保育士

保育士 社会的養護 問18|施設における性に関する教育

問題

保育士 | 社会的養護 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

児童養護施設で暮らすBさん(中学2年生)が、夜、担当の保育士に「友達の話を聞いて、体のことでよく分からないことがある」と小さな声で打ち明けた。「児童養護施設運営指針」の「性に関する教育」に照らして、施設や保育士の対応として適切なものを2つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「社会的養護」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

※この問題は2つ選ぶ形式です。2つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。

キーボード:1〜5で選択・Enterで次へ

2つ選ぶと答え合わせ(いま0/2)

答え合わせ

正解は 2・4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は2と4です。児童養護施設運営指針は、子どもの年齢・発達段階に応じて、異性を尊重し思いやりの心を育てるよう、性についての正しい知識を得る機会を設けるとしています。また、性をタブー視せず子どもの疑問や不安に答えること、職員間で性教育のあり方を検討して学習会を行うこと、必要に応じて外部講師を招くことも挙げています。疑問に答える役を外部講師だけに回したり、学年で一律の内容にしたりする対応は指針に合いません。

1 不適切 指針は「性をタブー視せず、子どもの疑問や不安に答える」を施設の取り組みとして挙げており、外部講師は「必要に応じて」学習会に招くものとしています。疑問や不安に答えることを外部講師の役割とし、打ち明けられた保育士が答えないのは、この記述と合いません。

2 適切 指針の柱となる記述で、「子どもの年齢・発達段階に応じて、異性を尊重し思いやりの心を育てるよう、性についての正しい知識を得る機会を設ける」とされています。

3 不適切 指針は「年齢・発達段階に応じた性教育を実施する」としています。「年齢・発達段階」を「学年」に入れ替え、一律の内容とした点が、この記述と異なります。

4 適切 指針は「日頃から職員間で性教育のあり方等を検討し、職員の学習会を行う」としています。個々の職員の判断に任せず、施設として取り組む姿勢が示されています。

5 不適切 指針は「必要に応じて外部講師を招いて、学習会などを職員や子どもに対して実施する」としています。外部講師を招いた学習会の対象には、職員だけでなく子どもも含まれます。

指針の該当箇所 「性に関する教育」は、児童養護施設運営指針の第Ⅱ部各論「1.養育・支援」の中に置かれています。食生活・衣生活・住生活・健康と安全などと並ぶ、日々の養育・支援の一項目として扱われている点が特徴です。

示されている取り組み 本文は、①子どもの年齢・発達段階に応じて、異性を尊重し思いやりの心を育てるよう、性についての正しい知識を得る機会を設けるという方針の下に、性をタブー視せず子どもの疑問や不安に答える、年齢・発達段階に応じた性教育を実施する、日頃から職員間で性教育のあり方等を検討し職員の学習会を行う、必要に応じて外部講師を招いて学習会などを職員や子どもに対して実施する、という具体的な取り組みを並べています。

事例への当てはめ Bさんは夜に小さな声で打ち明けており、相談しにくい内容だと感じていることがうかがえます。その場で受け止め、年齢に応じた正しい知識を伝えることが、「タブー視しない」対応にあたります。一人で答えにくい内容であれば、職員間で共有し、施設として準備した学習の機会につなげることも考えられます。

紛らわしい点 肢1は前半の「性をタブー視せず、子どもの疑問や不安に答える」が指針の文言どおりで、答える役を外部講師に置き換えた点だけが違います。肢3は「年齢・発達段階に応じた性教育を実施する」の「年齢・発達段階」を「学年」に入れ替えています。肢5は「必要に応じて外部講師を招いて」までは指針の文言どおりで、学習会の対象を「職員や子ども」から「職員」だけに入れ替えています。指針の文言(タブー視しない、年齢・発達段階に応じる、職員の学習会、外部講師の活用)を一つずつ照らし合わせると判断できます。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「社会的養護」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:児童養護施設運営指針(平成24年3月29日 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)第Ⅱ部 1(6)性に関する教育条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

この問題の関連トピック

  • 施設における性に関する教育

関連する問題

ページの先頭へ