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基本情報 落ちた・恥ずかしい?令和7年度は6割超が不合格、再受験は31日後から

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

基本情報技術者試験に落ちた人へ。令和7年度は受験者の6割超が合格に届かなかったIPAの統計、点数の見方、再受験の規定(30日を超えた日以降・手数料7,500円)、2026年12月の休止前に間に合う日程を整理します。

目次
  1. 落ちた人は多数派:令和5〜7年度のIPA統計
  2. 「恥ずかしい」と感じたとき:合否は誰に見えるのか
  3. まず点数を見る:科目Aと科目Bのどちらが足りなかったか
  4. 再受験のルール:30日を超えた日以降、手数料はもう一度
  5. 再受験は休止前に間に合うか:2026年12月27日が最後の試験日
  6. 科目Aで足りなかった人:分野を絞って解き直す
  7. 科目Bで足りなかった人:プログラムの動きを1行ずつ追う
  8. 科目Bで落ちたとき:評価点の位置から、次に直すことを決める
  9. 再受験までの計画の立て方(例)
  10. まとめ:落ちた事実より、次の受験日を決めることが先
結論:基本情報技術者試験(FE)に落ちるのは珍しいことではありません。IPAの統計では、令和7年度の受験者147,186人のうち合格は56,370人(合格率38.3%)で、合格に届かなかった人は90,816人(当サイト算出・61.7%)でした。再受験は、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日(受験日の31日後)以降に指定でき、受験手数料7,500円をもう一度払います。2026年12月28日以降はCBT試験の休止が予定されているため、再受験は日程の確認から始めてください。
確認すること分かっていること(出典はこのあと各節に記載)
落ちた人の割合令和7年度は受験者の61.7%が合格に届かなかった(当サイト算出)
受験回数の上限IPAと申込み窓口の案内に記載なし(受験資格は「どなたでも」)
再受験できる最短の日前回の受験日の31日後(「翌日から起算して30日を超えた日」)
再受験の費用受験手数料7,500円(消費税込み)をもう一度
点数の確認試験終了後の画面と、2〜3時間後以降の受験者マイページ
休止の予定2026年12月28日以降。再開時期は未定

合格ナビには、IPAが公表した基本情報技術者試験の過去問を520問収録しています(科目Aの形式の問題120問と、旧形式の午前問題400問・2026-10-03 時点)。科目Bの問題はまだ掲載していません。

落ちた人は多数派:令和5〜7年度のIPA統計

「周りは受かっているのに自分だけ」と感じるときは、数字で確かめるのが早い方法です。IPAが公表している統計から、受験者数と合格者数の差を計算すると次のとおりです。

年度受験者合格者合格率合格に届かなかった人(当サイト算出)
令和5年度121,611人57,278人47.1%64,333人
令和6年度133,732人54,501人40.8%79,231人
令和7年度147,186人56,370人38.3%90,816人
令和8年度(4〜9月の累計)66,597人26,398人39.6%40,199人

出典:IPA 統計資料(令和8年9月分)基本情報技術者試験の推移表(令和5〜7年度と令和8年4〜9月)、IPA 推移表(平成21年度春期以降)。右端の列は「受験者数から合格者数を引いた数」を当サイトが計算したものです。

基本情報技術者試験の合格率:令和7年度 38.3%(受験者147,186人・合格者56,370人)、令和8年度は4〜9月の累計で39.6%(受験者66,597人・合格者26,398人)。令和8年度は年度の途中の数字です。最終確認日:2026-10-29。出典:IPA 統計資料(令和8年9月分)基本情報技術者試験。

令和7年度は、受験者の6割超(61.7%)が合格に届きませんでした。合格率は令和5年度の47.1%から、令和6年度40.8%、令和7年度38.3%と下がっています。年度ごとの難易度や評価点の分布は基本情報技術者試験の難易度で扱っています。

「恥ずかしい」と感じたとき:合否は誰に見えるのか

落ちたことが恥ずかしいかどうかは、人によって感じ方が違います。ここでは事実だけを整理します。

  • IPAが合格発表日に公開するのは「合格者受験番号一覧」で、掲載されるのは合格者の受験番号です。試験実施月から半年間で掲載は終わります
  • 点数と合否は、受験者マイページで本人が確認します
  • IPAの統計資料の区分は、都道府県別・勤務先別・業務別・経験年数別・従業員数別・在学中の学校等・最終学歴別・年齢別で、受験回数別の合格率は公表されていません(2026-10-03 時点)

出典:IPA 受験申込み(SG・FE)、申込み窓口 基本情報技術者試験(FE)試験概要、IPA 統計資料(令和8年9月分)の目次。

「何回目の受験で受かった人が多いのか」「10回落ちたら受験できないのか」といった点も、IPAの資料からは分かりません。確認できるのは、受験資格が「どなたでも受験可能」で、再受験に求められる条件は日数の間隔だけ、という範囲です。回数の上限は、IPAと申込み窓口の案内には書かれていません。

まず点数を見る:科目Aと科目Bのどちらが足りなかったか

基本情報技術者試験の合格基準は、科目Aと科目Bの評価点が、それぞれ600点以上(各1,000点満点)です。2科目は合算しないので、足りなかったのがどちらの科目かを最初に確認します。

  • ① 試験終了後:画面に成績が表示され、科目Aと科目Bそれぞれの科目評価点を確認できる
  • ② 試験終了から2〜3時間後以降:受験者マイページでも確認できる
  • ③ 合否の発表:受験月の翌月中旬から下旬

出典:①②③は申込み窓口 基本情報技術者試験(FE)試験概要、合格基準は試験要綱 Ver.5.6(2026年10月の試験から適用)。

点数の組み合わせ別に、次にやることの目安を整理します(当サイトの整理で、IPAの資料にある区分ではありません)。

点数の状況次にやること
科目Aが600点未満、科目Bは600点以上科目Aの出題範囲の知識を、分野別に解き直す
科目Aは600点以上、科目Bが600点未満科目Bの擬似言語・アルゴリズムの読み取りを練習する
両方とも600点未満点数の低い科目から取りかかる。両方を同時に広げない

IPAが公表している令和8年9月分の評価点分布では、科目Aの評価点がある10,373名のうち600点以上は6,769名(65.3%)、科目Bは受験者11,315名のうち600点以上が5,452名(48.2%)でした(割合は当サイトの計算)。「あと一歩」の550〜599点は、科目Aが1,657名、科目Bが1,819名います。

令和8年9月の評価点分布:科目A 600点以上6,769名/10,373名、科目B 600点以上5,452名/11,315名、550〜599点は科目A 1,657名・科目B 1,819名。最終確認日:2026-10-29。出典:IPA 基本情報技術者試験 評価点分布(令和8年9月分)。

評価点はIRT(項目応答理論)で算出されるため、「何問正解なら何点」という換算表は公表されていません。点数の見方の詳細は基本情報 600点以上で不合格になる理由にまとめています。

再受験のルール:30日を超えた日以降、手数料はもう一度

IPAのリテイクポリシー(再受験規定)は次のとおりです。

  • 一度申し込んだ試験区分を再び申し込めるのは、申込済みの試験の終了時刻を過ぎてから(処理に数時間〜1日程度かかる)
  • 受験日として指定できるのは、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降
  • 前回の試験を欠席した場合、このポリシーは適用されない

出典:IPA リテイクポリシーの公開、申込み窓口 基本情報技術者試験(FE)試験概要。

受験日の翌日を1日目と数えるので、30日目の次の日、つまり受験日の31日後が最初に指定できる日です。

前回の受験日30日目受験日に指定できる最初の日
2026年10月3日11月2日11月3日
2026年10月31日11月30日12月1日
2026年11月26日12月26日12月27日
2026年11月27日12月27日12月28日

検算:10月31日の翌日(11月1日)を1日目とすると30日目は11月30日で、その翌日の12月1日が最初の日です。申込窓口の例(5月1日に受験すると6月1日以降)も、同じ数え方で一致します。

再受験の規定と費用:再受験は前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降。受験手数料は7,500円(消費税込み)で、再受験でも改めて必要。最終確認日:2026-10-03。出典:IPA リテイクポリシーの公開、申込み窓口 基本情報技術者試験(FE)試験概要。

再受験は休止前に間に合うか:2026年12月27日が最後の試験日

IPAは、CBTで実施している3試験区分(ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者)について、2026年12月28日以降の試験の休止を予定しています。休止前に受けられる最後の試験日は2026年12月27日までです。ただし試験会場ごとに開催日が違うため、会場によっては12月27日より前に休止となる場合があります。再開時期は決まり次第IPAのページでお知らせされる予定で、2027年1月以降の実施については「2026年秋頃」にお知らせするとされています。

前の節の表と合わせると、日付の上で休止前にもう1回受けられるのは、2026年11月26日までに受験した場合です。11月27日に受験すると、次に指定できるのは12月28日以降になり、休止の予定日と重なります。

休止の予定:2026年12月28日以降に試験を休止予定。再開時期は未定で、2027年1月以降の試験実施は2026年秋頃にウェブページで案内予定。最終確認日:2026-10-03。出典:IPA CBT方式で実施する3試験区分における2026年5月以降の試験実施について、IPA 受験申込み(SG・FE)。

休止の前後は、会場の空席も含めて申込み画面で選べる日が限られます。日程は「いつ受けたいか」ではなく、「申込み画面で選べる日はいつか」から逆算してください。

科目Aで足りなかった人:分野を絞って解き直す

科目Aは90分・60問の四肢択一で、評価の対象は56問です(試験要綱 Ver.5.6)。点数が足りなかった場合は、全体をやり直すより、落とした分野を絞って解き直すほうが効率的です。当サイトの過去問は、令和5年度・令和6年度・令和7年度の科目Aを1回分ずつ通して解けます。分野ごとの確認に使える問題を挙げます。

セキュリティ(試験要綱で科目Aの重点分野に指定されている分野)

プロジェクトの日程計算

科目Aの出題範囲と配点の考え方は科目Aの解説にまとめています。

科目Bで足りなかった人:プログラムの動きを1行ずつ追う

科目Bは100分・20問で、評価の対象は19問です。試験要綱は、科目Aは知識を、科目Bは技能を問う科目としています。科目Bで足りなかった場合は、擬似言語で書かれたプログラムの動きを1行ずつ追う練習が中心になります。当サイトに科目Bの問題はまだありませんが、科目Aにも、科目Bと同じ考え方を使う問題があります。

科目Bの出題形式と解き方の手順は科目Bの対策、流れ図の読み方は流れ図の解き方で扱っています。

科目Bで落ちたとき:評価点の位置から、次に直すことを決める

科目Aは600点以上なのに科目Bで届かなかった、という人は珍しくありません。IPAの令和8年9月分の評価点分布では、科目Bの評価点が600点未満だった人は5,863名(11,315名中51.8%)で、科目Aの3,604名(10,373名中34.7%)より割合が高くなっています(割合は当サイトの計算)。

科目Bの評価点を、600点を境に3つに分けると次のとおりです。

科目Bの評価点人数(令和8年9月分)割合(当サイト算出)
600点以上5,452名48.2%
500〜599点3,254名28.8%
500点未満2,609名23.1%
令和8年9月の科目B評価点の分布:科目B 600点以上5,452名、500〜599点3,254名(550〜599点1,819名・500〜549点1,435名)、500点未満2,609名、合計11,315名。割合は当サイトが人数から算出。最終確認日:2026-10-29。出典:IPA 基本情報技術者試験 評価点分布(令和8年9月分)。

検算:3つの人数の合計は5,452+3,254+2,609=11,315名で、分布表の合計と一致します。600点未満は11,315−5,452=5,863名で、3,254+2,609=5,863名と同じです。

この分布は、その月に受験した人全体の集計です。自分が何問正解していたかは分からず、評価点はIRT(項目応答理論)で算出されるため、点数と正解数を結ぶ換算表もありません。点数を見て「あと何問」と数えるのではなく、次の手順で原因を絞ります。

① 分かることと、分からないこと

試験結果として確認できるのは、科目Aと科目Bそれぞれの科目評価点です(申込み窓口のよくあるご質問 試験結果)。一方、試験問題は非公開で、間違えた問題や正解した問題は教えてもらえません(申込み窓口のよくあるご質問 間違えた問題)。分野別の点数も表示されないため、手がかりは自分の記憶です。受験した当日のうちに、次の3点を書き出しておきます(当サイトの方法の例です)。

  • 時間が足りず、最後まで読めなかった問題があったか
  • 擬似言語やトレースの途中で、変数の値が分からなくなった問題があったか
  • 情報セキュリティの4問で、用語や考え方が分からなかった問題があったか

② 評価点の位置で、直す順番を変える

以下は当サイトの整理で、IPAの資料にある区分ではありません。

評価点次に確認すること
550〜599点解けなかった問題の種類を特定する。出題形式は同じなので、新しい教材を増やすより、トレース表を使った解き直しと時間配分の確認を優先する
500〜549点①の記録で「時間切れ」と「読み取りの誤り」のどちらが多いかを分け、多いほうから直す
500点未満擬似言語の書き方(記述形式)とトレースの基本に戻り、公開問題を1問ずつ、時間を計らずに最後までたどれるようにする

科目Bは、アルゴリズムとプログラミング分野が16問、情報セキュリティ分野が4問です(試験要綱 Ver.5.6、出題数20問のうち評価は19問)。問題数では、前者が20問のうち16問を占めます。

③ 次回は科目Aも受ける

科目Aが基準点を超えていても、成績は次回に持ち越せません。試験の申込み窓口の案内は、科目Aと科目Bのいずれかが基準点を超えた場合について「成績は次回以降に持ち越すことはできず、不合格となり、次回試験も科目A試験、科目B試験の両方を受験する必要があります」としています(申込み窓口のよくあるご質問 持ち越し)。科目Bに多く時間を回しつつ、科目Aの復習も残す配分になります。詳しくは科目Aの解説にあります。

出典:科目Bの出題数・分野別の出題数・評価点の算出方式は試験要綱 Ver.5.6(試験時間・出題形式・出題数・解答数/採点方式)。

練習に使える科目Bの公開問題は、IPA 公開問題にあります。トレースの手順は科目Bの対策で、令和8年度公開問題 問1を例に解説しています。

再受験までの計画の立て方(例)

学習時間の目安は、IPAが公表していません。ここでは時間数ではなく、次の受験日までに何を確認するかを例として並べます(当サイトの例です)。

いつやること
受験した当日画面の成績で科目Aと科目Bの評価点を控える
受験から1週間以内どちらの科目が足りなかったかを決め、解き直す分野を3つ以内に絞る
次の受験日の決定受験日の31日後以降で、申込み画面に空席がある日を選ぶ。休止の前なら12月27日まで
受験の直前科目Aと科目Bを同じ順序・同じ時間(90分・100分)で通して解く

選んだ日付が休止の前後にかかる場合は、早めに申し込んでおくと選べる日が残ります。受験日の変更や、会場の空席は、受験者マイページのCBT試験申込画面で確認できます。

自分の弱点が分からないときは、診断で確認する方法もあります。

まとめ:落ちた事実より、次の受験日を決めることが先

  • 令和7年度は、受験者の61.7%(90,816人)が合格に届かなかった(IPAの統計から当サイトが算出)
  • IPAが公開する合格者受験番号一覧に載るのは合格者の番号。回数別の合格率は公表されていない
  • 受験回数の上限は、IPAと申込み窓口の案内に書かれていない
  • 再受験は前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降(受験日の31日後)、手数料7,500円を改めて払う
  • CBT試験は2026年12月28日以降に休止予定。休止前にもう1回受けられるのは、日付の上では11月26日までに受験した場合
  • 点数の見方は基本情報 600点以上で不合格になる理由、学習計画の例は独学ロードマップにある

よくある質問

Q基本情報技術者試験には、受験できる回数の上限がありますか?

IPAと試験の申込み窓口の案内には、受験回数の上限は書かれていません。書かれているのは、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降でなければ、次の受験日を指定できないという間隔の決まりです。受験資格は「どなたでも受験可能」とされています。

Q落ちた人の受験番号は、IPAのページに載りますか?

IPAが合格発表日に公開するのは「合格者受験番号一覧」で、掲載されるのは合格者の受験番号です。この一覧も試験実施月から半年間で掲載が終わります。自分の点数と合否は、受験者マイページで確認できます。

Q欠席した場合も、30日あけないと再び申し込めませんか?

IPAのリテイクポリシーは「前回の試験を受験せずに欠席した場合、このリテイクポリシーは適用されません」としています。30日の間隔は、実際に受験した場合の決まりです。

Q再受験でも、受験手数料はもう一度かかりますか?

かかります。申込みの窓口の案内は、再受験の例として「改めて受験手数料をお支払いいただくことになります」と書いています。基本情報技術者試験の受験手数料は7,500円(消費税込み)です。

Q科目Bだけ足りなかった場合、次回は科目Bだけ受けられますか?

いいえ。試験の申込み窓口の案内では、科目Aと科目Bのいずれかが基準点を超えていても成績は次回に持ち越せず、次回は科目Aと科目Bの両方を受験する必要があります。試験結果として確認できるのは科目ごとの科目評価点で、間違えた問題は教えてもらえないため、受験した当日のうちに、時間が足りなかった問題や分からなかった問題を自分で書き留めておく方法があります。

この資格の問題を解く基本情報技術者(FE) 科目A過去問問題集(全520問)
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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月29日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

合格ナビ 編集長・運営者

基本情報技術者(FE)の出題範囲・法令・公式の統計を参照して書いています。プロフィール・編集方針