ型(ソフトウェア開発モデル)

問44 システム開発の早い段階で,目に見える形で利用者の要求が確認できるように確認用のソフトウェアを作成するソフトウェア開発モデルとして,最も適切なものはどれか。
ア アジャイル イ ウォーターフォール ウ スパイラル エ プロトタイピング

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問44(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:エ。似た用語(開発モデル)を、特徴の説明から区別する形です。この問題を解く(令和7年度 問44)

問45:計算の型(スケジュールとコストの指標)

問45 計画時の予算が2,000万円で,40日間で100本のプログラムを作成するプロジェクトがある。プロジェクトが20日経過した時点で全体の40%である40本のプログラムが完成し,1,000万円のコストが掛かった。プロジェクトの指標を次の評価式で算出する場合,プロジェクトの指標として適切な組合せはどれか。ここで,各プログラムの作成に必要な日数及びコストは全て同一で,プロジェクト期間中は常に同じ量の作業が実施されるものとする。
〔評価式〕
スケジュール(%):
(完成したプログラム本数÷評価時点での完成見込みプログラム本数)×100
コスト(%):
(完成したプログラムに掛かったコスト÷完成したプログラム分として計画したコスト)×100
選択肢スケジュール(%)コスト(%)
ア80125
イ80100
ウ90125
エ90100

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問45(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:ア(80と125)。評価式に数字を入れるだけの問題です。

  • スケジュール:40日で100本なので、20日経過時点の完成見込みは100×20÷40=50本。40÷50×100=80%
  • コスト:完成した40本分として計画したコスト=2,000万円×40÷100=800万円。1,000万円÷800万円×100=125%
  • 検算:20日時点の計画の出来高は2,000万円×20÷40=1,000万円、実際に達成した出来高は2,000万円×0.4=800万円。800÷1,000=0.8(80%)で、実際のコスト1,000万円÷出来高800万円=1.25(125%)。同じ結果になります

この問題を解く(令和7年度 問45)

同じ分野の問題です。

テクノロジ系の問題(基礎理論・コンピュータシステム・技術要素)

問58:説明の文を選ぶ型(ネットワーク)

問58 DNSの説明として,適切なものはどれか。
ア IPネットワークに接続しようとするコンピュータに,IPアドレスなどを自動的に割り当てるプロトコルである。
イ ブラウザとWebサーバ間の通信を暗号化して,セキュリティを高めるために利用されるプロトコルである。
ウ ホスト名やドメイン名と,IPアドレスを対応付ける仕組みである。
エ ホスト名やドメイン名と,MACアドレスを対応付ける仕組みである。

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問58(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:ウ。似た名前の用語(プロトコルや仕組み)の役割を区別する形です。この問題を解く(令和7年度 問58)

問94:計算の型(稼働率)

問94 稼働率0.9の装置で並列システムを構成したい。このシステムの稼働率を0.999とするためには,最低何台の装置で並列システムを構成する必要があるか。ここで,並列システムを構成したときに,少なくとも1台の装置が稼働していればシステムは正常に稼働しているものとする。
ア 2 イ 3 ウ 4 エ 5

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問94(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:イ(3台)。

  • 並列システムは、すべての装置が止まったときだけ止まります。n台の稼働率=1−(1−0.9)のn乗
  • n=2:1−0.1×0.1=0.99。n=3:1−0.1×0.1×0.1=0.999。n=4なら0.9999。0.999にするための最低台数は3台
  • 検算:止まる確率(0.1のn乗)が0.001以下になる最小のnを求める。0.1の3乗=0.001でn=3

この問題を解く(令和7年度 問94)

問98:手順をたどる型(整列)

問98 4個の要素から成るデータの並びを,次の手順を繰り返して昇順に整列するとき,整列が終了するまでに(1)から(3)の一連の手順は,何回実行されるか。ここで,最初はデータの並び全体を整列対象とする。
データの並び:[27, 42, 33, 12]
〔手順〕
(1) 整列対象中の要素の最大の値を選び,最後の要素と入れ替える。
(2) 最後の要素を整列対象から外す。
(3) 整列対象に要素が1個以上残っていれば,(1)から(3)の一連の手順を実行する。残っていなければ,整列完了なので終了する。
ア 2 イ 3 ウ 4 エ 5

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問98(独立行政法人情報処理推進機構)。正解:ウ(4回)。手順を実際にたどります。

  • 1回目:[27, 42, 33, 12]で最大は42。最後の12と入れ替えて[27, 12, 33, 42]。末尾の42を外して[27, 12, 33]
  • 2回目:最大は33で、すでに最後の要素。入れ替えは起きず、33を外して[27, 12]
  • 3回目:最大は27。最後の12と入れ替えて[12, 27]。27を外して[12]
  • 4回目:要素は12だけ。最大の12を自分自身と入れ替え、外すと整列対象が空になり、終了します。合計4回
  • 検算:要素が4個で、手順1回につき対象が1個ずつ減るため、対象が空になるまでに4回かかります

この問題を解く(令和7年度 問98)

同じ分野の問題です。

ITパスポートの問題の型(令和7年度の問題番号つき)

四肢択一という形式は共通ですが、問題文の作りには型があります。令和7年度で、型ごとの問題番号を整理しました。

型令和7年度の例当サイトの600問での件数
用語や説明の文を選ぶ問10・問12・問44・問58下の2つの型のどちらでもない問題が493問(用語・説明・計算などを含む)
記述中の空欄(a, b…)に入れる字句の組合せを選ぶ問30・問37・問39・問62・問69・問71・問72(7問)36問(問題文に「入れる字句」を含むもの)
「…だけを全て挙げたもの」を選ぶ問1・問3・問8・問16・問23・問41・問48・問55・問66・問75・問89・問96・問97(13問)71問(問題文に「だけを全て」を含むもの)
数値を代入して計算する・手順をたどる問34・問45・問94・問98集計していません(当サイトの計算問題のタグが全問には付いていないため)
擬似言語のプログラムを読む問78・問99令和7年度は2問

件数は、令和3〜8年度の600問について、問題文の空白を除いた文字列で数えたものです(2026-10-02 集計。「型」は問題文の言い回しによる当サイトの分け方で、IPAの区分ではありません)。「だけを全て挙げたもの」の型は、a・b・cの記述のうち正しい組合せを選ぶため、記述1つひとつの正誤を判断する必要があります。

擬似言語と表計算:問題冊子の巻末とCBTの画面

ITパスポート試験の出題範囲には、流れ図や擬似言語の読み書きが含まれます。令和7年度の問題冊子の巻末(48ページ)には「擬似言語の記述形式(ITパスポート試験用)」が付いています。そこには「アルゴリズムを表現するための擬似的なプログラム言語(擬似言語)を使用した問題では,各問題文中に注記がない限り,次の記述形式が適用されているものとする。」と書かれています。記述形式の表には、手続きの宣言、代入、if・while・do・forの書き方が載っています。続くページには、演算子の優先順位や配列の書き方も載っています。擬似言語の解き方はITパスポート アルゴリズム問題の解き方に書いています。

表計算のワークシートを使う問題も出ます。ワークシートの計算式を読む問題(令和7年度 問76)がその例です。IPAのCBT操作説明には、受験画面の操作として「表計算仕様画面の操作方法」「「後で見直すためにチェックする」について」「解答見直しについて」の項目があります(CBT操作説明)。

問題のレベル:IPAが示す対象者像

「レベル」という言葉で難しさを尋ねる検索も多いのですが、IPAは、ITパスポート試験の対象者像を次のように示しています。

職業人及びこれから職業人となる者が備えておくべき,ITに関する共通的な基礎知識をもち,ITに携わる業務に就くか,担当業務に対してITを活用していこうとする者

出典:IPA 試験要綱Ver.5.6 2. 試験の対象者像(1)ITパスポート試験。期待する技術水準としては、コンピュータシステム、データベース、ネットワーク、情報セキュリティ、情報デザイン、情報メディアに関する知識をもち、オフィスツールを活用できることなどが挙げられています。

前の章の9問のように、問題はITの専門家向けの深い知識ではなく、基礎知識を、用語・説明・簡単な計算・手順の追跡といった形で問います。合格率などの難易度の数字はITパスポートの難易度と合格率にまとめています。

評価に使われない8問と、問題の並び

試験要綱では、出題数100問のうち総合評価は92問で行い、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われると書かれています。どの問題が8問なのかは、試験要綱に記載がありません。

当サイトの分類では、令和5〜7年度とも、問題番号が1〜35・36〜55・56〜100の順に3分野に分かれ、問題数は35問・20問・45問です。評価対象の32問・18問・42問との差は、3問・2問・3問になります。令和8年度は34問・20問・46問です。分野別の評価対象の問題数が決まっているため、分野ごとに「あと何問」を数えるより、3分野の基礎を満遍なく固めるほうが、分野別評価点300点の基準に対して安全です。

3分野それぞれの問題をまとめて解けるページがあります。

実際に解いて形式を確かめる(IPAの無料資料と当サイト)

本物の問題の形式は、実際に解くのがいちばん早く分かります。使える資料は次のとおりです。

  • IPAの公開問題:令和8年度分から過去の年度分まで、問題冊子と解答例のPDFがあります(ITパスポート試験 過去問題)
  • IPAのCBT疑似体験ソフトウェア:受験画面を体験できます。平成24年度春期分以降の公開問題が各100問登録されています。動作環境の記載はWindows 11で、無償で利用できます(CBT疑似体験ソフトウェア)
  • 当サイト:令和3〜8年度のIPA公開問題600問を、ブラウザで、登録なしで解けます。各問題に3段階の解説がつきます
ITパスポート試験のCBT実施の休止:IPAは、ITパスポート試験の実施を2026年12月28日以降に一時休止すると案内している(試験会場によっては2026年12月27日より前に休止となる場合がある。再開時期は決まり次第IPAのページで案内)。2027年1月以降の試験実施は、2026年秋頃にIPAのページで案内するとしている。最終確認日:2026-10-02。出典:IPA CBT方式で実施するITパスポート試験等における2026年5月以降の試験実施について。
新試験制度:IPAは2027年度から新試験制度に移行することを予定している。ITパスポート試験のシラバス案Ver.0.1が2026年8月31日に掲載され、サンプル問題も公開されているが、シラバス案の内容は公表時点の検討状況に基づくもので、変更する可能性があるとされている。サンプル問題の見出しには「マインド・スタンス分野」「データマネジメント分野」「情報倫理・AI倫理分野」がある。最終確認日:2026-10-02。出典:IPA 試験制度の見直しについて、IPA 新試験制度のシラバス案について。

この記事で示した出題数・配点・問題の形式は、現行の試験要綱(Ver.5.6)によるものです。新試験制度での出題数や形式は、この記事の時点では確定していません。

まとめ

  • ITパスポート試験は、120分・100問・四肢択一。評価に使われるのは92問(ストラテジ系32・マネジメント系18・テクノロジ系42)
  • 合格基準は、総合評価点600点/1,000点満点と、3分野それぞれ300点/1,000点満点。点数はIRTによる評価点で、正解数の割合ではない
  • 問題は、用語や説明を選ぶ型、字句の組合せを選ぶ型、「だけを全て挙げたもの」を選ぶ型、計算・手順をたどる型、擬似言語を読む型に分けられる
  • 対象者像は「職業人が備えておくべき、ITに関する共通的な基礎知識」。専門家向けの深い知識を問う試験ではない
  • 本物の問題は、IPAの公開問題で無料で確かめられる。まず令和7年度の100問を通しで解いてみる(令和7年度の100問)

この記事は、試験の形式を知るための整理です。学習の進め方はITパスポートの勉強法、試験の全体像はITパスポートとはに書いています。

最終確認 2026-10-02出典: IPA 情報処理推進機構 — iパス試験情報。受験料・合格率・試験日程・申込締切などの変動する値は、IPAの公式発表で最新情報を必ずご確認ください。

よくある質問

QITパスポートの問題は、すべて四択ですか?

IPAの試験要綱では、出題形式は多肢選択式(四肢択一)です。当サイトに収録している令和3〜8年度のIPA公開問題600問も、すべて選択肢が4つです(2026-10-02 集計)。記述式や論述式の問題はありません。

Q100問のうち、評価に使われない8問はどれか分かりますか?

試験要綱には、100問のうち92問で総合評価を行い、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われると書かれています。どの問題が8問に当たるかは、試験要綱に記載がありません。そのため、受験の準備では全問に同じように取り組む前提で考えるのが安全です。

QITパスポートで575点だと合格ですか?

総合評価点の基準点は600点(1,000点満点)なので、575点は基準に届きません。なお600点以上でも、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系のいずれかの分野別評価点が300点(1,000点満点)に届かないと不合格です。点数はIRTによる評価点で、正解した問題数の割合ではありません。

QITパスポートの本物の問題は、どこで見られますか?

IPAのITパスポート試験ウェブサイトの「過去問題」ページで、令和8年度分から過去の年度分まで、問題冊子と解答例のPDFが公開されています。IPAは、公表している過去の試験問題の使用に許諾や使用料は必要ないとしています(留意点の確認は必要です)。当サイトでも令和3〜8年度の600問を、3段階の解説つきで解けます。

この資格の問題を解くITパスポート 過去問(回ごと・分野別)
解いてみる

法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月2日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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