危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問92|予防規程の内容・変更手続

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

製造所等の予防規程に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

誤っているのはウです。予防規程の変更も認可が必要です(届出では足りません)。

  • ア(正): 予防規程には業務管理者の職務・組織に関する事項を定める。
  • イ(正): 施設の運転・操作に関する事項を定める。
  • ウ(誤): 変更も認可が必要(「届出で足りる」は誤り)。
  • エ(正): 所有者等が定め、市町村長等の認可を受ける。
  • オ(正): 所有者等とその従業者の双方に、予防規程を守る義務がある。

「予防規程の変更=認可(届出ではない)」が核心です。

予防規程の内容と変更手続(消防法第14条の2):

予防規程は、危険物施設の火災予防のために所有者等が定め、市町村長等の認可を受けた自主保安ルールです。

  • ア(正): 危険物の保安に関する業務を管理する者の職務・組織に関する事項(法定の記載事項)。
  • イ(正): 危険物施設の運転・操作に関する事項(法定の記載事項)。
  • ウ(誤): 予防規程の変更も認可が必要(消防法第14条の2第1項:「これを変更するときも、同様とする」)。「届出で足りる」は明確な誤り。
  • エ(正): 予防規程は所有者等が定め、市町村長等の認可を受ける(定めた場合・変更した場合どちらも認可)。
  • オ(正): 予防規程を定めた施設においては、所有者等及びその従業者は予防規程を守らなければならない(消防法第14条の2第4項)。

予防規程の法定記載事項(危険物の規制に関する規則第60条の2)の例:

  • 危険物の保安に関する業務を管理する者の職務・組織
  • 危険物保安監督者が旅行・疾病等で職務遂行ができない場合の代行者
  • 自衛消防組織に関する事項
  • 危険物の保安に係る作業に従事する者に対する保安教育
  • 危険物の保安のための巡視・点検・検査
  • 危険物施設の運転・操作
  • 危険物の取扱い作業の基準
  • 補修等の方法
  • 災害その他の非常の場合に取るべき措置

引っかけパターン:

  • 「変更は届出で足りる」とする誤り(正しくは変更も認可)

【理論的背景】

予防規程は、所有者等が火災を予防するために自ら定める保安のルールです(消防法第14条の2第1項)。ただし事業者任せにはせず、市町村長等の認可を要件としています。市町村長等は、予防規程が第10条第3項の技術上の基準に適合していないときや、火災の予防のために適当でないと認めるときは、認可をしてはなりません(同条第2項)。

第1項は「これを変更するときも、同様とする」と定めているので、変更後の予防規程も同じ審査を経て認可を受けます。届出で済ませることはできません。さらに市町村長等は、火災の予防のため必要があるときは予防規程の変更を命ずることができます(同条第3項)。

【実務・条文構造】

予防規程の手続(消防法第14条の2):

  • 制定: 所有者等が定め → 市町村長等の認可を受ける
  • 変更: 変更するとき → 市町村長等の認可を受ける(第1項「これを変更するときも、同様とする」)
  • 変更命令: 市町村長等は火災の予防のため必要があるとき、予防規程の変更を命ずることができる(第3項)
  • 遵守義務: 所有者等およびその従業者は予防規程を守らなければならない(第4項)

法定記載事項(危規則第60条の2第1項)には、保安業務を管理する者の職務・組織、危険物保安監督者の職務代行者、自衛の消防組織、保安教育、巡視・点検・検査、運転・操作、取扱い作業の基準、補修等の方法、災害その他の非常の場合に取るべき措置等が含まれます。

【試験での位置づけ】

予防規程の試験頻出ポイントは(1)手続は認可(届出ではない)、(2)変更も認可(届出では足りない)、(3)対象は危政令第37条の製造所等(全施設一律ではない)、(4)所有者等と従業者の遵守義務、(5)作成主体は所有者等(保安監督者単独ではない)。本問のウ「変更は届出で足りる」は予防規程問題の典型的な引っかけです。「定めるも変更も認可」を固定します。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(正): 業務管理者の職務・組織は法定記載事項(危規則第60条の2)。
  • イ(正): 運転・操作に関する事項も法定記載事項。
  • ウ(誤): 変更は認可が必要。「届出で足りる」は誤り(消防法第14条の2第1項)。
  • エ(正): 所有者等が定め市町村長等の認可を受ける(消防法第14条の2第1項)。
  • オ(正): 所有者等およびその従業者は予防規程を守らなければならない(消防法第14条の2第4項)。

【根拠法令】消防法第14条の2第1項〜第4項、危険物の規制に関する政令 第37条、危険物の規制に関する規則 第60条の2。

【補足】予防規程の制定・変更は市町村長等の認可(届出ではない)。内容(保安業務の管理者・運転操作・非常時の措置等)は危規則で定める。所有者等と従業者に遵守義務あり。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 消防法第14条の2(予防規程の制定・変更・認可)。予防規程の**変更**も市町村長等の**認可**が必要(届出では足りない)。予防規程に定める事項(保安業務を管理する者の職務・組織、運転・操作、災害その他の非常の場合に取るべき措置等)は危険物の規制に関する規則 第60条の2で定められる。所有者等およびその従業者は予防規程を守らなければならない(消防法第14条の2第4項)。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

この問題の関連トピック

  • 予防規程の内容・変更手続
  • 頻出度B

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