問題
「保育所保育指針」第1章「総則」の「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
※この問題は3つ選ぶ形式です。3つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。
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答え合わせ
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は2・3・5です。指針は、保育所で育む資質・能力を「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力等の基礎」「学びに向かう力、人間性等」の3つとしています。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は10項目あり、「協同性」や「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」もその一つです。1は誤りで、この10の姿は到達度を評定する基準ではなく、保育士等が指導を行う際に考慮するものです。4も誤りで、特別な活動ではなく保育活動全体を通して育まれます。
1 × 指針第1章4(2)は、10の姿を「保育活動全体を通して資質・能力が育まれている子どもの小学校就学時の具体的な姿であり、保育士等が指導を行う際に考慮するもの」としています。一人一人の到達を評定する基準という位置づけではありません。
2 ○ 4(2)ウ「協同性」の文です。
3 ○ 4(1)アの3つの資質・能力です。「豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする」のが知識及び技能の基礎、「気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする」のが思考力、判断力、表現力等の基礎、「心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする」のが学びに向かう力、人間性等です。
4 × 4(1)イは、資質・能力を「第2章に示すねらい及び内容に基づく保育活動全体によって育むもの」とし、4(2)も10の姿を「第2章に示すねらい及び内容に基づく保育活動全体を通して」育まれる姿としています。第2章と別の特別な活動によるものではありません。
5 ○ 4(2)クの項目名です。
以上から、適切なものは2・3・5です。
10の姿の一覧 ア 健康な心と体、イ 自立心、ウ 協同性、エ 道徳性・規範意識の芽生え、オ 社会生活との関わり、カ 思考力の芽生え、キ 自然との関わり・生命尊重、ク 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚、ケ 言葉による伝え合い、コ 豊かな感性と表現、の10項目です。項目名の一部を変えた肢(例:「数量や図形への理解」「文字の読み書きの習得」)は誤りとして扱います。クの本文も「親しむ体験を重ね」「興味や関心、感覚をもつようになる」であり、読み書きや計算の習得を求める書き方ではありません。
3つの施設で共通 この項目は「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」という題のとおり、平成29年に同時に改訂・改定された幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領にも、ほぼ同じ内容が置かれています。保育所も幼児教育を行う施設として、幼稚園・認定こども園と共通の資質・能力と10の姿を共有するという位置づけです。3つの資質・能力は、小学校以降の学習指導要領の「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」につながるよう整理されています。
小学校との接続 指針第2章4(2)「小学校との連携」は、保育所の保育が小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮し、幼児期にふさわしい生活を通じて創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培うようにすることを求め、10の姿を共有するなど小学校教師との意見交換や合同の研究の機会などを設けるよう努めるとしています。10の姿は、保育所と小学校が子どもの育ちを語り合うための共通の手がかりでもあります。
紛らわしい点 10の姿は、指針の文言上「保育士等が指導を行う際に考慮するもの」であり、一人一人を到達・未到達で分ける基準として書かれてはいません。また、第2章のねらい及び内容に基づく保育活動全体を通して育まれるものなので、5歳児になって急に目指すものでもありません。また、「育みたい資質・能力」は3つ、「育ってほしい姿」は10、「保育の目標」は(ア)〜(カ)の6つ、5領域は5つと、数の違うものが並ぶので、どの文書のどの箇所の話かを区別して覚えます。
- 保育所保育指針・同解説こども家庭庁の公表ページ
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第1章 4(1)(2)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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