危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問74|給油取扱所の基準

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

給油取扱所(給油所)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

誤りはエです。給油取扱所では洗浄・点検整備等を基準のもとで行うことができます(いっさい禁止ではない)。

  • ア(正): 間口10m以上・奥行6m以上の給油空地が必要。
  • イ(正): 給油は固定給油設備、灯油・軽油の詰替え等は固定注油設備。
  • ウ(正): 給油空地は舗装・蒸気滞留防止。
  • エ(誤): 点検・整備や洗浄の作業場は設けることができる。
  • オ(正): みだりに火気を使用しない。

「給油取扱所=給油空地(10m×6m)/点検・整備・洗浄の作業場は設置可」を押さえます。

給油取扱所の基準:

給油取扱所はいわゆるガソリンスタンドで、給油設備によって自動車等の燃料タンクに直接給油するため危険物を取り扱う取扱所です(危政令第3条第1号。基準は第17条)。

  • ア(正): 固定給油設備のホース機器の周囲に、間口10m以上・奥行6m以上の給油空地を保有する(第17条第1項第2号)。
  • イ(正): 給油設備はポンプ機器とホース機器からなる固定給油設備(同第1号)。灯油・軽油を容器に詰め替え、または車両に固定されたタンク(4,000L以下)に注入するのは固定注油設備(同第3号)。
  • ウ(正): 給油空地・注油空地は、漏れた危険物が浸透しない舗装をし(同第4号)、危険物や可燃性蒸気が滞留せず空地外へ流出しない措置を講じる(同第5号)。
  • エ(誤): 給油取扱所に設けられる建築物の用途として、自動車等の点検・整備を行う作業場と洗浄を行う作業場が定められている(危規則第25条の4第1項)。洗浄設備等は総務省令で定めるところにより設ける(第17条第1項第22号)。「いっさい行ってはならない」は誤り。
  • オ(正): 製造所等ではみだりに火気を使用しない(第24条第2号)。

引っかけパターン: 点検・整備・洗浄をいっさい禁止とする(本問のエ)、給油空地の数値を誤る、固定注油設備で自動車に給油するとする。「給油空地10m×6m/作業場は設置可/みだりに火気を使用しない」を固定します。

【理論的背景】

給油取扱所は、不特定多数の人や車両が出入りし、第一石油類(1気圧で引火点21℃未満。消防法別表第一備考)に当たるガソリンを直接扱う取扱所です。そのため、空地・舗装・設備・建築物の用途まで細かく基準が定められています。乙四では、給油空地の数値(間口10m・奥行6m)、固定給油設備と固定注油設備の役割、建築物の用途、火気の扱いが問われます。

【給油取扱所の基準の整理】(危政令第17条第1項)

  • 固定給油設備(第1号): ポンプ機器及びホース機器からなる固定された給油設備。
  • 給油空地(第2号): ホース機器の周囲に、自動車等に直接給油し給油を受ける自動車等が出入りするための空地。間口10m以上・奥行6m以上。
  • 注油空地(第3号): 灯油・軽油を容器に詰め替え、または車両に固定された4,000L以下のタンクに注入する固定注油設備を設ける場合に、給油空地以外の場所に保有。
  • 舗装・滞留防止(第4号・第5号): 浸透しない舗装をし、危険物・可燃性蒸気が滞留せず空地外へ流出しない措置。漏えいした危険物は貯留設備に収容する(危規則第24条の17)。
  • 建築物(第16号・危規則第25条の4): 給油・詰替えの作業場、事務所、自動車等の点検・整備を行う作業場、自動車等の洗浄を行う作業場、所有者等の住居、店舗・飲食店等の用途に限って設けられる。

【取扱いの基準との接続】

  • 給油するときは固定給油設備で直接給油し、自動車等の原動機を停止させる(危政令第27条第6項第1号イ・ロ)。
  • 給油するとき等は、固定給油設備等の周囲の総務省令で定める部分で、他の自動車等の駐車を禁止し、点検・整備・洗浄を行わない(同号リ)。洗浄に引火点を有する液体の洗剤は使用しない(同号ヲ)。
  • 顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所の取扱基準は、同号の例によるほか総務省令で定める(同項第1号の3)。

【試験での位置づけ】

核心は、(1)給油空地=間口10m以上・奥行6m以上、(2)自動車等への給油は固定給油設備、灯油・軽油の詰替え等は固定注油設備、(3)給油空地は舗装・蒸気滞留防止、(4)点検・整備・洗浄の作業場は設置可(いっさい禁止ではない。ただし給油時の周囲部分では行わない)、(5)みだりに火気を使用しない、です。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(正): 給油空地は間口10m以上・奥行6m以上(第17条第1項第2号)。
  • イ(正): 固定給油設備=給油、固定注油設備=灯油・軽油の詰替え・注入(同第1号・第3号)。
  • ウ(正): 舗装・滞留防止(同第4号・第5号)。
  • エ(誤): 点検・整備・洗浄の作業場は危規則第25条の4第1項で認められた用途。
  • オ(正): 製造所等ではみだりに火気を使用しない(第24条第2号)。

【根拠法令】危険物の規制に関する政令第3条第1号・第17条第1項・第24条・第27条第6項第1号、危険物の規制に関する規則第24条の17・第25条の4、消防法別表第一備考。

【補足】給油取扱所の給油空地=間口10m以上・奥行6m以上。給油は固定給油設備、灯油・軽油の詰替え等は固定注油設備。給油空地は舗装・蒸気滞留防止。点検・整備・洗浄の作業場は設置可。みだりに火気を使用しない。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 危険物の規制に関する政令第17条第1項・第24条・第27条第6項第1号、危険物の規制に関する規則第25条の4。給油取扱所は間口10m以上・奥行6m以上の給油空地を保有。自動車等への給油は固定給油設備、灯油・軽油の容器詰替え等は固定注油設備。給油空地・注油空地は舗装し、危険物・可燃性蒸気の滞留を防ぐ。自動車等の点検・整備や洗浄を行う作業場は、給油取扱所に設けることができる建築物の用途として定められている(いっさい禁止ではない)。製造所等ではみだりに火気を使用しない。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

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