問題
保育所保育指針に示された、職員間の連携や保育所全体としての取組に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
※この問題は3つ選ぶ形式です。3つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。
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答え合わせ
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は1・3・5です。保育所保育指針は、保育を保育士一人の力ではなく、保育所の全職員の協力で行うものとしています。指導計画の展開では全職員の役割分担と協力体制(第1章3(3)ア)、事故防止では全職員の共通理解と体制づくり(第3章3(2)ア)、感染症の発生や疑いがあるときは保護者や全職員への連絡(第3章1(3)イ)が求められています。担当替えのときは職員間で協力して対応し、清潔を保つのは子ども及び全職員です。
1 ○ 第1章3(3)「指導計画の展開」アの内容どおりです。
2 × 第2章1(3)オ(乳児保育の実施に関わる配慮事項)は、「担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること」としています。対応するのは「職員間で協力して」であり、新しい担当の保育士だけに任せるのは誤りです。
3 ○ 第3章3(2)「事故防止及び安全対策」アの内容です。施設内外の安全点検、全職員の共通理解や体制づくり、家庭や地域の関係機関の協力の下での安全指導が挙げられています。
4 × 第3章3(1)「環境及び衛生管理」イは「施設内外の適切な環境の維持に努めるとともに、子ども及び全職員が清潔を保つようにすること。また、職員は衛生知識の向上に努めること」としています。清潔を保つのは「全職員」であり、調理を担当する職員に限っている点が誤りです。
5 ○ 第3章1(3)イの内容です。感染症やその他の疾病の発生予防に努め、発生や疑いがある場合には、必要に応じて嘱託医、市町村、保健所等に連絡してその指示に従うとともに、保護者や全職員に連絡し、予防等について協力を求めるとしています。
「全職員」が出てくる場面 指針には「全職員」という語が繰り返し出てきます。指導計画の展開(第1章3(3)ア)、保育所の自己評価(第1章3(4)イ(イ))、評価を踏まえた計画の改善(第1章3(5)イ:全職員が共通理解をもって取り組む)、保健計画(第3章1(2)ア:全職員がそのねらいや内容を踏まえ)、感染症の発生時の連絡(第3章1(3)イ:保護者や全職員に連絡し)、救急用品(第3章1(3)エ)、衛生管理(第3章3(1)イ:子ども及び全職員が清潔を保つ)、事故防止(第3章3(2)ア)などです。保育所の保育が組織として行われることを示しています。
職種間の連携 第3章では、看護師・栄養士等が配置されている場合には「その専門性を生かした対応を図ること」が何度も書かれています。専門職がいる場合はその力を生かしつつ、全職員が基本的な対応をできるようにしておく、という二段構えです。
紛らわしい点 肢4は衛生管理を食事に関わる職員の仕事と考えると正しく見えますが、指針は「子ども及び全職員」としています。肢2も「生育歴や発達過程に留意し」までは指針どおりで、対応の主体だけを「職員間で協力して」から新しい担当者に入れ替えています。
担当替えへの配慮 担当の保育士が替わる場合の配慮は、乳児保育(第2章1(3)オ:生育歴や発達過程に留意)と1歳以上3歳未満児の保育(第2章2(3)エ:それまでの経験や発達過程に留意)の両方に、職員間で協力して対応することとして書かれています。特定の保育士との安定した関係が大切な時期だからこそ、引継ぎを丁寧に行うことが求められます。
第5章とのつながり 第5章1(2)は、自己評価等を通じて把握した課題に組織的に対応するため、保育内容の改善や保育士等の役割分担の見直し等に取り組むとしています。3(1)の職場における研修でも、保育の課題等への共通理解や協働性を高めることが目的に挙げられています。評価・研修・役割分担が、職員集団としての取組として一体的に考えられています。
- 保育所保育指針・同解説こども家庭庁の公表ページ
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第1章 3(3)ア/第2章 1(3)オ/第3章 1(3)イ・3(1)イ・3(2)ア条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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