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保育士 保育原理 問14|保育全般に関わる配慮事項と人権

問題

保育士 | 保育原理 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の「4 保育の実施に関して留意すべき事項」の「(1) 保育全般に関わる配慮事項」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにする。 B 子どもの性差や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を植え付けることがないようにする。 C 子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけ集団の中で対応し、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにするとともに、既に入所している子どもに不安や動揺を与えないようにする。 D 子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助する。 A〜Dの正誤の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 5
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  • 4
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5(A○ B○ C× D○)です。指針は、子どもの国籍や文化の違いを認め合うこと、性別による固定的な意識を植え付けないこと、一人一人の個人差を踏まえ、その気持ちを受け止めて援助することを求めています。入所したばかりの子どもには「できるだけ個別的に対応」し、安心感を得ながら少しずつ保育所の生活になじめるようにします。Cは誤りです。指針は入所時の保育を「できるだけ個別的に対応」するとしており、Cはこれを「集団の中で対応」に入れ替えています。

A ○ 第2章4(1)オ「子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにすること」のとおりです。

B ○ 第2章4(1)カ「子どもの性差や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を植え付けることがないようにすること」のとおりです。

C × 第2章4(1)エは「子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけ個別的に対応し、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにするとともに、既に入所している子どもに不安や動揺を与えないようにすること」としています。残りの部分(子どもが安定感を得て…既に入所している子どもに不安や動揺を与えないようにする)は原文どおりですが、「できるだけ個別的に対応し」を「できるだけ集団の中で対応し」に入れ替えている点が誤りです。

D ○ 第2章4(1)ア「子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること」のとおりです。

以上から、A○ B○ C× D○ の5が正答です。

「保育全般に関わる配慮事項」の全体 第2章4(1)は、ア 心身の発達や活動の実態などの個人差を踏まえ、一人一人の気持ちを受け止めて援助する、イ 子どもの健康は生理的・身体的な育ちと自主性・社会性・豊かな感性の育ちとがあいまってもたらされる、ウ 子どもが自ら周囲に働きかけ試行錯誤しつつ自分の力で行う活動を見守りながら適切に援助する、エ 入所時の個別的な対応、オ 国籍や文化の違いの尊重、カ 性別などによる固定的な意識を植え付けない、の6つです。年齢区分を問わず、保育全体に通じる配慮として置かれています。

社会的責任との関係 第1章1(5)は保育所の社会的責任として、ア 子どもの人権への配慮と人格の尊重、イ 地域社会との交流・連携と保育内容の適切な説明、ウ 個人情報の適切な取扱いと苦情の解決、の3つを挙げます。また第5章1(1)は、職員に求められる専門性の基盤として「子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の倫理観、人間性並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる」と述べています。人権への配慮は、総則・保育の内容・職員の資質向上の各章にまたがる考え方です。

Bの読み方 指針は「性差や個人差にも留意しつつ」としており、性差そのものを無視するよう求めているわけではありません。違いがあることに留意したうえで、「男の子だから」「女の子だから」といった固定的な見方を保育の中で子どもに植え付けないことを求めています。

関連する考え方 外国籍の家庭への支援については、第4章2(2)ウが「外国籍家庭など、特別な配慮を必要とする家庭の場合には、状況等に応じて個別の支援を行うよう努めること」と定めています。子どもへの関わり(第2章4(1)オ)と保護者への支援(第4章)の両面から配慮が示されています。

紛らわしい点 エは一文の中に「入所する子ども(個別的に対応し、安定感を得て)」と「既に入所している子ども(不安や動揺を与えない)」の2つの対象が出てきます。入所する子どもへの対応の仕方は「個別的に」であり、Cのようにそこだけを「集団の中で」に置き換えた文は、残りが原文どおりでも誤りになります。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第2章 4(1) 保育全般に関わる配慮事項/第1章 1(5) 保育所の社会的責任条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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