問題
「保育所保育指針」における養護に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
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答え合わせ
- 1
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- 3
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自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は1です。指針は養護を「子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わり」と定義しています。養護は年齢で終わるものではなく、保育所の保育全体を通じて教育と一体に行われます。養護のねらい・内容は「生命の保持」と「情緒の安定」の2つで、第1章に置かれています。5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)は主に教育に関わる側面を示したもので、養護とは別の枠組みです。
1 ○ 第1章2(1)「養護の理念」の定義そのものです。同じ定義は第2章の前文にもあります。
2 × 指針は「保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない」としています。3歳以上児で養護が終わるわけではなく、どの年齢でも養護と教育は一体です。
3 × 養護に関わるねらい及び内容は「生命の保持」と「情緒の安定」の2つに分けて示されています(第1章2(2)ア・イ)。「健康」「人間関係」は5領域の名前です。
4 × 第2章前文は、教育を「子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助」としています。教科に準じた系統的な学習指導という定義ではありません。
5 × 平成29年の改定で、養護に関わるねらい及び内容は第1章「総則」の2に置かれました。第2章は「主に教育に関わる側面からの視点」を示す章です。
以上から1が正答です。
定義が置かれている2か所 養護の定義は第1章2(1)と第2章前文の2か所にあり、どちらも同じ文言です。第2章前文は続けて教育を「発達の援助」と定義し、「本章では…主に教育に関わる側面からの視点を示しているが、実際の保育においては、養護と教育が一体となって展開されることに留意する必要がある」と述べています。つまり、5領域を読むときも養護が前提にある、という構成です。
生命の保持と情緒の安定のねらい 生命の保持のねらいは「快適に生活できる」「健康で安全に過ごせる」「生理的欲求が、十分に満たされる」「健康増進が、積極的に図られる」の4つ、情緒の安定のねらいは「安定感をもって過ごせる」「自分の気持ちを安心して表すことができる」「周囲から主体として受け止められ、主体として育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていく」「くつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒される」の4つです。いずれも「一人一人の子どもが」で始まり、主語が子ども一人一人であることに特徴があります。
設備運営基準との関係 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第35条は「保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とし、その内容については、内閣総理大臣が定める指針に従う」と定めています。「一体的」という言葉は法令(基準)のレベルで定められており、指針の解釈で変えられるものではありません。
平成29年改定で総則に こども家庭庁が公表している「保育所保育指針解説」は、改定の要点として、養護は保育所保育の基盤であり指針全体にとって重要なものであることから、「養護に関する基本的事項」を総則において記載することとした、と説明しています。肢5のように養護を5領域の一つとして扱う読み方は、この構成と合いません。
紛らわしい点 保育の目標(ア)「生命の保持及び情緒の安定を図ること」も養護の目標です。「養護=乳児の世話」という日常的な語感で読むと肢2を選びやすいので、指針の定義の語で判断してください。
- 保育所保育指針・同解説こども家庭庁の公表ページ
- 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第35条e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第1章 2(1)(2)・第2章 前文条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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