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保育士 保育実習理論 問26|段ボールの構造とフルートの種類

問題

保育士 | 保育実習理論 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

5歳児クラスで、段ボールを使って大きな家をつくる活動を計画している。保育士が材料について確かめた、段ボールの構造と種類に関する次の記述について、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 段ボールは、波形に成形した中しん(中芯)の片面又は両面に、ライナを貼り合わせたものである。 B 段ボールの波形の部分を「段」または「フルート」といい、段ボールはフルートの高さによって区別される。 C Eフルートは、Aフルートよりも段の高さが高く、30cmあたりの段の数も少ない。 D A・B・Cの3種類のフルートを比べると、段の高さはAフルートが最も高く、Bフルートが最も低い。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は4です。段ボールは、波形に成形した中しんの片面又は両面にライナを貼り合わせたものです。波形の部分は「段」または「フルート」と呼ばれ、段ボールはこのフルートの高さによって区別されます。Eフルートは段の高さが約1.1mmと低く、30cmあたりの段の数は80以上で、Aフルート(高さ約4.5〜4.8mm・34±2)より段が低く細かいので、Cが不適切です。

A ○ 全国段ボール工業組合連合会の説明では、段ボールは「波形に成形した中しんの片面又は両面にライナを貼ったもの」です。表面の材料がライナ、波形の層が中しんです。

B ○ 同連合会の用語辞典では、段(フルート)は「波形に成形した中芯の形状」とされています。また「段ボールはフルートの高さによって区別され、必要とされる強度や用途によって使い分けられます」と説明されています。

C × 同連合会の表では、Aフルートは段の高さ4.5〜4.8mm・30cmあたりの段数34±2、Eフルートは段の高さ1.10〜1.15mm・30cmあたり80以上です。Eフルートの方が段は低く、段の数は多いので、記述は逆になっています(同じ表の注記では、Eフルートの段の数はJIS Z 0104では93±5とされています。どちらでもAフルートより多いことに変わりはありません)。

D ○ 同連合会の表では、段の高さはAフルートが4.5〜4.8mm、Cフルートが3.5〜3.8mm、Bフルートが2.5〜2.8mmです。A・B・Cの中ではAが最も高く、Bが最も低いので、記述のとおりです。

以上から、A○ B○ C× D○の4が正答です。

フルートの種類の整理 全国段ボール工業組合連合会「段ボールの種類」の表をまとめると、次のとおりです。

・Aフルート:段の高さ4.5〜4.8mm、30cmあたり34±2、主な用途は外装用

・Cフルート:段の高さ3.5〜3.8mm、30cmあたり40±2、主な用途は外装用

・Bフルート:段の高さ2.5〜2.8mm、30cmあたり50±2、主な用途は外装用・内装用

・Eフルート:段の高さ1.10〜1.15mm、30cmあたり80以上、主な用途は個装用・内装用

・Fフルート(0.60〜0.75mm・120以上)、Gフルート(0.50〜0.55mm・180以上)

段の高さが低いほど、30cmあたりの段の数は多くなっています。A・B・Cの中では、Aが最も高く、次がC、最も低いのがBで、アルファベットの順番と高さの順番が一致しない点が紛らわしいところです。なお、表の段の高さには、実際の段ボールではライナの厚さが加算されると注記されています。表の注記には「JIS(日本産業規格)にはA、B、Cの3種類のフルートが規定されています」ともあり、E・F・Gフルートはそれより段の低い種類として並べられています(Eフルートの段の数は、JIS Z 0104では93±5、実際には80程度のものもあると注記されています)。

構造の言葉 段ボールは、中しんの片面又は両面にライナを貼り合わせたもので、同連合会の用語辞典では、種類として片面段ボール、両面段ボール、複両面段ボール、複々両面段ボールが挙げられています。Bの「段」は中しんの波形の形そのものを指す言葉で、「フルート」と同じ意味です。

選ぶときの考え方 同連合会は、フルートは「必要とされる強度や用途によって使い分けられます」と説明しています。保育で大きな家や乗り物をつくるときも、どの箱がどのフルートかを知っておくと、材料を集めるときに目安になります。

保育所保育指針との関係 3歳以上児の「表現」の内容には「いろいろな素材に親しみ、工夫して遊ぶ」「かいたり、つくったりすることを楽しみ、遊びに使ったり、飾ったりなどする」とあり、内容の取扱いでは「遊具や用具などを整えたり、様々な素材や表現の仕方に親しんだり」できるよう配慮することが示されています。保育士が素材の構造や種類を知っておくことは、子どもが素材に親しむための環境を整えることにつながります。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:全国段ボール工業組合連合会「段ボールのしくみ」「段ボールの種類」・段ボール用語辞典/保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第2章 3(2) オ条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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