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保育士 保育実習理論 問40|子ども同士のトラブルとけがへの実習生の対応

問題

保育士 | 保育実習理論 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

保育所の3歳児クラスで実習中のFさん(実習生)は、自由遊びの時間にブロックコーナーで子どもたちと遊んでいた。Gちゃん(3歳)とHちゃん(3歳)が同じブロックを取り合いになり、HちゃんがGちゃんを押したため、Gちゃんは転んで膝をすりむき、泣き出した。担任保育士は保育室の反対側で別の子どもの着替えを手伝っている。このときのFさんの対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 3
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は3です。けがをした子どもがいるときは、まずけがの状態を確かめ、安全を確保することが先です。そのうえで、取り合いになった二人の「使いたかった」という気持ちを受け止めます。けがは小さくても必ず担任保育士に報告し、手当てや保護者への連絡は担任の指示に従います。実習生が自分だけで判断して手当てを済ませたり、担任より先に保護者へ連絡したり、報告を省いたりすることは避けます。

1 × 前半は正答の3と同じですが、手当てを実習生が自分の判断で済ませ、報告を後回しにしています。手当ての方法や保護者への伝え方は保育所として判断するものなので、先に担任保育士に報告し、指示を受けてから対応します。

2 × 前半は正答の3と同じですが、担任保育士より先に保護者へ連絡しています。保護者への説明は、保育所として担任や施設長の判断の下で行うものです。実習生が先に伝えると、保育所として把握していない内容が保護者に伝わることになります。

3 ○ けがの確認と安全確保を最優先にし、子どもの気持ちを受け止めながら、担任保育士にすぐ報告して指示を受ける対応です。実習生は保育所の職員の指導の下で実習を行う立場であり、けがや事故は大小にかかわらず報告することが基本です。

4 × 小さなすり傷でも、傷の洗浄などの手当てや、保護者への伝達が必要です。担任が知らないままでは、保護者に正確な情報を伝えられず、保護者との信頼関係を損なうことにもなります。

5 × 保護者への説明は、保育所として担任や施設長の判断の下で行うものです。実習生が自分の判断で、しかも担任に知らせないまま説明することは不適切です。事実を隠そうとする姿勢そのものが問題です。

けがへの対応の基本 保育所保育指針第3章3(2)アは、保育中の事故防止のために、子どもの心身の状態等を踏まえつつ、施設内外の安全点検に努め、安全対策のために全職員の共通理解や体制づくりを図ることなどを求めています。小さなけがでも、どこで・どのように起きたかを記録し、職員間で共有することは、同じような事故を防ぐための情報になります。実習生が見た事実(いつ・どこで・誰と誰が・何をしていて・どうなったか)を正確に伝えることは、そのための大事な役割です。

報告・連絡・相談 指針第1章3(3)アは、指導計画に基づく保育の実施に当たって「施設長、保育士など、全職員による適切な役割分担と協力体制を整えること」としています。実習生はその体制の中で、担任の指導を受けながら保育に参加しています。判断に迷うことは自分だけで決めず、担任に報告・相談して指示を受けることが、子どもの安全と保護者の信頼を守ることにつながります。

いざこざへの関わり方 指針第2章3(2)イ「人間関係」の内容の取扱い④は、人に対する信頼感や思いやりの気持ちは「葛藤やつまずきをも体験し、それらを乗り越えることにより次第に芽生えてくることに配慮すること」とし、⑤は、子どもが保育士等との信頼関係に支えられて自己を発揮する中で「互いに思いを主張し、折り合いを付ける体験をし、きまりの必要性などに気付き、自分の気持ちを調整する力が育つようにすること」としています。保育者は「Hちゃんもこのブロックを使いたかったんだね」「Gちゃんは押されて痛かったね」と両方の気持ちを言葉にし、どうすればよかったかを一緒に考えます。謝ることは、相手の気持ちに気付いたうえで子ども自身から出てくることが望まれます。

紛らわしい点 肢1・2・3は、けがの確認と気持ちの受け止めまでは同じで、その後の順序だけが違います。3は「担任に報告→指示を受けて対応」、1は「自分で手当て→後から報告」、2は「保護者に連絡→後から報告」です。実習生の対応では、何をするかだけでなく、誰に先に伝えるかで正誤が分かれます。

養護との関係 指針第1章2(2)アの「生命の保持」は、ねらいに「一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする」「一人一人の子どもが、健康で安全に過ごせるようにする」などを掲げています。けがへの迅速な対応は、この養護の働きそのものです。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第1章 2(2)ア・第3章 3(2)ア/第1章 3(3)ア/第2章 3(2)イ(ウ)④⑤条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

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