介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題108介護過程

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・介護過程

次の記述のうち,介護過程の展開における評価の説明として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題108

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 3
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは3「目標の達成状況を評価する」です。

介護過程の評価では、立てた目標(短期目標・長期目標)に対して、実際にどこまで達成できたかを確認することが中心的な内容になります。

たとえるなら、目指していたゴールに、今どれくらい近づけているかを確認する作業です。

👉 覚え方:介護過程の評価=目標の達成状況を確認すること。

ほかの選択肢:1他の利用者と比較して評価することは、個別性を重視する介護過程の考え方に反する/2短期目標の評価をもって介護過程の展開全体を終了するわけではなく、再アセスメント・計画の見直しを通じて継続していく/4評価日は介護計画の実施「後」に検討するのではなく、計画立案の段階であらかじめ設定しておく/5介護計画を修正した場合も、その後の支援について引き続き評価を行う必要があり、評価を省略してはならない。

なぜこれが正解か

正解は3。介護過程の展開における評価は、介護計画に設定した目標(短期目標・長期目標)に対して、実際にどの程度達成できたかという達成状況を確認することが中心的な内容である。

各選択肢の解説

  • 1 評価は、あくまでその利用者個人の目標達成度に基づいて行うべきであり、他の利用者と比較することは、個別性を重視する介護過程の基本理念に反する。
  • 2 短期目標の評価を行った後も、必要に応じて再アセスメント・計画の見直しを行い、介護過程は継続的に展開されるものであり、評価の実施をもって展開全体が終了するわけではない。
  • 4 評価を行う時期(評価日)は、介護計画を実施した後に検討するのではなく、計画立案の段階であらかじめ設定しておくことが、計画的な評価を行う上で重要である(第36回 問107の評価基準の設定時期とも一貫する)。
  • 5 介護計画を途中で修正した場合であっても、その後の支援内容について引き続き評価を行う必要があり、評価を省略することは適切でない。

覚え方・ひっかけ注意

介護過程の評価に関する設問では、「他者と比較」「評価をもって終了」「評価時期を後から決める」「評価を省略する」といった選択肢は誤答になりやすい。「目標の達成状況を確認する」という評価の本質的な内容を軸に判断する。

理論的背景

介護過程の評価は、PDCAサイクルの「Check(評価)」の段階にあたり、①設定した目標がどの程度達成されたか(アウトカム評価)、②支援内容・方法が適切であったか(プロセス評価)、③利用者の満足度(第36回 問107)を含む多角的な視点から行われる。評価の結果、目標が達成されていれば新たな目標の設定へ、達成が不十分であれば再アセスメント(なぜ達成できなかったのかの分析)と計画の修正へと、介護過程は循環的に展開されていく。評価の時期・基準は、計画立案の段階であらかじめ明確に定めておくことで、恣意性を排除した客観的な評価が可能になる。介護計画の修正が行われた場合も、修正後の新たな目標・支援内容について、引き続き評価のサイクルを継続することが重要である。

試験での位置づけ

介護過程の評価の基本原則は、介護過程領域の最頻出テーマ。第36回 問107(利用者の満足度を踏まえた評価)とあわせて、評価の内容(達成状況+満足度)、時期(あらかじめ設定)、継続性(省略しない、他者と比較しない)を体系的に理解しておくことが重要。

選択肢の発展補足

評価の結果は、次のアセスメント・計画立案にフィードバックされ、介護過程の質を継続的に向上させる循環的なプロセスの一部として機能する。この循環性こそが、介護過程を「一度きりの計画」ではなく「生きたプロセス」たらしめる本質である。

上位資格・発展

ケアマネジメント論の分野では、評価のための具体的な指標設計(アウトカム指標、プロセス指標)や、多職種による評価会議(サービス担当者会議でのモニタリング)の運営方法がより体系的に扱われる。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題108。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題108です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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