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保育士 保育実習理論 問36|絵本・紙芝居の読み聞かせの留意点

問題

保育士 | 保育実習理論 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

保育所の3歳以上児クラスで実習中の実習生が、降園前の時間に絵本の読み聞かせと紙芝居を行うことになった。読み聞かせや紙芝居の進め方として、適切なものを3つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

※この問題は3つ選ぶ形式です。3つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。

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答え合わせ

正解は 1・3・5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は1、3、5です。紙芝居は舞台に入れ、演じ手は舞台の横に立って、画面を横に抜きながら進めます(1)。読み聞かせの前には下読みをして、内容や読み方を確かめておきます(3)。絵本は手や体で絵が隠れないように持ち、全員から見えるかを確かめます(5)。読み手が窓を背にすると、子どもは明るい窓の方を見ることになり、まぶしくて絵が見えにくくなります(2は誤り)。紙芝居は絵本のようにめくるのではなく、画面を抜いて進めるものです(4は誤り)。

1 ○ 紙芝居は、舞台(枠)に入れて演じると、画面に子どもの注意が集まりやすくなります。演じ手は画面の前に立たず、舞台の横に立って、子どもの表情や反応を見ながら演じます。場面は、画面を横に引き抜くことで進めます。

2 × 読み手が窓を背にすると、子どもたちは明るい窓に向かって座ることになり、逆光でまぶしく、絵本の絵が見えにくくなります。窓からの光が子どもの目に直接入らないよう、子どもが窓を背にする配置などを考えます。

3 ○ 下読みをしておくと、話の流れや言葉の読み方、場面に合った声の調子、ページをめくる間(ま)などを事前に確かめられます。子どもの年齢や季節、その時期の興味に合った作品かどうかも、このときに確かめます。

4 × 紙芝居は、画面を抜く(引き抜く)ことで場面を進めます。抜く速さを変えたり、途中で止めたりすることで場面の変化を表現する点が、紙芝居ならではの演じ方です。

5 ○ 読み手の手や体で絵が隠れると、子どもが話の内容を絵と結び付けて楽しむことができません。絵本を持つ位置や高さを工夫し、端の子どもからも見えるかを確かめてから読み始めます。

以上から、適切なものは1、3、5です。

絵本と紙芝居の違い 絵本は、読み手と子どもが一緒にページをめくりながら、絵と言葉を味わうものです。一方、紙芝居は「演じる」ものといわれ、演じ手が舞台の横から観客である子どもと向き合い、声や間(ま)、画面の抜き方によって物語を展開します。抜き方は作品や場面によってさまざまで、抜く速さや抜くところで、場面の展開や登場人物の動きを表します。

環境の整え方 読み聞かせの前に、子どもの座る位置(全員から見える距離と角度)、光の向き、周りの音や掲示物などの気が散る要素を確かめます。子どもが落ち着いて集中できるよう、手遊びなどで気持ちを切り替えてから始めることもあります。終わった後に感想を無理に言わせたり、内容の理解を確かめる質問を重ねたりすると、物語の余韻を損なうことがあるため、子どもの自然なつぶやきを受け止める程度にとどめます。

作品の選び方 子どもの年齢、発達、その時期の興味や関心、季節、クラスの状況、読み聞かせにかけられる時間などを考えて選びます。降園前の時間であれば、気持ちが落ち着く内容や長さの作品を選ぶといった配慮もできます。

保育所保育指針との関係 3歳以上児の領域「言葉」の内容には「絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう」が示され、内容の取扱いでは「絵本や物語などで、その内容と自分の経験とを結び付けたり、想像を巡らせたりするなど、楽しみを十分に味わうことによって、次第に豊かなイメージをもち、言葉に対する感覚が養われるようにすること」とされています。1歳以上3歳未満児の「言葉」にも「絵本や紙芝居を楽しみ、簡単な言葉を繰り返したり、模倣をしたりして遊ぶ」という内容があります。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育実習理論」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:絵本・紙芝居の演じ方の一般的な方法/保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第2章 3(2)エ(イ)⑨(ウ)③条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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