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保育士 保育実習理論 問35|4歳児の製作活動の計画

問題

保育士 | 保育実習理論 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

保育所の4歳児クラスで実習中のEさん(実習生)は、10月に部分実習で製作活動を担当することになった。このクラスでは、前の週に公園へ散歩に出かけ、子どもたちが落ち葉やどんぐりを拾って持ち帰り、保育室の箱に集めている。拾った物を見せ合いながら「この葉っぱ、赤と黄色が混ざってる」「どんぐりに帽子がついてる」と話す姿も見られる。Eさんの活動計画として、最も適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5です。子どもたちが自分で拾って集め、色や形に興味を示している落ち葉やどんぐりを素材にすると、散歩の経験と製作活動がつながります。色や形ごとに分けて並べておけば、子どもが自分で選びやすくなり、選ぶこと自体が表現の一部になります。指針は、指導計画で生活の連続性や季節の変化などを考慮すること、子どもが主体的に活動できるよう環境を構成すること、表現する過程を大切にすることを求めています。他の選択肢は、子どもの主体性や表現の過程を損なうものです。

1 × 見本と全く同じものをつくらせる進め方では、子どもが自分で考えたり工夫したりする余地がありません。指針は3歳以上児の「表現」で「表現する過程を大切にして自己表現を楽しめるように工夫すること」を求めています。見本を示すとしても、選び方や並べ方のヒントにとどめます。

2 × 時間内に仕上げることを優先して大事な工程を実習生が行ってしまうと、子どもが自分の力で取り組む経験が失われます。

3 × 子どもたちが関心をもって集めた素材を使わないことになり、散歩での経験とのつながりが切れてしまいます。汚れが気になる場合は、事前に乾かしたり、軽く拭いたりして準備します。

4 × 指針は「子どもの自己表現は素朴な形で行われることが多いので、保育士等はそのような表現を受容し」としています。上手・下手で評価し一つの作品を手本にすると、他の子どもの表現しようとする意欲をそぐことになります。

5 ○ 指針第1章3(2)ウは、指導計画で「生活の連続性、季節の変化などを考慮し」、「子どもの生活する姿や発想を大切にして適切な環境を構成し、子どもが主体的に活動できるようにすること」を求めています。散歩での経験を導入に生かし、自分で素材を選べる環境を整えることは、この趣旨に合っています。

指導計画における「生活の連続性」 指針第1章3(2)ウは、指導計画において、子どもの発達過程を見通し、生活の連続性、季節の変化などを考慮し、子どもの実態に即した具体的なねらい及び内容を設定することを求めています。この事例では、秋の散歩で自然物に関心をもった子どもの姿が、次の活動の出発点になります。前の経験を次の活動に生かすことが、生活の連続性を考慮するということの具体例です。

4歳児の特徴を踏まえた計画 4歳児は、自分のイメージをもって表現しようとする一方で、思い通りにならずに悩んだり、友達のしていることが気になったりする時期でもあります。素材を色や形で分けて並べておく、どんぐりを貼るための木工用接着剤など扱いやすい用具を用意する、完成の形を一つに決めないなど、試しながら自分なりに表現できる環境を整えることが求められます。拾った物の色の違い(赤と黄色が混ざった葉など)への気付きを導入で取り上げると、子どもは素材をよく見て選ぶようになります。

3歳以上児「表現」との関係 3歳以上児の「表現」の内容には「生活の中で美しいものや心を動かす出来事に触れ、イメージを豊かにする」「いろいろな素材に親しみ、工夫して遊ぶ」「かいたり、つくったりすることを楽しみ、遊びに使ったり、飾ったりなどする」があります。作った物を保育室に飾ったり、ごっこ遊びに使ったりする展開も考えられます。また、領域「環境」の内容には「季節により自然や人間の生活に変化のあることに気付く」「自然などの身近な事象に関心をもち、取り入れて遊ぶ」が示されており、自然物を使った製作は複数の領域にまたがる経験になります。

実習生として留意すること 部分実習の指導案は、事前に担任保育士に見てもらい、素材の安全(とがった枝・木の実の誤飲など)や片付けの方法について助言を受けます。どんぐりは小さく、口に入れる子どもがいないかにも気を配ります。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第1章 3(2)ウ/第2章 3(2)オ(イ)⑤(ウ)②③条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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