介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題100生活支援技術

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・生活支援技術

次の記述のうち,衣類の保管方法として,適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題100

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは5「絹製品は,タンスの上部に保管する」です。

防虫剤の成分は空気より重く、上から下へと広がっていきます。絹(シルク)は虫に食われやすく、また防虫剤の影響も受けやすい繊細な素材なので、防虫剤の成分が濃くなりすぎない、タンスの上の方に置くのがよいとされています。

たとえるなら、成分がだんだん沈んでいく性質を利用して、デリケートな衣類は上の方の棚に置いておくイメージです。

👉 覚え方:絹製品はタンスの上部に保管(防虫剤の影響を受けにくくするため)。

ほかの選択肢:1防虫剤は衣類の下ではなく上部に置く(成分が上から下へ広がる性質を利用するため)/2ドライクリーニング後のビニールカバーは、湿気がこもりやすいため外してから保管するのが適切/3汚れのひどい衣類を介護福祉職の判断で廃棄することは、本人・家族の意向を確認しない不適切な対応/4湿気を含んだ衣類はそのまま収納せず、十分に乾燥させてから収納する必要がある。

なぜこれが正解か

正解は5。防虫剤の揮発成分は空気より比重が重く、衣装ケースやタンスの上から下へと拡散していく性質があるため、虫害を受けやすく繊細な絹製品は、防虫剤の成分がより効果的に届く、あるいは他の衣類への影響を考慮した配置として、タンスの上部に保管することが適切とされる。

各選択肢の解説

  • 1 防虫剤は、衣類の下ではなく上部に置くことで、その揮発成分が重力の作用で衣類全体に行き渡るようにするのが正しい使用方法であり、「下に入れる」という記述は逆である。
  • 2 ドライクリーニング後にかけられているビニールカバーは、湿気を内部にこもらせやすく、カビの発生原因になるため、保管前に外しておくことが推奨される。
  • 3 汚れのひどい衣類であっても、それを廃棄するかどうかは本人や家族の判断・意向を確認すべき事項であり、介護福祉職が独断で廃棄することは適切でない。
  • 4 湿気を含んだ衣類をそのままたたんで収納すると、カビや虫害の原因になるため、十分に乾燥させてから収納することが基本である。

覚え方・ひっかけ注意

衣類の保管方法に関する設問では、「防虫剤は上部に置く」「ビニールカバーは外す」「湿気を取ってから収納する」「勝手に廃棄しない」という4つの原則をセットで覚えておく。

理論的背景

衣類の適切な保管方法は、素材の特性に応じた工夫が求められる。絹(シルク)は動物性タンパク質繊維であり、虫害(カツオブシムシ、イガ等の幼虫による食害)を受けやすい一方、化学的な防虫成分に対しても比較的デリケートで変色等の影響を受けやすい性質がある。防虫剤(パラジクロルベンゼン、しょうのう、ピレスロイド系等)は、揮発した成分が空気より重いため、衣装ケース内で上から下へと均等に広がる。そのため、防虫剤は衣類の上部に置くのが基本とされ、同時に、より丁寧な保管を要する高級な絹製品等は、防虫成分の影響が直接的に強くなりすぎない位置(引き出しの上段等)に置くといった配慮がなされる。また、異なる種類の防虫剤を同時に使用すると化学反応で衣類を傷めることがあるため、複数の防虫剤の併用は避けるべきとされる。

試験での位置づけ

衣類の保管方法は、生活支援技術領域の家事援助に関する頻出テーマ。防虫剤の性質(重い成分が上から下に広がる)という基礎知識を軸に、素材ごとの保管上の注意点を体系的に理解しておくことが重要。

選択肢の発展補足

衣類の整理・保管支援は、訪問介護における生活援助の一環として行われることもあり、利用者の意向(愛着のある衣類、季節の入れ替え等)を尊重しながら、適切な保管方法をアドバイスすることが介護福祉職の実践的なスキルとして求められる。

上位資格・発展

被服学・クリーニング業界の専門知識では、繊維素材ごとの適切な洗濯・保管方法(ウールマーク基準、ドライクリーニングの適応素材等)がより専門的に扱われる。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題100。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題100です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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