介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題6人間関係とコミュニケーション

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・人間関係とコミュニケーション

B介護老人福祉施設に,学校を卒業したばかりの元気なC介護福祉職が加わった。2 か月後,ユニットリーダーが,「最近,C介護福祉職に笑顔が少ない。 いつもとちがう様子だ」と,フォロワーであるD介護福祉職に話した。D介護福祉職はチームの一員として何ができるのかを考えた。 D介護福祉職が最初に行うフォロワーシップとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題6

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 2
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは2「ユニットリーダーが気になっていることを詳しく聞く」です。

D介護福祉職はチームの一員として、まずはユニットリーダーから「Cさんの様子がおかしい」という話をもっと詳しく聞くことから始めます。いきなり自分で判断して動くのではなく、情報をしっかり集めるのが最初のステップです。

たとえるなら、「あの子最近元気ないよね」と友達に言われたら、まず「どんなふうに?」と詳しく聞いてから動くのと同じです。

👉 覚え方:フォロワーシップの第一歩は「情報を詳しく聞く」こと。

ほかの選択肢:1 励ますのはまだ状況把握前で早い/3 情報共有もまだ状況把握前で早い/4 施設長への相談を先に飛ばすのは順序が違う/5 介助方法を教えるのは今回の悩みの内容とズレている。

なぜこれが正解か

正解は2。D介護福祉職がフォロワーシップを発揮する最初のステップは、ユニットリーダーから「C介護福祉職に笑顔が少ない」という気になる点をより詳しく聞き、状況を正確に把握することである。情報収集を経ずに行動に移ると、的外れな対応になるリスクがある。

各選択肢の解説

  • 1 C介護福祉職を励ます対応は、状況を十分把握する前に行うと表面的な対応になりかねない。
  • 3 ユニット内での情報共有も、まずリーダーからの情報を正確に把握したうえで行うべき次のステップ。
  • 4 施設長への指示依頼は、現場レベルでの状況把握・対応を飛ばした過剰な対応。
  • 5 介助方法を教えることは、C介護福祉職の様子の変化(笑顔が少ない)という悩みの内容と直接結びつかない対応。

覚え方・ひっかけ注意

「〇〇が最初に行うべきこと」という設問形式では、具体的なアクション(励ます・教える・指示する)より先に「情報収集・状況把握」を選ぶのが定石。フォロワーシップ・リーダーシップいずれの事例でも共通するパターン。

事例の読み取り

新人のCさんが、入職2か月で笑顔が少なくなった。ユニットリーダーがフォロワーのDさんに、そのことを話した。Dさんが「最初に行う」フォロワーシップを選ぶので、順序が条件になっている。

2が正しい理由

フォロワーシップは、リーダーを支え、チームの目標に向けて主体的に貢献するメンバーの姿勢や行動である。リーダーから気づきを聞いたDさんは、まずリーダーが何を見て、どう感じているかを詳しく聞いて、状況を正しく把握する。把握が不十分なまま励ましたり、情報を広げたりすると、Cさんを傷つけたり、噂のように広がったりする恐れがある。

誤りの選択肢の論点

  • 1 元気を出すように励ますのは、原因を知らないままの声かけで、本人の負担になることもある。
  • 3 状況をほかのメンバーへ速やかに共有するのは、事実の確認の後に必要に応じて行う次の段階である。本人のプライバシーにも配慮が要る。
  • 4 施設長に指示をお願いするのは、現場で取れる対応を飛ばした依頼である。
  • 5 介助の方法を教えることは、笑顔が少ないという変化の原因が技術にあるという根拠がない。

「最初に」を問う設問のコツ

「最初に行う対応」を問う設問では、行動を起こす前の情報収集と状況の把握が正解になることが多い。励ます、教える、指示する、共有するなどの行動は、把握の後に続く。

リアリティショック

理想と現実の差に直面して、意欲や自信を失う現象を、リアリティショックという。入職して数か月の新人に起こりやすい。早く気づき、話を聞く機会をつくることが、離職の防止につながる。

フォロワーシップの意義

ケリーは、模範的なフォロワーは、自分で考え、積極的に関わる存在だとした。リーダーが全員の状態を把握し続けるのは難しいため、メンバーが気づきを伝え合うことが、チームの力になる。報告・連絡・相談を、リーダーの方向からも、メンバーの方向からも行える職場が望ましい。

試験での位置づけ

リーダーシップとフォロワーシップは、対の概念として出る。リーダーを批判するのでも、指示を待つだけでもなく、主体的に支える行動を選ぶ。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題6。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題6です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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