介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題101生活支援技術

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・生活支援技術

次の記述のうち,介護の現場で行うベッドメイキングとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題101

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは4「シーツをマットレスの下に入れるときは,手掌を下にする」です。

シーツをマットレスの下に押し込むとき、手のひら(手掌)を下に向けて差し込むことで、手の甲をマットレスやベッドフレームにこすらずに、スムーズに作業できます。

たとえるなら、手のひらを下にして滑り込ませるようにすることで、手を傷つけずに効率よく作業できるということです。

👉 覚え方:シーツを挟み込む動作=手掌を下にして行う。

ほかの選択肢:1居室の窓は閉めてではなく、ホコリを外に逃がすため換気をしながら行うことが一般的(あらかじめ窓を開けておく等)/2キャスターのあるベッドは、作業中の安全のためストッパーを外すのではなく、かけて(固定して)行う/3シーツの中心線はマットレスの端ではなく、中心に合わせる/5シーツ交換は両膝を伸ばしたままではなく、腰痛予防のため膝を曲げて腰を落として行う。

なぜこれが正解か

正解は4。ベッドメイキングでシーツをマットレスの下に押し込む際は、手のひら(手掌)を下に向けた状態で差し込むことで、手の甲を擦りむいたりベッドフレームにぶつけたりすることなく、スムーズかつ安全に作業を行うことができる。

各選択肢の解説

  • 1 居室の窓は、ベッドメイキング中に舞い上がるホコリを室外に逃がすため、換気をしながら(窓を開けて)行うことが一般的である。
  • 2 キャスター付きのベッドでベッドメイキングを行う際は、作業中にベッドが動いてしまうと危険なため、ストッパーをかけて固定した状態で行うのが基本である。
  • 3 シーツを広げる際は、シーツの中心線をマットレスの端ではなく、中心に正確に合わせることで、左右均等にシーツを敷くことができる。
  • 5 シーツ交換等の作業を両膝を伸ばしたまま前かがみで行うと、腰部に大きな負担がかかり腰痛の原因となるため、膝を曲げて腰を落とした姿勢(ボディメカニクスを意識した姿勢)で行うことが基本である。

覚え方・ひっかけ注意

ベッドメイキングの基本手順(換気、ストッパーの固定、中心線の位置合わせ、手掌を下にした差し込み、腰を落とした姿勢での作業)は、いずれも「安全性」「作業効率」「介護者自身の身体保護(腰痛予防)」という視点から導かれる原則として整理して覚える。

理論的背景

ベッドメイキングは、日常的に行われる基本的な生活支援技術でありながら、正しい手順を踏まないと、シーツのしわ(褥瘡のリスク要因となる)、作業の非効率、介護者自身の身体的負担(腰痛)につながるため、体系的な技術習得が重要である。シーツをマットレスの下に押し込む際に手掌を下にする理由は、手の甲でマットレスやベッドフレームの角を擦ると、摩擦や打撲による負傷のリスクがあるためである。また、ベッドメイキング全体を通じて、ボディメカニクス(身体力学)の原則(重心を低くする、支持基底面を広くとる、大きな筋群を使う等)を意識した姿勢での作業が、介護職員の腰痛予防(第37回 問69の労働安全衛生とも関連)にとって重要である。

試験での位置づけ

ベッドメイキングの基本手順は、生活支援技術領域の頻出テーマ。介護技術の基本動作であるがゆえに、細部の正確な理解(手の向き、姿勢、固定の有無)が問われやすく、本問のような複数の手順の中から正しいものを選ぶ出題形式に慣れておくことが重要。

選択肢の発展補足

シーツにしわやたるみがあると、皮膚への摩擦やずれ応力が生じ、褥瘡のリスクを高めるため、ぴんと張った状態でシーツを敷く技術(角の処理:三角コーナー、四角コーナー等)も、ベッドメイキングの重要な技術要素である。

上位資格・発展

看護技術・介護技術教育の専門領域では、ボディメカニクスの8原則(支持基底面を広くする、重心を低くする、対象に近づく等)に基づく、ベッドメイキングを含む様々な介護動作の身体力学的分析がより体系的に扱われる。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題101。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題101です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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