社会福祉士

社会福祉士 第37回 問題37権利擁護を支える法制度

問題

社会福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年2月2日(日)実施・権利擁護を支える法制度

次のうち,三親等の親族として,正しいものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回社会福祉士国家試験(令和6年度)」問題37

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 5

親族の親等は、世代を数えて決めます。甥(兄弟姉妹の子)は自分から見て三親等の血族です。その配偶者は「三親等の姻族」になるので、5が正しい答えです。

ほかの選択肢の親等:

  • 祖母:自分→親→祖母で、二親等の血族。
  • 配偶者の姉:配偶者の兄弟姉妹なので、二親等の姻族。
  • いとこ:自分→親→祖父母→おじ・おば→いとこで、四親等の血族。
  • 弟:自分→親→弟で、二親等の血族。

👉 覚え方:横の親族(傍系)は「共通の祖先までのぼって、また下りる」回数を数える。配偶者側の親族は、配偶者と同じ親等の姻族になる。

正解は 5

根拠:民法第726条は、親等は世代数を数えて定め、傍系親族は一方から同一の祖先にさかのぼり、そこから他方に下るまでの世代数によるとしています。甥は「自分→父母(1)→兄弟姉妹(2)→甥(3)」で三親等の血族。その配偶者は、甥と同じ親等の姻族となるため、三親等の姻族です。

各選択肢

  • 1 誤り。祖母は直系血族で、自分→父母→祖父母の二親等。
  • 2 誤り。配偶者の姉は、配偶者から見て二親等の血族なので、自分から見て二親等の姻族。
  • 3 誤り。いとこは、共通の祖先である祖父母までのぼって2、おじ・おばに下りて3、いとこで4となり、四親等の血族。
  • 4 誤り。弟は父母までのぼって1、そこから下りて2で、二親等の血族。
  • 5 正しい。

民法第725条により、親族は「六親等内の血族・配偶者・三親等内の姻族」です。姻族は「配偶者の血族」と「血族の配偶者」の二通りがあり、親等はいずれも元になる血族の親等と同じです。家系図を描いて数えると確実です。

正解は 5

根拠条文

  • 民法第725条(親族の範囲):「六親等内の血族」「配偶者」「三親等内の姻族」を親族とする。
  • 民法第726条(親等の計算):親等は世代数で数え、傍系親族は一方(またはその配偶者)から同一の祖先にさかのぼり、その祖先から他方に下るまでの世代数による。

計算の考え方

  • 直系:上下に数える(父母・子=1、祖父母・孫=2、曽祖父母・曽孫=3)。
  • 傍系:共通の祖先までのぼる世代数+下りる世代数(兄弟姉妹=2、おじ・おば・甥・姪=3、いとこ=4)。
  • 姻族:配偶者の血族、または血族の配偶者。親等はその血族の親等と同じ(配偶者の父母=1、配偶者の兄弟姉妹=2、甥の配偶者=3)。
  • 配偶者自身には親等がない。

誤りの肢の掘り下げ

  • 1 祖母:直系血族の二親等。扶養義務(民法第877条第1項:直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養義務)の対象になる点も関連して出る。
  • 2 配偶者の姉:二親等の姻族。姻族関係は離婚により終了し、配偶者の死亡後は生存配偶者が姻族関係終了の意思表示をしたときに終了する(民法第728条)。
  • 3 いとこ:四親等の血族で親族には入るが、三親等内ではない。婚姻が禁止される近親(直系血族・三親等内の傍系血族)に当たらず、いとこ同士の婚姻は可能(民法第734条)。
  • 4 弟:二親等の傍系血族。

関連論点(社会福祉士で頻出)

  • 成年後見等の申立権者:本人、配偶者、四親等内の親族、検察官、市町村長など。いとこ(四親等)も申立てができる。
  • 扶養義務:直系血族と兄弟姉妹は絶対的扶養義務、三親等内の親族は家庭裁判所が特別の事情があると認めたときに扶養義務を負う(民法第877条第2項)。生活保護の扶養照会の範囲とも関連する。
  • 「姻族」と「血族の配偶者」を図に描けるかどうかで正答率が大きく変わります。

解き方

家系図を描き、自分を0として、のぼる・下りるごとに1を足すのが最も確実です。姻族は「配偶者の位置に自分を置き換えて数える」、または「血族の親等をそのまま使う」と考えるとミスがなくなります。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回社会福祉士国家試験(令和6年度)」の問題37です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

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