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社会福祉士 第36回 問題1人体の構造と機能及び疾病

問題

社会福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年2月4日(日)実施・人体の構造と機能及び疾病

成熟時の発達を100 %としたスキャモン(Scammon, R.)の臓器別発育曲線に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題1

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 2
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 2 です。

スキャモンの臓器別発育曲線は、体の各部分が成長する速さが臓器によって違うことを、成熟したときの発達を100%として示した図です。身長や体重、筋肉、内臓などをまとめた「一般型」は、乳幼児期に急に伸び、学童期はゆるやかになり、思春期にまた急に伸びて大人の水準に達します。この形がアルファベットのSに似ているので「S字型カーブ」と覚えます。

たとえるなら、一般型は「ゆっくり、急に、またゆっくり」と伸びていく成長のグラフです。

覚え方:一般型=S字、神経型=早い(幼児期に大人に近づく)、リンパ型=思春期に大人を超える、生殖型=思春期から急増。

正解は 2 です。

スキャモンの臓器別発育曲線は、成熟時(20歳)の発達を100%として、一般型・神経型・リンパ型・生殖型の4つの発育パターンを示したものです。

  • 1 誤り。基準になっているのは25歳ではなく、成熟時である20歳の値です。
  • 2 正しい。身長・体重・筋肉・内臓などの一般型は、乳幼児期と思春期に急増するS字型カーブを描きます。
  • 3 誤り。リンパ型(胸腺・リンパ節など)は学童期に急増し、12歳頃には成人の約2倍(200%)近くに達してから下がります。90%ではありません。
  • 4 誤り。神経型(脳・脊髄など)は乳幼児期に急速に発達し、就学前までに成人値の大部分(8〜9割)に達します。12歳頃に最も発達するのではありません。
  • 5 誤り。生殖型(生殖器など)は12歳頃にはまだ成人値に比べてかなり低く、思春期以降に急増します。70%ではありません。

4つの型の「いつ伸びるか」を、図の形とセットで押さえておくことがポイントです。

図の読み方

スキャモンの曲線は、20歳時点の値を100%とし、出生から20歳までの各臓器の相対的な発育量をなぞった図です。縦軸は「成人値に対する割合」で、年齢ごとの絶対的な大きさではない点に注意します。この図は「どの時期にどの領域が伸びるか」を示すもので、ライフステージごとの支援の優先順位を考える際の基礎知識として出題されます。

4つの型

  • 一般型:身長・体重・骨格・筋肉・呼吸器・消化器などの発育。乳幼児期の急伸、学童期の緩やかな伸び、思春期の第二次発育急進という二つの山をもつS字型です。
  • 神経型:脳・脊髄・感覚器など。出生後に急速に伸び、就学前までに成人値の大部分(8〜9割)に達します。幼児期の学習や環境刺激が重要とされる根拠のひとつです。
  • リンパ型:胸腺・リンパ節・扁桃など免疫に関わる組織。学童期に急増して12歳頃に成人値を大きく上回る約200%に達し、その後に低下します。
  • 生殖型:精巣・卵巣・子宮など。小児期はほぼ横ばいで、思春期に急上昇して成人値に至ります。

誤りの肢の論点

1は基準年齢の取り違えです。「成熟時」の100%が20歳であることを確認します。3はリンパ型と神経型の数値の混同、4は神経型が「早熟型」であることの見落とし、5は生殖型が「遅れて伸びる型」であることの取り違えです。いずれも、曲線の形(いつ立ち上がり、いつピークか)を言葉に直して覚えると取り違えを防げます。

似た用語との違い

スキャモンの曲線は「臓器・組織ごとの発育パターン」を示すもので、発達段階を区切るピアジェの認知発達段階やエリクソンの発達課題とは別の枠組みです。また、身長・体重の成長曲線(標準的な年齢別の身長・体重の分布)とも異なります。出題では「型の名称」「ピークの時期」「100%の基準」の3点が問われやすく、特に神経型の早熟さと、リンパ型が成人値を超える点が頻出です。思春期の変化を説明する場面でも、一般型の第二次発育急進と生殖型の急増を組み合わせて理解しておくと、人体の構造と機能の他分野の問題にもつながります。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題1。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」の問題1です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

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