保育士

保育士 保育原理 問2|保育の目標

問題

保育士 | 保育原理 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の「保育の目標」の一部である。(A)〜(D)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 保育所の保育は、子どもが(A)を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならない。 ・十分に養護の行き届いた環境の下に、(B)雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び(C)の安定を図ること。 ・人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、(D)の芽生えを培うこと。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 5
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  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5です。指針は保育所の保育を、子どもが「現在」を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うものとしています。将来のために今を我慢させるのではなく、今の生活を充実させることが未来につながる、という考え方です。養護の目標では「くつろいだ雰囲気」の中で「生命の保持及び情緒の安定」を図るとされ、人との関わりの目標では「道徳性の芽生え」を培うとされています。「情緒の安定」は養護の2本柱の一つなので一緒に覚えましょう。

指針第1章1(2)アは、保育の目標の前置きと(ア)〜(カ)の6項目からなります。

A 現在 前置きは「子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う」です。「将来」を入れると、後ろの「未来をつくり出す」と意味が重なり、指針の文とも違います。

B くつろいだ (ア)は「くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし」です。「落ち着いた」は指針のこの箇所の語ではありません。

C 情緒 (ア)の後半は「生命の保持及び情緒の安定を図ること」で、これは養護の定義(生命の保持及び情緒の安定を図るための援助や関わり)と同じ組み合わせです。「生活の安定」ではありません。

D 道徳性 (ウ)は「自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと」です。「規範意識の芽生え」は、第1章4(2)の「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の一つ「道徳性・規範意識の芽生え」に出てくる言葉で、保育の目標(ウ)の語ではありません。

以上から、A 現在・B くつろいだ・C 情緒・D 道徳性 の5が正答です。

目標の全体像 保育の目標(ア)〜(カ)は、(ア)が養護(生命の保持・情緒の安定)、(イ)健康・安全など生活に必要な基本的な習慣や態度、(ウ)人との関わり(愛情と信頼感・人権・自主自立協調・道徳性の芽生え)、(エ)生命・自然・社会の事象への興味や関心(豊かな心情や思考力の芽生え)、(オ)言葉、(カ)豊かな感性や表現力(創造性の芽生え)という並びです。(イ)〜(カ)は第2章の5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)に対応し、(ア)は養護に当たります。目標の段階で養護と教育の両方が示されていることが、「養護及び教育を一体的に行う」という保育所の特性と結びついています。

「芽生え」の使い分け (ウ)道徳性の芽生え、(エ)思考力の芽生え、(カ)創造性の芽生え、と「芽生え」は3か所に出てきます。完成した能力ではなく、その基礎が育ち始める段階を示す言い方です。空欄でどの「芽生え」がどの項目に付くかを入れ替えた形に注意します。

保護者に関する目標 保育の目標にはイとして「入所する子どもの保護者に対し、その意向を受け止め、子どもと保護者の安定した関係に配慮し、保育所の特性や保育士等の専門性を生かして、その援助に当たらなければならない」という項目もあります。保育の目標は子どもに対するものだけではない点も押さえておきます。

紛らわしい点 「道徳性・規範意識の芽生え」は「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の10項目の一つ(第1章4(2)エ)で、保育の目標とは章内の位置が違います。また、学校教育法第23条の幼稚園の目標にも「規範意識の芽生えを養う」という表現があり、指針の保育の目標と混同しやすいところです。根拠となる文書と箇所を区別して覚えましょう。

「現在を最も良く生き」 この一文は、乳幼児期を小学校以降の準備期間としてだけ見るのではなく、その時期そのものに固有の価値を認める考え方を表しています。同時に「望ましい未来をつくり出す力の基礎」と続くことで、今の充実が将来の土台になるという見通しも示されています。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第1章 1(2)ア(ア)(ウ)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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